【ワシントン時事】カナダ東部で発生した山火事の煙が米東部の都市に流れ込み、首都ワシントンでも視界が悪化し、公式行事などが延期となった。バイデン大統領は8日の声明で「気候変動の影響を改めて痛感させる」と述べ、安全のため保健当局の指示に従うよう呼び掛けた。
 ワシントン中心部ではこの日、マスクを着ける市民の姿が見られたほか、米大リーグの地元チーム・ナショナルズが大気汚染のため試合を延期。ホワイトハウスで予定されていた夜の野外行事も延期された。 (C)時事通信社