治療・予防

チームで支える高度肥満治療
心理面の理解も重要


 ◇書く習慣で意識付け

 高度肥満の治療としては、食事療法や運動療法のほか、手術で胃を小さくする方法もある。手術を受ければ30%も減量が可能な場合もある。

 しかし、いずれの治療でも、手術前から体重を記録する習慣を付け、患者自身の問題であることを認識させることが重要だという。治療に前向きになれないとか、極端な減量に取り組み過ぎて続かないという患者もいるため、医師や看護師、管理栄養士などの医療者側もチームで取り組み、体重が増えても患者を決して責めることはしない。

 患者の支援態勢が整っている病院は、日本肥満症治療学会のホームページに掲載されている。齋木准教授は、「手術でうつなどが改善することもありますが、過度な期待は禁物です。結局は自分自身がどう変わるか。周囲も治療で簡単に結果が出るものではないと認識して取り組むことが大切です」としている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容は取材当時のものです)

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