蓮尾英明 医師 (はすおひであき)

関西医科大学附属病院

大阪府枚方市新町2-3-1

  • 心療内科
  • 診療部長 診療科長・主任教授/緩和ケアセンター(センター長兼務)

心療内科 内科

専門

心療内科、消化器心身症、緩和医療

蓮尾英明

 心療内科とは、内科疾患の診断や治療において、身体・行動・心理社会的因子を重視し、全人的医療を提供する科。臓器別ではない幅広い疾患に対して診療を行いますが、特に診断治療の難しい臓器の機能的・器質的疾患や慢性疼痛の患者さんの診療を行っている。蓮尾英明医師は、心身医学と消化器病学を専門としており、特に心身症傾向のある過敏性腸症候群、機能性ディスペプシア、炎症性腸疾患(消化器内科と連携)、緩和ケアや痛み・つらさの外来を担当している。どういう疾患・病態を、どのように診ているのか、わかりやすい形で発信していくことを心がけている(機能的疾患の場合でも、超音波や透視検査などを工夫して形態学的に「見える化」すること、内的生理状態や外部表出反応を客観的に評価すること、など)。
 また、蓮尾医師は、患者のセルフケアといった非薬物的治療に興味があり、バイオフィードバック技法、治療の期待度や相互作用を高める心理的技法の臨床研究を中心に行っている。

診療を受けるには

蓮尾医師の外来は、心療内科:木曜の午前に初診を担当。緩和ケアセンター:月曜と金曜の午前・午後に、痛み・つらさ外来、精神腫瘍外来、浮腫外来、家族・遺族ケア外来を担当。すべての外来で予約、紹介状が必要。

医師プロフィール

2003年 関西医科大学 卒業
2013年 国立がん研究センター東病院 緩和医療科医員を経て、2015年より関西医科大学心療内科学講座助教、2019年より講師、2022年より教授。

所属学会

医学博士、日本内科学会認定医・専門医・指導医、日本消化器病学会専門医、日本緩和医療学会専門医、日本心身医学会専門医・指導医、日本心療内科学会専門医、日本がん治療認定機構 がん治療認定医、日本サイコオンコロジー学会認定、登録精神腫瘍医

主な著書

『がん患者の呼吸困難・痛み・精神症状を診るロジック』著者:蓮尾英明、松岡弘道、松田能宜)(2023年2月メジカルビュー社)
『がん治療医が本当に知りたかった緩和ケアのレシピ』監修:倉田宝保、編集:蓮尾英明(2020年9月メジカルビュー社)
(更新日:2024年8月16日)

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