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春の憂鬱、まずは体を休ませる=職場のメンタルヘルス(上)

 仕事上のストレスを原因とする精神疾患が社会問題化して久しい。年度が替わった直後の4、5月は新しい環境下、従業員がストレスを抱え込みやすい時期で、特にゴールデンウイーク(GW)明けは心身の不調を訴える人が増加する。普段から体調をチェックしストレスをため込んだ場合でも、春の憂鬱(ゆううつ)を適切な解消法でリフレッシュしていきたい。

 ◇GW明け要注意!

 人間関係や長時間労働、ノルマ、パワハラ、降格など、仕事上のストレス要因はさまざまだが、職場環境の変化もその一つ。りんかい月島クリニック(東京都中央区)の吉田健一院長は「年度初めは入社や異動が重なります。従業員がストレスを抱え休日にうまくリフレッシュできないと、休み明けに疲れが抜けない、出社できない、気分がひどく落ち込むなどの気分障害を発症する場合があり、診察に訪れる患者も例年多くなります」と話す。
 厚生労働省の「労働安全衛生調査」によると、仕事の質や量、対人関係などでストレスを感じている労働者の割合は52.3%(2013年)。前年の60.9%からは低下しているが依然として半数を超えている。
 過労死等防止対策白書によると、勤務問題を理由とする自殺者数は11年の2689人をピークに減少傾向にあるが、15年も2159人を数えた。原因で最も多いのは「仕事疲れ」で全体の約3割を占め、「職場の人間関係」「仕事の失敗」が続く。「職場環境の変化」も1割を超えた。

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