治療・予防

【増えるオストメイト第1回】ストーマによる生活制限はなし=災害への備えや体形変化に注意

 ◇体形の変化に注意

 「人工肛門と聞くと便が垂れ流しになっていると想像する人が少なくありませんが、実際は、それまでの排せつリズムとほぼ似たサイクルで、日に何度か便や尿が排出されます」と西口部長は説明する。

 問題となるのは災害時。装具はいつでも持ち出せるように備えることが大事だ。ストーマ用品セーフティーネット連絡会などの支援もあるが、入手が困難になることを想定して、常に1カ月分はストックしておきたい。

 ストーマによる日常生活の制限はないが、注意が必要なのは体形の変化だ。「特にがんの治療でストーマを造設した場合、退院後に食べ過ぎが原因で太るケースが少なくありません。体重の増加により体形が変化すると、腹圧が増してストーマが押され、脱腸やヘルニアになることがあります」と西口部長は注意を促している。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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