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キアゲン、「世界初の環境DNAオープンデータベース」を運営するANEMONEコンソーシアムへ参画

株式会社キアゲン
~キアゲンのコア技術を提供し環境DNAの利活用を促進~

株式会社キアゲン(東京都中央区、代表取締役社長サカシタ・ショーン)は、ANEMONE (All Nippon eDNA Monitoring Network) コンソーシアム(代表:東北大学大学院生命科学研究科 教授 近藤 倫生)へ参画したことを発表しました。

ANEMONEコンソーシアムは令和4年6月1日、環境DNAの利活用を幅広く社会啓発を目指すべく、日本初の大規模環境DNA観測網「ANEMONE」を活用した自然共生社会の実現を目指す団体です。海や川の水から採取した環境DNAを用い、その水域に生息する魚類に関する調査結果を蓄積した環境DNAビックデータ「ANEMONE DB」をオープンデータとして一般公開を行っており、環境DNA調査に関するビックデータの構築、およびオープンデータとしては世界初*1の活動を行っています。

キアゲンはSample to Insightソリューションを提供するリーディング・グローバル・プロバイダーとして、研究者のみなさまが生体試料サンプル(Sample)から価値ある生物学的知見(Insight)を得ることに貢献することを掲げています。本コンソーシアムが目指す環境DNAの利活用の実現に向けて、多様な環境において核酸を抽出する技術、環境に合わせた評価方法が必要であると考えており、キアゲンは米国CDC(疾病対策センター)のNWSS(全国下水継続監視調査システム)から公式に推奨された実績*2があり、またコア技術として有する核酸抽出技術、および応用技術の知見をもって環境DNA技術の発展と普及に貢献することを目指し、参画することを決定しました。
<参考資料>
■脚注
*1:2022年6月2日東北大学を含めた5社・団体による共同リリース
「バケツ一杯の水 から存在する生物の種類や分布が分かる!日本で生まれた調査手法 "世界初" 環境DNAビッグデータが生物多様性を見える化! 生き物の天気図を示すオープンデータ「ANEMONE DB(アネモネデータベース)」の運用開始。海運会社や市民による継続的な調査体制も確立し、生物多様性回復や漁業等の産業貢献へ」より
*2:2022年6月24日リリース
「新型コロナウイルス感染症などの下水継続監視調査に、米国CDCがキアゲン社のデジタルPCR技術を公式に推奨」 より
株式会社キアゲンについて
QIAGENグループの日本法人である株式会社キアゲンは、QIAGEN本社の企業戦略および経営方針との連携を通して、日本国内の幅広いライフサイエンス研究、分子診断分野においてSample to Insightソリューションを提供しています。1997年設立で、120名の社員が所属しています。(2023年12月31日時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com/jp/ 
デジタルPCRについて詳細はこちら: https://go.qiagen.com/QIAcuity_Portal_JP
QIAGENについて


QIAGEN N.V(本社:オランダ)は、Sample to Insight ソリューションを提供するリーディング・グローバル・プロバイダーとして、研究者のみなさまが生体試料サンプル(Sample)から価値ある生物学的知見(Insight)を得ることに貢献しています。
QIAGENのサンプル調製テクノロジーは、血液、組織その他の物質からDNA、RNAやタンパク質を単離処理し、バイオ分子を可視化、分析可能な状態で検出します。そのサンプルを、バイオインフォマティクスソフトウェアやその情報基盤を用いて分析することで、関連したデータを実用可能な価値ある知見として解釈することができます。また、QIAGENの持つ自動化ソリューションにより、一貫したワークフローとして効率的かつ効果的な研究プロセスを実現します。
QIAGENは分子診断(ヒューマン・ヘルスケア)やライフサイエンス(アカデミア、創薬研究開発、産業アプリケーション、法医学など)に従事されている世界中500,000名以上の顧客のみなさまにこれらのソリューションを提供しています。
売上高は約21億4千万ドルでフランクフルト証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場。35ヵ国、6,200名以上の社員が所属しています。(2023年3月31日の時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com
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