全国保険医団体連合会は9日、70歳以上の高齢者がマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」を使って受診した際、医療費の窓口負担割合が誤って表示される事案が19都府県の370医療機関であったと発表した。連合会が独自に調査した。
 調査は7~8月、連合会に所属する21都府県の医療機関を対象に実施。2780機関から回答があり、13.3%に当たる370施設がオンライン資格確認の画面と健康保険証の券面の負担割合に相違があったと報告した。70歳以上の医療費の窓口負担は1~3割となっている。 (C)時事通信社