必勝!医学部入試

知って得する試験日程と科目
私学1次は2月上旬までが勝負【必勝!医学部入試】

 大学入試センター試験まで、残すところ2カ月を切りました。2020年度は1月18日、19日に実施されますが、私立大学の1次試験は、翌々日の21日から始まります。医学部は、国際医療福祉大学と愛知医科大学が最初となります。これ以降、前期試験だけを見れば2月19日の慶応義塾大学まで続きます。

 ◇重複の選択で変わる合格率

 1次試験日程表をご覧いただくとわかる通り(表1)、2月5日までに4大学を除いた私立大学前期の1次試験が終わります。1次試験だけでも、1月25日、26日、29日、2月1日、2日には、3大学の医学部1次試験日が重複します。試験日が重複すれば、受験生が分散します。

表1※2020年度医学部1次試験日カレンダー(1月~2月。3月は省略)

 ここで注意していただきたいのは、重複受験する際には、どの大学を選択するのかによって合格率が大きく変わってくることです。医学部合格を第1目標とする場合、入試難易度だけに考えが向かいがちですが、大学ごとに異なる出題傾向や試験科目も考えて、最も合格可能性が高い大学を受験することをお勧めします。

 他大学とは違う1次試験日を設定しているのは、帝京大学と東海大学です。帝京大学は、1月27日、28日、29日に実施しますが、どこか1日だけでも、2日だけでも、3日全てでも、自分の都合のよい日に受験できます。東海大学も2日間、試験日を設定しています。複数日を受験するメリットは試験問題慣れや試験会場慣れなどです。

 ◇現役生の受験校数

 私立大学の医学部入試は、1次試験に合格をすれば2次試験を受験できます。今回の日程表は、2次試験の試験日を掲載していません。私立大学の2次試験は一部を除いて複数日設けられていて、その中から選択できますが、それでも1次試験に複数合格した場合には、他大学の1次試験や2次試験と重複する可能性もあります。

 では、どのように受験校を選定するのか。私立大学は志願者倍率が著しく高く、どの大学も難度が高いため、まずは1次試験に合格することが先決ですから、一般的には1次試験を中心に受験スケジュールを組み立てます。1次試験に合格をして、どこか別の大学の試験と重複をしたら、その時にどのようにするかを考える方がよいかと思います。

 ところで、私立大学専願者の場合、一般入試の出願校数は6~10校ほどになります。高卒生の方が受験校数は多くなりますが、2020年度はセンター試験が最後の年となり、安全志向が働く可能性があるため、現役生が受験校数を増やすかもしれません。

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