必勝!医学部入試

知って得する試験日程と科目
私学1次は2月上旬までが勝負【必勝!医学部入試】

 ◇科目に特徴のある医学部

 一般入試における医学部個別試験の一般的な試験科目は、英語・数学ⅠⅡⅢAB、理科2科目です。

 ところが、この原則から外れる大学もあります。そのような大学を、表2にまとめています。国公立大学前期で、理科を課さない大学が6大学もありますが、一方で物理・化学を必須受験しなければならない大学もあります。個別試験ではありませんが、佐賀大学前期は、センター試験で物理と化学で受験しなければなりません。

票2

 また、私立大学は、数Ⅲを課さない大学や、帝京大学のように試験科目の選択に自由度が高い大学もあります。帝京大学だと、英語・国語・生物の3科目で受験可能です。ただし、試験科目の少ない大学に絞って受験勉強に専念すると受験校が限られてきますので注意が必要です。

 ◇ストレスを減らそう!

 受験生にとっては、勉強ばかりがストレスだとは限りません。地元以外の大学を受験する場合には、知らない土地で初めて経験することも多く、大きなストレスを受ける可能性もあります。そして、試験会場で自分の能力を最大限に発揮できないことにつながります。

 センター試験終了から2月中旬までは、医学部だけでなく文系学部を含むすべての大学で入学試験が続きます。この時期は、中国の春節と重なることから海外からの観光客も多数訪れます。入試の時期ではなくても、日本全国で大学近隣の宿泊施設は不足しており、予約が取りづらい状況です。

 特に関東や関西地方を中心に大学がある都市では、既に今の時期から予約でいっぱいの可能性もあります。朝のラッシュ、雪や事故などによる交通機関の乱れを避けるために、関東在住の受験生でも試験会場の近くに宿泊をする人もいます。

 ◇何事にも十分な余裕と準備を

 関東地方以外の人で、東京の交通網に慣れていない受験生も多いでしょう。このことも関係して、最近は保護者が受験生に同行するケースが多いようです。

 試験日前日に手ごろな宿泊先を見つけられず、高級ホテルのスイートルームに宿泊するなんてことにならないように、早めに受験校を決定し、併せて宿泊先を予約しましょう。飛行機などの交通機関も早くから予約すれば、早割りなどを利用できるために価格も安く、効率よく移動することが可能になります。

 宿泊や交通機関について多くの場合、保護者が予約などの手配を行うと思います。もし、これらの手配に不慣れな保護者や多忙のため時間が取れない場合には、旅行会社に依頼しましょう。最も効率のよいルートや宿を考えてくれることもあります。

 受験校決定から受験が終了するまで、勉強だけではなくて何事も十分な時間的余裕と準備を万全にすることで、来春の医学部合格を確実なものにしましょう。(医系専門予備校メディカルラボ 山本雄三)

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