処方箋が不要な一般用医薬品のうち、かぜ薬や解熱鎮痛剤などの「第2類」とビタミン剤や整腸剤などの「第3類」の区分について、厚生労働省が統合する方向で検討していることが2日、関係者への取材で分かった。
 販売時に薬剤師らによる商品説明が不要な3類をなくし、努力義務とされている2類に統合することで、区分けの簡素化とともに、安全性を高める狙いがある。同省は今後、厚生科学審議会(厚労相の諮問機関)の医薬品医療機器制度部会で議論を進める。 (C)時事通信社