ピルのオンラインクリニックおすすめ13選!安さ・口コミ比較

ピルのオンラインクリニックおすすめ13選!安さ・口コミで比較

2023年8月1日

Pillクリニック新宿 院長 宮本 亜希子 先生

監修医師 宮本 亜希子(みやもと あきこ)

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日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 兵庫医科大学卒。 産婦人科専門医として保険診療と自由診療の両面から女性が人生のQOLを高められる治療に尽力。 専門は産婦人科全般で、周産期、婦人科美容、アンチエイジング、性教育などあらゆる世代の女性の悩みに寄り添う。3児の母でもあり、自身の経験を生かし、診療やメディア活動にも勤しんでいる。

※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR ※自由診療

ピルのオンライン診療は、待ち時間を気にせず、自宅で診療を受けられるというメリットがあります。しかし、オンラインクリニックはたくさんあり、どこを選べば良いのかわからない、という人も多いでしょう。

この記事では、おすすめのオンラインクリニック13選について、安さや口コミを比較してまとめました!また、オンライン診療で購入できるピルの種類や注意点、クリニックの選び方についても解説しました。

目次

オンライン診療で購入できるピル

ピルにはいくつか種類があり、目的によって使い分けられています。オンライン診療で購入できるピルにはどのようなものがあるのでしょうか。

【低用量ピル】避妊・生理トラブル改善・ニキビ改善効果

一般に「ピル」といえば、この低用量ピルのことを指します。エストロゲン(卵胞ホルモン)の用量が少ないことからこの名前がついています。エストロゲンが少ないために副作用が少ないですが、十分な避妊効果が得られるような量に調整されています。コンドームなどの他の避妊方法より高い避妊効果が得られます。

低用量ピルの主な目的は避妊ですが、他に生理トラブルの改善や種類によってはニキビの改善にも有効です。

【中用量ピル】緊急避妊・生理日の移動

中容量ピルは低用量ピルよりエストロゲンの量が多いピルです。用量が多いため身体への影響が大きく、効果も副作用も大きいことが知られています。

中用量ピルは、緊急避妊ピル(アフターピル)として使われるほか、生理日の移動を目的として使われることもあります。通常の避妊目的で使われることはほとんどありません。また、継続的な内服ではなく一時的な内服となります。

【超低用量ピル】月経困難症や子宮内膜症の症状を緩和する

超低用量ピルは低用量ピルよりもさらにエストロゲンが少ないピルで、副作用が少ないというメリットがあります。

超低用量ピルは月経困難症や子宮内膜症の症状を緩和するために用いられ、避妊目的では使用できません。病気(月経困難症や子宮内膜症)の治療目的で内服するお薬のため、保険適応となります。

保険適応に該当するお薬でも、オンライン診療や自由診療のクリニックでは保険適用外となるので注意しましょう。

【アフターピル】性行為後の緊急避妊

アフターピルは、避妊をせずに性行為をおこなった場合や、避妊に失敗した場合に用いられるピルです。性交後72時間以内に使用する必要があるとされています。

早ければ早いほど避妊効果が高いです。近年では避妊効果が高く、副作用も少なく、1回の内服で終わる黄体ホルモン製剤(レボノルゲストレル)が用いられることが多いです。

ピル服用の注意点とリスクについて

ピルは正しく使えば高い効果を発揮しますが、ホルモンを含むため身体への影響は大きく、注意点やリスクも存在します。ここでは、それらについて詳しく解説します。

体質や持病があると血栓症を発症することがある

ピルの副作用のうち最も重要なものの一つが、血栓症です。血栓症は他の副作用と比べて頻度は低いですが、重篤な症状を引き起こすことがあります。

低用量ピルなどホルモン補充療法には,血栓塞栓症,出血などの重篤な副作用が報告されている

我が国における低用量エストロゲン・プロゲスチン製剤による有害事象報告と医薬品副作用被害救済制度給付決定情報の調査解析

血栓症とは、血液が凝固して血栓という塊を作り、それが血管に詰まって血が流れなくなることにより起こります。血栓が詰まる場所によって症状は多彩ですが、肺塞栓症や心筋梗塞では致命的となることもあります。

ピルによる血栓症は3〜9人/一万人/年に起こるとされており、非服用者の1〜5人/一万人/年という数字と比べると、そこまで頻度は上がらないといえます。しかし、血栓症が起きやすくなるような体質や持病を持っている人では、これ以上にリスクが高まります。そのため、ハイリスクの人については、ピルの使用を控えることが推奨されるケースもあります。

また、特別な持病がなくても「40歳以上」「肥満」「喫煙」はそれだけで血栓症のリスクとなりますので、ピルの内服には注意が必要です。

35歳以上で15本/日以上の喫煙者、50歳以上の方はピルの内服は禁忌となっており、処方できません。

服用しはじめは副作用が起きやすいので、40歳未満で内服を開始して45歳までには別の避妊法、治療法にシフトすることが理想です。

リスクとなる因子には様々なものがあり、専門家でなければ判断は難しいです。持病がある場合や不安な点がある場合は、必ず医師に相談するようにしましょう。

ピルを服用し始めは頭痛や吐き気が起こることがある

ピルによく見られる副作用として、頭痛や吐き気があります。とくに服用し始めて間もない時期にこれらの副作用が見られやすいとされています。

血栓症のリスクも内服しはじめは高いと言われています。

服用を続けるうちに身体の状態が安定し、改善することが多いため、基本的には経過に注意しつつ服用を続けて構いません。また、対症療法として鎮痛薬などの市販薬を服用することも問題ありません。

しかし、症状が重く日常生活に負担をきたすような場合は、医師の診療を受けるようにしましょう。副作用が出たからといって自己判断で服用を中止すると、別の副作用が起こる可能性があるため注意が必要です。

また、ピルを内服したりやめたりする方がおられますが、1周期でも空いてしまうとまた副作用の起きやすい内服し始めの状態に戻ってしまいますので気をつけましょう。

長期的な服用は定期的な検診が必要になる

ピルを長期的に服用しても、不妊のリスクが高まるといった危険性はありません。ただし、副作用のリスクを最小限にするため、定期的な検診は必要になります。長期的な服用を考えている場合は、血液検査や子宮がん検診などの検診もきちんと勧めてくれるクリニックを選びましょう。

強い眠気や気分の落ち込みがあることも

その他のピルの副作用として、強い眠気や気分の落ち込みが見られることがあります。これらの副作用は全ての人に必ず現れるわけではなく、個人差があります。

副作用が出た場合でも、必ずしもその症状がずっと継続するわけではありませんが、日常生活に支障をきたす場合は医師に相談しましょう。

ピルをオンライン購入する際の上手なクリニックの選び方

ピルをオンラインで購入する際は、選択肢が多いため、迷ってしまうこともあるでしょう。しかし、実は上手なクリニックの選び方があります。ここでは、その選び方のポイントを説明します。

取り扱っているピルの種類が多いか?ピルには相性がある

一つ目のポイントは、取り扱っているピルの種類です。先ほど低用量ピル、中用量ピルなどを説明しましたが、低用量ピルの中にもさらに種類があります。

ピルの種類によって価格や効果が違います。また、ピルには合う合わないがあり、相性の良いピルと悪いピルでは副作用が異なることがあります。

扱うピルの種類が多い方ほど、当然自分に合うピルに出会える確率も上がります。また、ジェネリックなどで価格の低いピルを使えば出費を抑えることもできます。クリニックのホームページで、ピルの種類を確認するようにしましょう。

ピルの金額が相場より安いかどうか

二つ目のポイントは、ピルの金額が相場より安いかどうかです。自由診療のピルの金額はクリニックにより異なります。クリニック選びで迷った場合、相場より安いかどうかで選択するのも手です。同じピルなら、できるだけ安く手に入れたいですよね。

カウンセリングが丁寧かどうか

三つ目のポイントは、カウンセリングが丁寧かどうかです。ピルは医師が処方するものであり、医師による説明が必要です。

ピルについては不安や疑問を抱えている人も多いでしょう。副作用について心配がある人もいるはずです。そんなときに、クリニックでカウンセリングを受けられることは安心に繋がります。

カウンセリングが丁寧であるかどうかを調べるのは簡単ではありませんが、口コミを参考に、評価の良いクリニックを選ぶのがおすすめです。

ピルの注意点やリスクまでしっかり教えてくれるか

クリニックによっては、注意点やリスクなど、ピルを服用するに当たってのデメリットの説明が不十分である可能性もあります。

特に近年、産婦人科の知識をあまり持っていない医師が処方しているケースもあり、注意が必要です。

ピルを使うメリットだけを強調しどんどん処方するクリニックよりも、ピルのデメリットも説明し、その上で服用するかどうかを話し合えるようなクリニックの方が信用できることは言うまでもありません。

処方しない方がいい方に処方してしまうクリニックは論外です。また、きちんと定期検診を勧めてくれるかも大事なポイントです。

ピルは便利な薬ですが、安全に内服をすることが最も重要です。

ピルのオンライン診療がおすすめのクリニック13選

クリニックフォアのロゴOops womb(ウープス ウーム)のロゴmederiのロゴanypillのロゴスマルナのロゴマイピルのロゴDMMオンラインクリニックのロゴPills Uのロゴオーククリニックのロゴイースト駅前クリニックのロゴケイレディースクリニックのロゴ新宿駅前婦人科クリニックのロゴIZUMIレディースクリニック
クリニック名クリニックフォアOops
(ウープス)
mederiエニピルスマルナマイピルDMMオンラインクリニックPills Uオーククリニックイースト駅前クリニックケイレディースクリニック新宿駅前婦人科クリニックIZUMIレディースクリニック
ピル料金2,563円~2,585円~2,970円~2,563円~1,963円~1,425円~2,178円~2,673円~2,200円~2,700円~3,300円~2,000円~2,100円~
診察料/ピル処方料2,200円(初回)0円0円2,200円(初回)1,500円(初回)1,650円(初回)0円1,500円(初回)550円要確認1,000円5,500円(初診料+1シート)660円(初回)
診療方法ビデオ通話電話ビデオ通話電話ビデオ通話電話ビデオ通話ビデオ通話電話電話ビデオ通話電話ビデオ通話
1回あたりの診療時間2~3分5~10分5~7分目安2~3分数分~数時間事前WEB問診は約3分要確認要確認要確認要確認予約枠は10分ごと要確認予約枠は15分ごと
定期便ありありありありありありありありなしなしなしなしなし
送料385円500円550円385円込み550円550円550円(定期便は無料)要確認1,100円660円300円(初回、12,000円以上で無料)256円
お届け期間最短翌日最短翌日最短翌日最短翌日最短翌日最短翌日最短翌日最短翌日最短翌日診察後、翌営業日の発送最短翌日最短翌日最短翌日
支払い方法クレジットカード/後払い/銀行振込クレジットカード/Amazon Pay/GMO後払いクレジットカード/Paidyクレジットカード/後払い/銀行振込クレジットカード/NP後払い/代引き/銀行振込クレジットカード/後払い/銀行振込クレジットカード/DMMポイントクレジットカード/GMO後払いクレジットカード/銀行振込クレジットカード/代引クレジットカード/コンビニ決済クレジットクレジット
詳細情報詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
公式サイト症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る症例を見る
※2023年11月14日時点の情報です。最新情報は公式HPにてご確認ください。
※本記事の監修者はサービス選定に一切関与していません。

クリニックフォア

クリニックフォアのサービス概要

受けたい時に簡単に受診ができるオンライン診療!忙しい人のニーズに応えるクリニック

安心と丁寧を大切にした、医師や看護師と話せるオンライン診療が可能なクリニック。診療用に新しくアプリをダウンロードする必要がなく、受診をしたいと思った時にいつでも簡単に利用ができるそうです。

全国で10院以上のクリニックを展開し、グループの在籍医師による安心できる診察で、身体や生活習慣に合わせたピルを処方してくれるところも特徴。定期配送を選択すれば、通常価格の15%OFFでピルを購入できます。

<クリニックフォアの詳細情報>
ピル料金2,783円~定期便あり
診察料/ピル処方料1,650円(初回)送料550円
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間予約枠は15分ごと支払い方法クレジット/代引/GMO後払い

Oops(ウープス)

Oops(ウープス)のサービス概要

安心できる国内承認薬!医師と相談しながら自分に合ったピルを処方

安全性にこだわって、国が承認した薬のみを処方しているクリニック。スマホ一つで予約から処方まで完了でき、定額プランなどの縛りがなく解約金も発生しないため、気軽に始められて続けやすい点も魅力です。

診察と処方は、婦人科医をはじめとするピルに関する知識が豊富な医師が担当するので安心。1人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な対応で、豊富な種類のピルから悩みに合わせて処方してもらえるでしょう。

<Oops(ウープス)の詳細情報>
ピル料金低用量ピル:1ヶ月2,585円~
超低用量ピル:1ヶ月4,785円~
定期便あり
診察料/ピル処方料0円送料500円
診療方法電話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間5~10分支払い方法クレジットカード/Amazon Pay/GMO後払い

mederi

mederiのサービス概要

産婦人科医による安心できる診療!不安にしっかり寄り添ってくれるオンラインピル処方サービス

生理の悩みやピルに対する不安にしっかりと寄り添うために、産婦人科医のみが診療を担当。服用中のサポートもしっかりしており、悩みや不安をいつでも相談ができる体制が整えられ、診療はずっと無料で対応してくれます。

無理なく続けられるように、初月のピル代が無料で利用ができるところも嬉しい特徴。診療予約や服用管理、お届け日、プランの変更、医師への質問や相談の受付など、LINEで簡単にサポートが受けられます。

<mederiの詳細情報>
ピル料金2,970円~定期便あり
診察料/ピル処方料0円送料550円
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間5~7分目安支払い方法クレジットカード/Paidy

エニピル

anypillのサービス概要

問診送信から30分以内に診察可能!24:00まで受け付けている便利なシステム

予約の必要がなく、問診を送信してから30分以内に医師から連絡があり、診察が受けられるシステム。土日祝日も24:00まで診療を受け付けているため、忙しい人も気軽に利用ができますね。

基本情報を入力した後に、細かい内容はチャット形式の問診を事前に行うため、診療時間も短時間でスピーディーに終わらせることが可能。予約なしですぐに受診したい人や、夜間まで対応しているところを探している人にもおすすめできるサービスです。

<エニピルの詳細情報>
ピル料金2,563円~定期便あり
診察料/ピル処方料2,200円(初回)送料385円
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間2~3分支払い方法クレジットカード/後払い/銀行振込

スマルナ

スマルナのサービス概要

薬剤師や助産師に無料で相談が可能!自分に合った方法で受診ができるサービス

ビデオ通話はもちろん、チャットでの診察も可能なオンライン診療サービス。18時までに決済をすれば、最短当日に発送の手配が完了して、翌日には薬の受取が可能とのことです。

薬剤師や助産師に無料で相談ができるため、服用中の疑問や不安な点をすぐに解決でき、安心感が得られて続けやすいところも特徴。1ヶ月分・3か月分・12ヶ月分の3つのプランから選べるシステムで、送料が含まれたわかりやすい料金が表示されています。

<スマルナの詳細情報>
ピル料金1,963円~定期便あり
診察料/ピル処方料1,500円(初回)送料込み
診療方法チャット/ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間数分~数時間支払い方法クレジットカード/NP後払い/代引き/銀行振込

マイピル

マイピルのサービス概要

産婦人科医による診療と処方!はじめて割で50%OFFでの購入が可能

初めて利用する人に対して、低用量ピル2シート以上の処方で1シートが50%OFFになる「はじめて割」の適用が可能。学生が対象の学割の適用で送料無料になるなど、お得なサービスを導入しているオンライン診療です。

産婦人科医が直接診療をするため、ピルに関してはもちろん、ピル以外の悩みの相談もできるとのこと。安心してピルを継続するために、血液検査キットなど、自宅でできる各種検査キットも用意しているそうです。

<マイピルの詳細情報>
ピル料金1,425円~定期便あり
診察料/ピル処方料1,650円(初回)送料550円
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間事前WEB問診は約3分支払い方法クレジットカード/後払い/銀行振込

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックのサービス概要

継続しやすい安心価格で薬を提供!DMMポイントを使ってお得に利用可能

診察の予約から薬の受取までワンストップで完結できる、どこからでも利用ができるオンライン診療サービス。支払いには、利用ごとに貯まったDMMポイントが使える、お得で便利なシステムを導入しています。

超低用量ピルや中用量ピル、アフターピルなど、目的に合わせた幅広いピルを取り扱っています。診察時に3ヵ月または6ヵ月の定期便を希望すると、初回2ヵ月分の薬が1ヵ月分の料金で利用ができます。

<DMMオンラインクリニックの詳細情報>
ピル料金2,178円~定期便あり
診察料/ピル処方料0円送料550円
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間要確認支払い方法クレジットカード/DMMポイント

Pills U

Pills Uのサービス概要

24時間対応のオンライン診療!アフターフォローも無料の安心できるサービス

アプリのダウンロードも不要で、スマホさえあれば24時間いつでもどこでも利用ができるサービス。定期便の更新時には医師の診察が無料で受けられるなど、アフターフォローも充実しています。

全てのピルが10%OFFで購入できるため、費用を抑えながら安心して継続ができるところも特徴。土日であっても支払いをすれば配送をしてもらえるほか、送料無料になる定期便を利用すれば、さらにお得に続けられます。

<Pills Uの詳細情報>
ピル料金2,673円~定期便あり
診察料/ピル処方料1,500円(初回)送料550円(定期便は無料)
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間要確認支払い方法クレジットカード/GMO後払い

オーククリニック

オーククリニックのサービス概要

信頼できるクリニックが提供!シンプルで利用しやすいシステムのオンライン診療

体外受精や不妊治療など、生殖医療のエキスパートである「医療法人オーク会」が提供しているオンライン診療。ピル・オンラインに電話をかけ、利用者の情報を登録した上で診療を行っています。

国内正規品の2種類の低用量ピルの取り扱いがあり、16時までに決済完了の確認が取れれば当日発送が可能。医師の判断により、初めての人へは様子を確認するために1シートのみ処方され、問題がなければ最大6シートを処方してもらえます。

<オーククリニックの詳細情報>
ピル料金2,200円~定期便なし
診察料/ピル処方料550円送料要確認
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間要確認支払い方法クレジットカード/銀行振込

イースト駅前クリニック

イースト駅前クリニックのサービス概要

医師やスタッフは全員女性!土日祝日も診療に対応しているクリニックによるオンライン診療

駅からのアクセスが良好で、土日祝日の診療にも対応。医師やスタッフが全て女性のクリニックが提供している、なかなか時間が取れない場合でも、気軽に処方が受けられるオンライン診療です。

配送物にクリニック名を表示したくない場合には、希望を伝えれば、院長名を記載した状態で発送してくれるとのこと。また、自宅への配送以外に、宅配便の営業所止めの指定が可能など、プライバシーに配慮した対応も行っているそうです。

<イースト駅前クリニックの詳細情報>
ピル料金2,700円~定期便なし
診察料/ピル処方料要確認送料1,100円
診療方法ビデオ通話お届け期間診察後、翌営業日の発送
1回あたりの診療時間要確認支払い方法クレジットカード/代引

ケイレディースクリニック

ケイレディースクリニックのサービス概要

完全にプライバシーに配慮したシステム!メール相談には誰でも無料で対応

婦人科のほかに、ニキビ治療や美容注射などの美容皮膚科にも対応しているクリニック。オンライン診療では、ピルの効果や使い方といったピルに関する内容はもちろん、ニキビ治療などの美容皮膚科についても相談できます。

薬についての説明も丁寧に行うなど、ピルを初めて利用する人も安心できる対応を取っているところも特徴。荷物は郵送となり、確実に自分で受け取りたい場合には「郵便局留め」の制度を利用するのがおすすめだそうです。

<ケイレディースクリニックの詳細情報>
ピル料金3,300円~定期便なし
診察料/ピル処方料1,000円送料660円
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間予約枠は10分ごと支払い方法クレジットカード/コンビニ決済

新宿駅前婦人科クリニック

新宿駅前婦人科クリニックのサービス概要

続けやすいリーズナブルな価格!通話アプリ不要で手軽な診察が可能

スマホアプリのインストールなどを行う必要がなく、予約した時間に電話で簡単に診察ができるシステム。さらに、ピルを続けやすくするために、リーズナブルな価格設定をしているそうです。

初回は送料無料となる他、ピルの料金が12,000円以上になると送料無料になるサービスを実施しているところも嬉しい特徴。処方が初めての人は最大3ヵ月、再診の人は最大で6ヵ月分の処方が可能など、利便性も考えられているとのことです。

<新宿駅前婦人科クリニックの詳細情報>
ピル料金2,000円~定期便なし
診察料/ピル処方料5,500円(初診料+1シート)送料300円(初回、12,000円以上で無料)
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間要確認支払い方法クレジット

IZUMIレディースクリニック

IZUMIレディースクリニックのサービス概要

電話またはWEB予約に対応!オンラインで悩み相談も受け付けているクリニック

アプリのダウンロード不要で、無料会員登録後に、電話またはWEBでの予約ができるクリニック。ピル処方のほかに、生理痛や過多月経、月経前症候群、更年期などの相談もオンラインで受け付けているそうです。

WEBでの予約は、カレンダーから希望の日時を選び、15分ごとの時間枠から選択できるわかりやすいシステム。薬は郵便局のクリックポストでの発送となるため、送料が安価なところもメリットの一つです。

<IZUMIレディースクリニックの詳細情報>
ピル料金2,100円~定期便なし
診察料/ピル処方料660円(初回)送料256円
診療方法ビデオ通話お届け期間最短翌日
1回あたりの診療時間予約枠は15分ごと支払い方法クレジット

ピルに関するよくある質問

ピルを飲んでいるのに避妊失敗するのはなぜ?

「ピルを飲んでいたのに妊娠してしまった」と言う話を聞いたことがあるかもしれません。もしそんなことが珍しくないのであれば、非常に心配ですよね。実際、ピルで避妊に失敗することはあるのでしょうか。

ピルの避妊効果は大変高いです。正しく服用すれば、99.7%以上の確率で避妊できるとされています。そのため、ピルを飲んでいるのに避妊に失敗したケースの大半は、ピルの飲み忘れや、内服時間のずれであると考えられます。

正しく飲んでいると思っていても勘違いしているケースもあるため、医師の指示をしっかり聞くようにしましょう。また、うっかり飲み忘れることを防ぐために、スマホの通知などを使うのも有効です。

ピルの費用相場は?

ピルの費用相場は保険診療で1シート約1,600円、自費診療で約3,000円程度であると考えましょう。

なお、保険診療と自費診療の違いは、保険が適応されるかどうかです。日本の保険制度上、経口避妊薬は自費診療ですが、月経困難症や子宮内膜症で医師が治療のためにピルを処方する場合は保険診療となります。全く同じ薬でも目的により費用が異なることがあるので、注意しましょう。

ピル太りの原因は?

「ピルを飲むと太る」とよく聞きますが、実際どうなのでしょうか。

実際、ピルにより体重が増えることはあります。それは、ピルに含まれる2つのホルモンの作用によりむくみやすくなるためです。

ピルにはエストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲストーゲン(黄体ホルモン)という二種類のホルモンが入っています。これらのホルモンの働きにより、身体が水分をため込みやすくなり、むくんで体重が増えてしまうことがあります。

ピル太りはむくみによるものなので、実際に太る成分が入っているわけではなく、むくみへの対策で軽減することができます。例えば、塩分やアルコールの摂取量を減らすことや、適度に運動することなどが有効です。

ピルの服用中に生理がきたらどうする?

ピルの服用中に生理がきてしまったらどうすれば良いのでしょうか。結論としては、服用初期の場合は、原則として同じシートで服用を続けて問題ありません。

詳しく言うと、出血には消退出血と不正出血があります。消退出血は普段の生理と同じものであり、服用初期や休薬期間中に見られることがありますが、問題ありません。一方、服用を続けていて急に起こった不正出血や、飲み忘れによる出血の場合は、医師の指示を受けるようにしましょう。

まとめ

ピル オンライン まとめ

オンライン診療では、低用量ピル、中用量ピル、超低用量ピルなどが取り扱われています。特に避妊目的で用いられるのは、低用量ピルが主流です。ただ、副作用として頭痛、吐き気、眠気や気分の落ち込みが現れることもあります。血栓症のリスクがある人は、必ず医師に相談してくださいね。

また、クリニックを選ぶ際には、ピルの知識のある産婦人科医が処方をしているか、ピルの種類、費用、カウンセリングや説明の丁寧さが重要なポイントになります。ピルの費用相場は、保険診療で1シート約1,600円、自費診療で約3,000円程度となっています。気になる方は、一度相談してみることをおすすめします。

この記事の監修医師

Pillクリニック新宿 院長 宮本 亜希子 先生

監修医師 宮本 亜希子(みやもと あきこ)

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日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 兵庫医科大学卒。 産婦人科専門医として保険診療と自由診療の両面から女性が人生のQOLを高められる治療に尽力。 専門は産婦人科全般で、周産期、婦人科美容、アンチエイジング、性教育などあらゆる世代の女性の悩みに寄り添う。3児の母でもあり、自身の経験を生かし、診療やメディア活動にも勤しんでいる。
  • この記事を書いた人
伊藤 真実(Ito Mami)

伊藤 真実(Ito Mami)

健康・医療・美容ジャンルを得意とするライター。自ら施術やカウンセリングを受けて比較検証。さらに、専門的な知識を持つ医師への取材を重ね、信頼性の高いコンテンツ作りを心掛けている。