必勝!医学部入試

コロナ禍の夏休み!医学部合格のために必要なこと

 まもなく夏休みが始まります。新型コロナウイルス感染症の影響は、夏休みの受験勉強にも大きな影響を与えます。これまで先輩たちが実践した王道的な勉強法が、通用しないことも考えられます。昔から「夏を制する者は受験を制す」と言われるように、高3生の受験生にとってはたいへん重要な期間となります。もちろん12月以降の入試直前期も大切ですが、12月から勉強を開始しても医学部をはじめとする難関大学の合格はほぼ不可能です。

東芝が開発したオンライン授業向け音声自動字幕システム。[同社提供]2020年06月09日【時事】

 ◇これまでと異なる?

 これまでも授業進度は高校ごとに違いました。全国的には、公立高校は高3生の12月初旬頃までに、受験で必要となる全ての学習を終えます。私立の中高一貫校や公立高校などの一部では、高校2年生終了までに全ての、あるいは数学や理科などの理系科目を中心に学習を終えています。

 今年はコロナ禍のために、少し事情が異なってきます。緊急事態宣言が出される前から、高校によっては3月から5月末頃まで休校となり自宅学習を余儀なくされました。私立高校の一部では、3月初旬からオンライン授業で学習をしていた人もいました。

 ただし、多くの場合は高校から宿題を出される場合が多かったようです。内容は高校によって違いがあり、未履修範囲の予習やこれまで学習したことの復習であったり、宿題提出後の対応も異なったりしました。

 休校の影響は、大きな学力格差を生むでしょう。自分一人で自宅に籠って勉強することが、いかにたいへんであるかを実感した人も多かったと思います。分からないことを先生や友人に相談して解決できないことが、勉強を進める上でいかに苦痛かつ非効率であるかが身にしみた人も多かったでしょう。

 世界中の人々にとって想定外のでき事であるため、高校を責めることはできません。今後、もし新型コロナウイルス感染の第2波が起きた場合には、オンライン授業の活用を含めて、高校ではどのようにすればよいのか最良の方法を模索していると思います。みなさんも第2波を想定して今後の勉強方法を考えなければなりません。

緊急事態宣言が解除され、再開された県立青森北高校に登校する生徒=青森市、2020年05月07日 【時事】

 今年の4月から浪人をしている複数の生徒とこの期間の受験勉強の話をしましたが、ピンチをチャンスと考えて受験終了後から勉強に専念している人が多くいます。共通テストが始まることにも危機感を持っていて、例年以上に勉強に力は入っていると感じました。

 ◇それでも挽回できる!

 高校では夏休みを返上して、休校期間中にできなかった授業を課外授業で実施する場合が多いかと思います。その場合には、昨年までの夏休みとは大きく勉強方法が異なってきます。自由に使える学習時間が少なくなるからです。

 受験生である高3生ならば、課外授業とは別にプラスアルファで受験を意識した自分独自の受験勉強がとても重要になります。課外授業の勉強に追われて夏休みが終了する高校3年生も多いでしょうが、それでは来春の医学部合格可能性は低くなります。しかし、夏休みに頑張って自分に必要とされる受験勉強を行えば、他の受験生と学力面での差をつけることができます。

 ◇夏休みは三つのことを意識する

 どのようなことに注意をして夏休みの学習計画を考えれば良いのか?以下の三つは意識してほしいことです。

(1)苦手科目・苦手分野の克服
(2)志望校の最新の過去問を1年分だけ解いてみる
(3)数学と理科の教科書の後半分野を意識する

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