「低用量ピル」とはお薬に含まれるエストロゲン量が0.05mgより少ない経口避妊薬のことです。また、お薬に含まれるエストロゲン量が0.03mgより少ないものを「超低用量ピル」といいます。超低用量ピルは低用量ピルよりも副作用が少なく、生理痛やニキビなどの改善効果も期待できます。また、血栓症のリスクも低くなるとされています。
今回は、低用量ピル、超低用量ピルの種類や特徴、目的に応じたおすすめのピルを紹介します。ただし、避妊薬は個人差があるため、必ず医師の指導の下で選択するようにしましょう。
目次
低用量ピルとは避妊や生理痛の緩和におすすめのホルモン剤
低用量ピルは、通常のピルに比べて副作用が少なく、血栓症のリスクも低いとされています。ただし、低用量ピルには種類があり、自分に合ったピルを選ぶ必要があります。
一方、超低用量ピルは低用量ピルよりもエストロゲン量が少ないため、副作用のリスクも低いとされています。現時点では超低用量ピルは保険適応のものしかなく、生理痛や月経不順の改善に用いられ、避妊目的で使用することはできません。
ここからは、低用量ピルの種類とそれぞれの特徴、避妊や生理痛の緩和におすすめのピルについて紹介します。
低用量ピルの種類一覧
第1世代ピル(ノルエチステロン):シンフェーズ ・フリウェルLD・ルナベル(LD/ULD)※ルナベルULDは超低用量ピル
項目 | シンフェーズ | フリウェルLD | ルナベル |
服用方法 | 21錠、7日間の休薬期間 | 21錠、7日間の休薬期間 | 21錠、7日間の休薬期間 |
含有するホルモン | エチニルエストラジオール、ノルエチステロン | エチニルエストラジオール、ノルエチステロン | エチニルエストラジオール、ノルエチステロン |
避妊効果 | 99%以上 | 避妊に使用出来ない(保険適応) | 避妊に使用できない(保険適応) |
副作用 | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク(初めの1~2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク(初めの1~2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク(初めの1~2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) |
生理への効果 | 生理痛(月経痛)の軽減、生理量(経血量)の減少 | 生理痛(月経痛)の軽減、生理量(経血量)の減少 | 生理痛(月経痛)の軽減、生理量(経血量)の減少 |
第2世代ピル(レボノルゲストレル):トリキュラー・ラベルフィーユ・ジェミーナ ※ジェミーナは超低用量ピル
項目 | トリキュラー | ラベルフィーユ | ジェミーナ |
服用方法 | ピルを21日間服用し、7日間休薬する | ピルを21日間服用し、7日間休薬する | 同じ色のピルを21日間服用し、7日間休薬する。もしくは77日間服用し、7日間休薬する |
含有するホルモン | エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル | エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル | エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル |
避妊効果 | 99%以上 | 99%以上 | 避妊に使用できない(保険適応) |
副作用 | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク(初めの1−2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク(初めの1−2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク(初めの1−2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) |
生理への効果 | 生理痛の軽減、月経血量の減少など | 生理痛の軽減、月経血量の減少など | 生理痛の軽減、月経血量の減少など |
第3世代ピル(デソゲストレル):マーベロン・ファボワール
項目 | マーベロン | ファボワール |
服用方法 | 同じ色の21錠を1日1錠ずつ21日間服用し、7日間休薬する | 同じ色の21錠を1日1錠ずつ21日間服用し、7日間休薬する |
含有するホルモン | エチニルエストラジオール・デソゲストレル | エチニルエストラジオール・デソゲストレル |
避妊効果 | 99%以上 | 99%以上 |
副作用 | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク(初めの1~2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク(初めの1~2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) |
生理への効果 | 生理痛(月経痛)の緩和や月経血量の軽減が期待できる | 生理痛(月経痛)の緩和や月経血量の軽減が期待できる |
その他の効果 | 皮膚トラブルの改善や月経前症候群の緩和が期待できる | 皮膚トラブルの改善や月経前症候群の緩和が期待できる |
第4世代ピル(ドロスピレノン):ヤーズ・ヤーズフレックス ※超低用量ピル
項目 | ヤーズ | ヤーズフレックス |
服用方法 | 24+4錠式 | 28日周期での周期投与と最長120日間連続投与と選択可能 |
含有するホルモン | エチニルエストラジオール・ドロスピレノン | エチニルエストラジオール・ドロスピレノン |
避妊効果 | 避妊には使用できない(保険適応) | 避妊には使用できない(保険適応) |
副作用 | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク (初めの1~2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) | 頭痛、吐き気、嘔吐、乳房の痛みや腫れ、血栓症のリスク (初めの1~2ヶ月が出やすく徐々に落ち着くことが多い) |
生理への効果 | 月経痛(生理痛)の緩和や月経血量の軽減が期待できる | 月経痛(生理痛)の緩和や月経血量の軽減が期待できる |
その他の効果 | ニキビの改善、月経前症候群(PMS)の軽減 浮腫みにくいピル | ニキビの改善、月経前症候群(PMS)の軽減 浮腫みにくいピル |
低用量ピルの21錠タイプと28錠タイプの違いについて
低用量ピルには、21錠タイプと28錠タイプの2種類があります。
これらの違いについては、服用期間や休薬期間、錠剤の色などが挙げられます。選ぶ際には自分に合った種類を選び、正しい方法で使用することが重要です。
ここでは、21錠タイプと28錠タイプの違いについて詳しく説明していきます。
21錠タイプはホルモンが配合されている実薬のみで休薬期間は偽薬を飲まない
21錠(1シート)タイプは、ホルモンが配合されている実薬のみが入っており、休薬期間には何も服用しません。
つまり、21錠の内訳は、全てが有効成分であるホルモン剤が含まれた錠剤になります。したがって、21日間連続で錠剤を服用し、7日間の休薬期間は何も服用しないことになります。
28錠タイプはホルモン配合の21錠と休薬期間に飲む7錠の偽薬で構成されている
28錠タイプの低用量ピルは、前半の21錠にはホルモンが配合された実薬が含まれており、これを21日間服用します。
最後の7日間には偽薬と言って有効成分が含まれていない錠剤を服用します。要するに、休薬期間にも薬を飲むことで、何日休薬しているかがわかりやすくなっています。このように、28錠タイプは、21錠のホルモン配合錠剤と、7錠の偽薬で構成されています。
28錠タイプのピルと21錠タイプのピルの違いは、休薬期間に偽薬を内服するか、何も内服しないか、の違いのみです。休薬期間に偽薬を内服することで今休薬何日目なのかがわかりやすく、次のシートを始めるタイミングも掴みやすいです。
28錠タイプのピルも21錠タイプのピルと同様に避妊効果があり、月経痛(生理痛)や月経前症候群(生理前症候群)などの症状緩和効果も期待できます。ただし、副作用として、頭痛、吐き気、乳房の痛みや腫れ、体重増加などが起きる場合があります。
保険適用されるピルの種類はフリウェル(LD /ULD)・ルナベル(LD/ULD)・ヤーズ・ヤーズフレックス・ジェミーナ・ドロエチ
低用量ピルには多くの種類がありますが、中には保険適用されないものもあります。
保険適用される低用量ピルには、フリウェル(LD /ULD)、ルナベル(LD/ULD)、ヤーズ、ヤーズフレックス、ジェミーナ、ドロエチが挙げられます。
これらの低用量ピルは、適応となる病名が診断されれば保険が適応され、比較的手軽に入手することができます。
また、これらの保険適応のピルは「避妊には使用しないでください」となっています。
低用量ピルを飲むメリット・デメリットは?
低用量ピルは、避妊だけでなく生理痛の緩和や生理周期の調整など、様々な目的に使用されることがあります。
しかし、低用量ピルには使用する上でのメリットだけでなく、注意すべきデメリットも存在します。
そこで、低用量ピルを服用することで得られるメリットや、副作用によるデメリットなどを詳しく解説していきます。
低用量ピルのメリットは避妊・生理痛緩和・PMS改善効果などがあること
低用量ピルには避妊効果があることはもちろんのこと、生理痛の緩和やPMS(月経前症候群)改善効果など、女性にとって多くのメリットが期待できます。
また、低用量ピルは生理周期の調整や月経不順の改善にも有効です。
①高い避妊効果
低用量ピルは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを含む薬剤です。
これらのホルモンが排卵を抑制したり、子宮内膜を薄くしたりすることで、受精や着床を防ぎます。低用量ピルは一般的なホルモン剤に比べて、より少ない量のホルモンを含むため、副作用のリスクが低く、安全性が高いとされています。
また、低用量ピルは他の避妊方法と比べても、正しく服用した場合の避妊失敗率が非常に低く、安心して使用できます。
②生理痛やPMSの緩和効果
低用量ピルに含まれるホルモン成分が子宮内膜の増殖を抑制することで、生理痛の原因となる子宮内膜で作られるプロスタグランジンという物質の産生を抑え、痛みを緩和することができます。
PMSの症状にはイライラや不安、むくみ、胸の張りなどがありますが、これらは排卵後に急激にプロゲステロンの濃度が高まることが原因の一つと言われています。ピルを服用することにより急激なプロゲステロンの変化を抑えることができ、これらの症状を緩和することができます。
③生理不順や月経量の調整効果
ホルモン剤を使用することで月経周期の調整が可能になり、生理不順を改善することができます。
また、月経量の調整効果も期待できます。生理痛や生理不順が辛いと感じる女性にとって、低用量ピルは非常に有効な治療法の一つとなっています。
④卵巣・子宮体がん、大腸がんの予防効果
低用量ピルを服用することで、大腸がんや卵巣や子宮がんの発症リスクが低減されるとされています。
また、ピルの使用期間が長くなるほど予防効果が高まると考えられています。
⑤にきびの改善効果
低用量ピルには、にきびの改善効果が期待できる場合があります。
これは、低用量ピルに含まれるエストロゲンが、皮脂分泌を抑制する働きがあるためです。
皮脂の過剰分泌が原因で毛穴が詰まりやすくなり、にきびができることがありますが、低用量ピルを服用することで皮脂分泌が抑制され、にきびの改善につながる場合があります。
ただし、低用量ピルには副作用のリスクもあり、すべての人に同じ効果が期待できるわけではありません。
また、にきびの改善効果があるとしても、ピルを飲み始めてすぐに効果が現れるわけではなく、数か月から半年ほどかかる場合もあります。
低用量ピルの効果は?何日目から効果出る?
避妊や生理痛、PMSの緩和などの低用量ピルの効果について徹底解説!また、飲み始めてから何日目で効果が発揮されるのか、飲み忘れた際の避妊効果、低用量ピルの副作用と発生率についても紹介しています。ピルの服用が初めての方、服用を考えている方は必見です!
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低用量ピルのデメリットは血栓症・吐き気・不正出血などの副作用やリスクがあること
低用量ピルには多くのメリットがある一方で、副作用やリスクも存在します。特に、喫煙者や高血圧、肥満、家族に血栓症の既往歴がある人などは、リスクが高くなる傾向があります。また、年齢が高齢(40歳以上)なことも血栓症のリスクが高くなります。
ただし、低用量ピルによる血栓症の発生率は、非常に低いとされています。また、低用量ピルを処方する際には、患者さんの健康状態や生活習慣を考慮して適切な処方が行われるため、医師の指示に従って正しく服用することで、リスクを軽減することができます。
その他、初めての使用時には吐き気やめまい、不正出血が起こることもあります。
①一時的に副作用が出る場合がある
低用量ピルを服用することで、一時的に副作用が出る場合があります。
主な副作用としては、吐き気や胃腸の不調、頭痛、乳房の腫れや痛み、不正出血、生理痛の増悪などがあります。
これらの症状は、通常服用を続けるうちに自然に改善する場合が多いですが、症状が強い場合や長期間続く場合は医師に相談することが重要です。
飲み始めの1~2ヶ月は血栓症を含め、副作用のリスクが高い期間となります。1周期でも内服をやめるとまた頼み初めの状態に戻ってしまいます。
ピルを内服したりやめたりすると、リスクの高い初めの1~2ヶ月の期間を何度も繰り返すことになるので、内服するのであれば継続しているほうが体には優しいです。
②飲み忘れた場合は妊娠する可能性がある
低用量ピルは、毎日同じ時間に飲むことが大切です。
飲み忘れた場合は妊娠する可能性があるため、早めに対処する必要があります。通常、12時間以内に気づいた場合は、普段通りピルを飲めば問題無いとされています。
飲み忘れが続いた場合や吐き気、下痢などで吸収が不十分になった場合には、避妊効果や、月経を楽にする作用が低下する可能性があるため、注意が必要です。
副作用についても、体質によっては一時的に出る場合がありますので、医師や薬剤師に相談して適切な対処方法を取るようにしましょう。
③毎日同じ時間に飲まなければならない
低用量ピルは、正しく使用することで高い避妊効果が期待できますが、毎日同じ時間に飲むことが重要です。
特に、12時間以上遅れてしまうと避妊効果が低下する可能性があります。そのため、例えば朝飲むと決めた場合には、毎朝同じ時間に飲むように心がける必要があります。
また、飲み忘れた場合には、できるだけ早めに服用することが望ましいです。ただし、飲み忘れが2錠以上続いた場合には、追加の避妊方法が必要になることがあります。
低用量ピルを正しく使用することで、より安全性の高い避妊が実現できます。
④健康状態によって使用できない場合がある
体にホルモンを取り込むことになるため、特定の健康状態がある場合には使用ができない場合があります。
例えば、重度の高血圧、糖尿病、脳卒中、心臓病、肝臓疾患、乳がん、子宮内膜がんなどの疾患や、これらの疾患の家族歴がある場合、または過去に血栓症や肺塞栓症を発症したことがある場合などは、医師と相談の上で適切な避妊方法を選択する必要があります。
また、喫煙者や40歳以上の女性、肥満などもリスクが高くなるため、使用には注意が必要です。
低用量ピルに関するよくある質問
低用量ピルはどんな人が飲めますか?
低用量ピルは、初潮発来後の女性で、健康状態が安定している人であれば、一般的に飲むことができます。ただし、以下のような場合は、医師と相談してから処方してもらう必要があります。
・高血圧、心臓病、脳卒中、血栓症、糖尿病、肝臓疾患などの病歴がある人
・妊娠中または妊娠の可能性がある人
・乳がんなどのホルモン依存性がんを患っている人
・重い片頭痛や発作を起こす疾患がある人
・類似の薬でアレルギー反応を示したことがある人
・喫煙者の方
・肥満の方
・思春期の方
また、タバコを吸う人や、過去に血栓症の病歴がある人などは、低用量ピルの使用に制限がある場合があります。あらかじめ医師に相談し、指示に従って使用するようにしましょう。
低用量ピルを飲むとどうなりますか?
低用量ピルを飲むことにより、避妊効果が得られます。また、生理痛やPMSの緩和効果が期待でき、生理不順が改善されることもあります。
さらに、卵巣・子宮体がん、子宮内膜症の予防効果があるとされています。また、にきびの改善効果も期待できます。
しかし、副作用やリスクもあります。血栓症や吐き気、不正出血などの副作用が起こる場合があります。また、飲み忘れや服用タイミングのズレによって、妊娠の可能性があることに注意が必要です。
低用量ピルの避妊率はどれくらいですか?
低用量ピルの避妊率は、正しく使用した場合には99%以上とされています。ただし、飲み忘れや薬の相互作用などの影響によって避妊効果が低下する場合があります。定期的に医師の診察を受け、正しく使用することが重要です。
また、低用量ピルは性感染症を予防する効果はありませんので、避妊とともに適切な性感染症予防策も取る必要があります。
ピルの費用はいくらですか?
ピルの費用は、使用するピルの種類や製薬会社、処方箋の有無、保険適用の有無によって異なります。
例えば、1か月分の低用量ピルであれば、一般的に2,000円から4,000円程度の範囲で販売されています。
ただし、診察費用や処方箋料金が別途かかることがあります。保険適用される場合もありますが、保険適用外の場合は費用が高くなることがあります。
低用量ピルは市販されていますか?
低用量ピルは日本では処方箋が必要な医薬品として扱われており、市販されていません。これは、低用量ピルは正しい用法や適切な副作用管理が必要であるためです。
また、低用量ピルは個人の身体状況によって使用できない場合があるため、医師の診断と処方が必要です。医師が適切な処方と指導を行うことで、副作用やリスクを最小限に抑えながら、適切な避妊や治療効果を得ることができます。
したがって、低用量ピルを使用する場合は、必ず医師の診察を受け、処方箋をもらう必要があります。
まとめ
低用量ピルは、避妊や生理不順、生理痛、PMS、大腸がんや卵巣・子宮体がんの予防などの効果がありますが、一方で副作用やリスクがあることも覚えておかなければなりません。
そのため、低用量ピルを使用する場合は、自分自身の健康状態やライフスタイルを考慮し、医師の指導の下で正しい方法で使用することが重要です。
また、低用量ピルは市販されていないため、使用する場合は婦人科を受診し、医師から処方してもらう必要があります。
その際には、日本産科婦人科学会が定めるガイドラインに沿って、適切な処方を受けることが望ましいです。 日本産科婦人科学会は、女性の健康を守るため、医師や看護師、研究者などからなる専門家の集まりです。
日本産科婦人科学会では、避妊や生殖医療、更年期障害など、女性の健康に関する様々な分野で、研究や指導を行っています。低用量ピルに関する情報も、日本産科婦人科学会のガイドラインに沿って公開されています。
低用量ピルは女性にとって重要な選択肢の一つです。しかし、使用には副作用やリスクがあるため、自己判断で使用することは避けるべきです。
医師の指導を受け正しい方法で使用することが、安心して使用するためのポイントです。女性の健康を守るための情報を収集し、正しい判断を行いましょう。