治療・予防

予防プロジェクト「TASK―AF」
心房細動による脳卒中(下)

 ◇脈測定で早期発見を

 TASK―AFは「心房細動連携手帳」を独自に製作、診療への導入を行っている。この手帳は、病気や治療の基礎知識をまとめた「心房細動とは」、毎日の服薬状況や血圧測定値を記録する「服薬・血圧測定カレンダー」、医師や薬剤師が記入する「医療連携パス」―の3部構成。

 患者自身が病気や治療のことを正しく理解し、自己管理の意識を持って、専門医とかかりつけ医、薬剤師も情報を共有しながら相互の連携を深めることが狙い。「脳梗塞、地域で防げ!」を合言葉に、同区から脳梗塞患者を1人でも減らすよう、地域ぐるみで取り組んでいる。

 「まずは心房細動の早期発見が重要です。脈の乱れがないか、自分で脈を取る習慣を付けてください。健康診断での心電図や、不整脈検知機能を持つ市販の自動血圧計などでも見つかります」と語る赤尾診療部長。「心房細動が見つかったら、症状がなくても医療機関を受診してください。心房細動は千差万別。医師と相談しながら自分に最適な方針を立てて、治療を継続することがとても大切です」と訴えている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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