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免疫力アップで花粉に勝つ=ヨガ、トマト、ヨーグルト

 今年も花粉のシーズンが到来した。マスクや空気清浄機など花粉を避ける予防対策に加え、免疫力を付けて花粉に強くなることも大切だ。比較的やりやすい方法を幾つか紹介しよう。

 花粉症のようなアレルギー反応は、自律神経が乱れていると起こりやすい。自律神経には、緊張しているときに活発になる「交感神経」とリラックスしているときに働く「副交感神経」がある。特に花粉症の症状の一つである鼻詰まりは副交感神経が優位になったときに起こりやすい。心身共に健康的な状態を保つには、この二つのバランスを整えて自律神経を安定した状態に保つ必要がある。

 世界三大伝統(自然)医学であり、ヨガの姉妹学派である「アーユルヴェーダ」の学説では、自然界の五元素(空間、風、火、水、大地)が人間の心と体に大きく影響しているという。この五つのうち、花粉症の症状である鼻水や鼻詰まりの症状は、「粘液過剰」によって起きる。つまり、「水」が過剰になり、溢れている状態だ。これを元に戻すためには、適度な運動をして「水」を外に出し、ポーズをとりながら意識的に深い呼吸を行う、ヨガからのアプローチが有効だ。

 ◇自律神経整える 
 体の不調のほとんどは、自律神経のアンバランスによって起こる。自律神経系を整えるメソッドであるヨガを取り入れることで、アレルギーなど慢性的な不調が改善されるという。

 スタジオ・ヨギーのインストラクター、今津貴美さんによると、ヨガが花粉症に有効とされるポイントの一つは、粘液過剰の状態から呼吸を深めながら身体を動かすことで老廃物を外に出し、体液の流れをスムーズにすることだ。さらに、ヨガのポーズをすると体が反応し、それを深呼吸でコントロールする。深呼吸は交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態に変えるため、自律神経が安定し免疫力が高まる。

 自律神経を整えて花粉症などの体の不調を改善するためには、日常生活でどのように、ヨガを行えばよいのだろうか。今津さんは「まずは正しいポーズや呼吸法を習得します。1週間に1回でもリフレッシュできますが、額に汗がじんわりにじむ程度の運動量で1回あたり1時間余り、週2~3回行うと体の調子が改善されるでしょう」とアドバイスする。

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