必勝!医学部入試

「三つのポリシー」理解せずして志望校は決められない
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 ◇適正を大学が評価

 「アドミッション・ポリシー」に書かれている適正が受験生にあるかどうかについて、大学側はどのように評価しているのでしょうか。

 医学部の場合には、一般入試を含めて全ての大学で面接試験があります。また、願書提出時には、志望動機書や自己推薦書を提出しなければならない大学も多くあります。

 つまり、大学の「アドミッション・ポリシー」が受験生の「医師志望の理由」「本学志望の理由」「将来の医師像」などと一致しているかを面接試験などを通して評価をすることになります。志望動機書や自己推薦書は、面接試験の際の資料として使用されます。これらを作成する時点から試験は始まっていると考えましょう。

表2

 志望校が決まっている人は、自分が受験する大学の「アドミッション・ポリシー」を中心に「三つのポリシー」を見てみましょう。そして、早めに志望動機書を書いてみることは、モチベーションのアップにつながり、併せて面接試験の対策にもなります。もし「三つのポリシー」を熟読してもピンとこなかった場合には、「建学の精神」や「学是・校是」「学長・学部長の挨拶」などにも、たいへん参考になる内容が書かれています。

 ◇面接試験で触れる大学も!

 2019年度の医学部の面接試験では、面接官から「アドミッション・ポリシー」そのものについて質問をされたり、面接試験会場で「アドミッション・ポリシー」の用紙を渡され意見を求められたりする大学もありました。

 面接試験は、英語や数学のように客観的な採点が難しいこともあり、昔は面接官が主観的に判断する場合もあったと思います。ところが、昨年夏以降に発覚した医学部不正入試の影響で、面接試験はできる限り客観的に採点しようとする大学が増えたのではないでしょうか。

 繰り返しますが、志望校を決めるにあたっては、できる限り早い時期に「アドミッション・ポリシー」を中心に「三つのポリシー」を熟読して理解しましょう。そして、自分なりの意見をまとめておけば、志望動機書や自己推薦書の作成、面接試験の対策にもなります。(医系専門予備校メディカルラボ 山本雄三)

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