高血圧は、放置すると重大な健康リスクを招く可能性があります。しかし、「忙しい日常で通院する時間がない」という方も多いでしょう。
そのため、通院不要で自宅からでも受診できる「オンライン診療」が高血圧治療にも活用されています。
この記事では、オンライン診療での高血圧治療のメリットからデメリット、気になる費用について徹底的に解説します。
目次
高血圧とは健康寿命を縮める国民病
高血圧は、日本でも深刻な健康問題とされています。血管にかかる圧力が通常よりも高い状態を指し、心臓や脳、腎臓などに負担をかける可能性がある病気が高血圧です。
不安を感じた場合や症状が重いと感じたら、速やかに専門の医療機関で診療を受けましょう。
受診する際には、専門の医療機関やクリニックでしっかりと診察を受け、現状の血圧レベルを判断することが大切です。また、治療を実施するにあたっては、生活習慣の改善が不可欠です。
高血圧の主な原因は「二次性高血圧」と「本態性高血圧」の2種類
高血圧の原因は、大きく分けて二次性高血圧と本態性高血圧の2種類があります。
二次性高血圧は、ほかの疾患や薬物が原因で血圧が上がるケースで、血管の健康にも影響を与える可能性があります。甲状腺疾患や腎臓病などが該当し、二次性高血圧の疾患はストレスやリスク要素とも密接に関連しています。
一方で、本態性高血圧は特定の原因がなく、生活習慣や遺伝が影響しているとされています。本態性高血圧においては、改善のための治療が必要で、降圧効果が期待される薬物も存在します。
高血圧から起こる合併症も多数
高血圧を放置すると、心不全や脳卒中、腎臓病などの合併症が起こる可能性が高まります。
高血圧の合併症は、血管にも悪影響を及ぼし、さらには尿の異常などの症状も引き起こすことがあるため、治療には医師や専門医との継続的な対応が求められます。
肥満が原因であれば、体重の管理が効果的な対策となるでしょう。また、禁煙も高血圧のリスクを低減する有効な手段です。
継続的な治療と生活習慣の改善が、高血圧とその合併症からくるリスクを減らす鍵となります。
高血圧は脳卒中や心筋梗塞,さらに大動脈解離など動脈硬化性疾患のみならず,心不全や慢性腎臓病,認知症などの強い危険因子でもあり,年間10万人以上が高血圧により死亡している。
佐々木雄一; 大石充. 動脈硬化性疾患予防のための高齢者高血圧管理. Pharma Medica, 2020, 38.10: 17.
高血圧の治療法は「食事療法」と「運動療法」
高血圧の治療には、食事療法と運動療法が一般的です。
食事療法では、塩分を控えることや野菜と果物を多く摂るなどが基本で、これによって血管の健康も管理されます。
食塩摂取量が多くなると血圧が高くなり,また食塩摂取量を減らすことにより血圧が低下することは, 多くの観察研究・介入研究で証明されている
平和伸仁; 梅村敏. 高血圧治療ガイドライン 2019. 日本内科学会雑誌, 2020, 109.4: 778-783.
運動療法では、ウォーキングや水泳などの有酸素運動が推奨されており、週に150分の運動が理想とされています。
運動療法は収縮期血圧で 2-5 mmHg,拡張期血圧で 1-4mmHg の低下が期待さ れると報告されている
平和伸仁; 梅村敏. 高血圧治療ガイドライン 2019. 日本内科学会雑誌, 2020, 109.4: 778-783.
食事療法と運動療法ともに、専門医や医師による処方と密接に関連しており、特に症状が重い場合やリスクが高い場合は、医師の指導のもとでしっかりとした管理が必要です。
高血圧治療で問題視されているのは「受診率の悪さ」
高血圧治療でよく指摘される問題は、受診率の低さです。厚生労働省も受診率の低さに注目しており、高血圧は「無症状の殺人者」とも呼ばれ、放置すると重大な合併症を引き起こす可能性が高いと警告しています。
このため、定期的な健康診断と通院が必要ですが、忙しさや通院の手間、時間の制約から受診を避ける方が多いのが現状です。
生活習慣の改善や適切なケアが怠られると、リスクはさらに高まります。特に、肥満や不健康な食生活が続くと、症状が悪化する可能性があるので注意が必要です。
高血圧治療を継続するために通院不要な「オンライン診療」の活用を
通院が難しい方や時間が制限されている方にとって、オンライン診療は非常に有用な選択肢です。
オンライン診療では、スマホやパソコンを使って、専用アプリやネット上のビデオ通話サービスを通じ、医師と対話することができます。
事前の問診もオンラインで行われ、専門医の判断に基づいて適切な診察と治療計画が立てられるため、時間や通院の手間を考慮しながら、自宅にて適切な治療とケアが受けられます。
オンライン診療は2018年4月から保険適用に!
オンライン診療は、厚生労働省によって2018年4月から保険適用となりました。これにより、多くの高血圧患者が手軽に専門的な医師による診察を受けられるようになり、血圧管理が一層容易になったと言えるでしょう。
ただし、保険適用には一定の条件があり、初診は対面で行う必要がある場合もあるため注意が必要です。保険証を用いれば薬代や月額の費用も抑えられる可能性があり、また自由診療としてのオプションも存在します。
オンライン診療を活用するメリット3つ
自宅にてビデオ通話で専門医と対話しアドバイスを受けられるなど、オンライン診療が高血圧治療にもたらすメリットは数多くあります。
ここではオンライン診療のメリットを解説します。
オンライン診療のメリット①:時間と場所が自由
一番のメリットとして挙げられるのが、時間と場所の自由度が高い点です。
通院する必要がなく、自宅や職場、さらには出張先からでも、専用アプリを使って簡単に診療を受けられます。
基本的にはビデオ通話を使って医師と対話するため、スマホやパソコンがあれば診療が可能です。オンライン診療であれば、通院にかかる時間や交通費を節約でき、家庭での時間も有効に活用できるでしょう。
オンライン診療のメリット②:会計の待ち時間がない
会計の待ち時間がないという点も大きなメリットです。
対面診療では、診察後に会計や薬の受け取りで待ち時間が発生することが多いですが、オンライン診療では基本的に待ち時間が発生しません。
専用アプリでの受け付けができ、料金もクレジットカードで事前に支払いができます。
さらに、処方された薬代もアプリ内でクレジットカード決済が可能で、薬は自宅に郵送されるケースが多いなど、オンライン診療では会計から薬の受け取りまで、一連の流れがスムーズに行えます。
オンライン診療のメリット③:院内感染を防げる
院内感染のリスクを避けられる点も見逃せません。
特に高齢者や持病を持つ方にとって、院内感染は避けたいリスクの一つです。オンライン診療ならば、対面での他の患者との接触がないため、そのリスクを大幅に減らすことができます。
オンライン診療のデメリット2つ
オンライン診療が高血圧治療に便利である一方で、デメリットも無視できません。
事前に知っておくべきポイントを以下で詳しく解説します。
オンライン診療のデメリット①:通信環境が悪いとNG
オンライン診療は、通信環境の良し悪しが診療の質に直接影響する点に注意しましょう。ビデオ通話での診察が主体となるため、特に自宅での通信環境が重要です。
通信が途切れたり画質が悪いと、医師とのコミュニケーションが十分に取れない場合があります。
オンライン診療のデメリット②:検査や急変には対応できない
オンライン診療では、緊急性の高い症状や検査には対応できないというデメリットもあります。
高血圧の場合、突然の頭痛や動悸が起きることもありますが、オンライン診療では即座に対応するのは難しいのが現状です。オンライン診療は、血圧コントロールの確認として活用するのが良いでしょう。
採血などの検査や急変時の対応のためにも、近隣の初診医やかかりつけの医師を確保しておくのが望ましいでしょう。
高血圧でオンライン診療を受けたい!初診の流れは?
高血圧でオンライン診療を受けたいと考えている方にとって、初診の流れは特に気になるポイントでしょう。
ここでは、高血圧のオンライン診療における初診の流れについて、詳しく説明します。
①WEBやアプリで診療の予約をする
初めてのオンライン診療では、まず専用のWEBサイトやアプリを通じて診療の予約をします。予約は、専用アプリやネットの受付で簡単に行え、希望する時間帯での診療が可能です。
事前に問診票をオンラインで記入する場合も多く、予約にかかる時間は、大体10〜15分程度です。
②スマホなどでオンライン診察を受ける
予約が完了したら、指定された時間にスマホやパソコンを使ってオンライン診察を受けます。
ビデオ通話を使って、直接医師との対話を通じて高血圧に関する症状や生活習慣について話します。血圧計での家庭での測定結果を医師に報告することもあり、適切な治療提案や判断が行われます。
③薬が自宅に直接郵送される
診察が終わった後、処方された薬は自宅に直接郵送されます。薬局での受け取りも選択できる場合もあります。
郵送サービスを利用する場合、送料は大体500円程度が一般的です。会計は、クレジットカードでの決済や月額プランの登録も可能な場合があります。薬局での受け取りの場合は、薬局で直接薬代を支払いましょう。
高血圧のオンライン診療おすすめクリニック6選
通院が難しい、時間がないという方でも安心して受診できるオンライン診療。しかし、どのクリニックを選べばいいのか、費用はどれくらいかかるのか、薬はどうやって受け取るのかなど、疑問は尽きませんよね。
ここではオンライン診療で高血圧治療を受けられるおすすめのクリニックを6つご紹介。それぞれのクリニックの特長や料金について、詳しく解説していきます。
クリニック名 | クリニックフォア | 高血圧イーメディカル | LINEドクター | 患者目線のクリニック | 田園都市高血圧クリニック かなえ | イーヘルスクリニック 新宿院 |
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料金(税込) | 4,880円/月 | 2,880円~/月 | 診療後に確定 | 診察内容により異なる | 要確認 | 2,200円前後 |
診察料(税込) | 1,650円 (継続処方時の問診ではかかりません) | 1,980円/月 (血圧経過観察の場合) | 利用料660円 (診察料は診察後に確定) | 利用料1,000円、初診1,000円前後、再診500円前後 | 要確認 | 1,980円 (診察料・システム利用料) |
お薬の配送料(税込) | 550円 | 無料 | 通常440円、即日配送1,050円 | 初回無料 | 薬局での受取 | 要確認 |
支払方法 | クレジット/デビット/代金引換/GMO後払い | クレジット | クレジット/LINE Pay | クレジット | クレジット | クレジット |
無料カウンセリング | なし | あり | なし | なし | なし | なし |
医院数 | 全国10院(東京、大阪、埼玉など) | 1院 | 0 | 2院 | 1院 | 1院 |
予約可能時間 | 7:00~23:30 | 6:00~18:45 | 8:00~18:30 | 10:00~14:00、16:00~21:45 | 木曜日9:00~12:00 | 9:00~19:30 ※曜日により異なる |
専用アプリ インストール | 不要 | 必要 | 不要 | 必要 | 必要 | 不要 |
詳細情報 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
公式サイト | 症例を見る | 症例を見る | 症例を見る | 症例を見る | 症例を見る | 症例を見る |
※2023年10月1日時点の情報です。最新情報は公式HPにてご確認ください。
※本記事の監修者はサービス選定に一切関与していません。
クリニックフォア
丁寧なオンライン診察と薬の処方!アプリ不要の簡単な診療
クリニックで対面の診察も行っている医師による、丁寧な診察が受けられるオンライン診療です。薬は最短翌日到着で、1年以内のお薬の追加なら簡単な問診の記入と決済だけで手続きが完了(自費診療)。また、便利な定期配送のサービスもあります。
初診からオンラインでの診療が可能で、専用アプリをインストールする必要もありません。自宅や好きな場所から、スマホやパソコンを使っていつでも簡単に受診可能。クリニックに行く時間がなかなか取れない人も手軽に利用できます。
料金(税込) | 4,880円/月 | 無料カウンセリング | なし |
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診察料(税込) | 1,650円(継続処方時の問診ではかかりません) | 医院数 | 全国10院(東京、大阪、埼玉など) |
お薬の配送料(税込) | 550円 | 予約可能時間 | 7:00~23:30 |
支払方法 | クレジットカード、デビットカード、代金引換、GMO後払い | 専用アプリインストール | 不要 |
高血圧イーメディカル
高血圧の専門チームによる治療体制!通院不要で継続治療が可能
医師・看護師の専門チームによる治療体制で、継続してサポートが受けられる高血圧に特化したオンライン診療サービスです。診療や薬代は保険適用となり、初診からの診断が可能。対面クリニックとほぼ同様の料金で受診できます。
忙しくて通院が大変な人も、オンラインなら通院時間や薬の待ち時間を気にする必要がありません。高血圧の専門的な医師が日々の血圧データをモニタリングしながら、質の高い治療を提供しているオンライン診療サービスです。
料金(税込) | 2,880円~/月 | 無料カウンセリング | あり |
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診察料(税込) | 1,980円/月(血圧経過観察の場合) | 医院数 | 1院 |
お薬の配送料(税込) | 無料 | 予約可能時間 | 6:00~18:45 |
支払方法 | クレジットカード | 専用アプリインストール | 必要 |
LINEドクター
LINEのビデオ機能だから簡単!通院不要でいつもの薬の処方が可能
LINEのビデオ通話を通じて、医師の診療や薬の処方が可能。氏名や住所、保険証などの必要な情報で会員登録後、受診したい症状などを問診に入力して送信すれば、医師や薬局から着信があり、診断と薬の説明が受けられます。
処置が必要な症状やいつもと症状が異なる場合は、対面での受診が必要となる可能性があります。しかし、高血圧の症状が安定していて、いつもと同じ薬をもらいたい人にとっては、通院の手間が省けるため手軽に利用できるオンライン診療サービスです。
料金(税込) | 診療後に確定 | 無料カウンセリング | なし |
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診察料(税込) | 利用料660円(診察料は診察後に確定) | 医院数 | 0 |
お薬の配送料(税込) | 通常440円、即日配送1,050円 | 予約可能時間 | 8:00~18:30 |
支払方法 | クレジットカード、LINE Pay | 専用アプリインストール | 不要 |
患者目線のクリニック
薬の受取方法の選択が可能!対面診断と同水準の診察料で受けられる便利なシステム
専用のアプリをインストールするだけで、待ち時間を気にせず好きな場所で診療ができるシステムです。薬の処方は、自宅への配送のほかに、調剤薬局で対面での受け取けにも対応しています。
気になる料金も、通常の対面診療と大きく変わることがありません。当日の予約も可能でスキマ時間に利用ができ、オンライン診療でありながら丁寧に診てもらえると評判です。
料金(税込) | 診察内容により異なる | 無料カウンセリング | なし |
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診察料(税込) | 利用料1,000円、初診1,000円前後、再診500円前後 | 医院数 | 2院 |
お薬の配送料(税込) | 初回無料 | 予約可能時間 | 10:00~14:00、16:00~21:45 |
支払方法 | クレジットカード | 専用アプリインストール | 必要 |
田園都市高血圧クリニック かなえ
症状や希望に合わせたオーダーメイド治療を提供!LINEトークを利用したオンライン診療
患者さんの体質や症状に合った薬や治療法を選ぶ診断と、患者さんの希望をできる限り叶えるクリニックの姿勢を合わせた、オーダーメイド治療を提供しているクリニックです。血圧の薬で状態が安定している人で、薬のみ必要としている場合にオンライン診療を行っています。
LINEトークから「オンライン診療」とコメントするだけで、オンライン診療の受け付け完了。支払いは「デジスマ」アプリに登録したクレジットカード決済のみに対応しています。
料金(税込) | 要確認 | 無料カウンセリング | なし |
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診察料(税込) | 要確認 | 医院数 | 1院 |
お薬の配送料(税込) | 薬局での受取 | 予約可能時間 | 木曜日9:00~12:00 |
支払方法 | クレジットカード | 専用アプリインストール | 必要 |
イーヘルスクリニック 新宿院
来院でもオンラインでも受けられる医療!初診からオンライン診療に対応
直接来院での診療とオンラインでの診療に対応し、いつでも必要な時に医療が受けられる体制を提供しています。WEB予約や事前問診、キャッシュレス決済など、待ち時間のストレスを減らすシステムを採用しているクリニックです。
初診からオンラインでの診療が可能で、薬は最短30分前後で自宅などに届けてくれます。土日祝日や遅い時間も営業しているため、仕事で忙しい人も自分のペースに合わせて診療が受けられるでしょう。
料金(税込) | 2,200円前後 | 無料カウンセリング | なし |
---|---|---|---|
診察料(税込) | 1,980円(診察料・システム利用料) | 医院数 | 1院 |
お薬の配送料(税込) | 要確認 | 予約可能時間 | 9:00~19:30 ※曜日により異なる |
支払方法 | クレジットカード | 専用アプリインストール | 不要 |
高血圧症のオンライン診療に関するよくある質問
血圧はどこまで下げれば良いの?
日本高血圧学会の推奨によれば、一般的な目標血圧は収縮期(上の数値)が130mmHg以下、拡張期(下の数値)が80mmHg以下とされています。
しかし、特に糖尿病や腎障害を合併していないお年寄りの場合、血圧が125〜139mmHg/65〜85mmHgの範囲に収まっていれば理想的とされています。
高齢者でも測りやすいおすすめの血圧計はある?
高齢者におすすめの血圧計は、一般的に上腕に巻くタイプが最も正確であり、日本高血圧学会もその使用を推奨しています。
信頼できるメーカーとしては、OmronやPanasonicがあり、価格帯も1万円から2万円程度と手頃です。
血圧計を選ぶ際には、使いやすさも考慮する必要があります。操作しやすいスイッチ、読みやすい数字表示、そして巻きやすいカフが特徴のものを選ぶことが重要です。
血圧の薬は診療なしでももらえる?
以前は血圧の薬がなくなると、医師の診察を受けなければならなかったのですが、現在は「リフィル処方箋」のおかげでそのような手間が省けます。
「リフィル処方箋」とは、症状が安定していて医師が許可した場合に、最大3回まで繰り返し使用できる処方箋です。
さらに、オンライン診療を利用すれば、通院することなく薬を処方してもらうことも可能です。
オンライン診療を受けられない人もいる?
高血圧による合併症がある方や糖尿病、通風などの他の疾患を持っている場合は、オンライン診療は適していません。なぜなら、個々の症状に応じた特別な処方や検査が必要となるためです。
したがって、オンライン診療を検討する前に、まずは専門的な医師に相談して、その治療方法が自分の状態に適しているかどうかを判断してもらうことが重要です。
高血圧の薬代は1カ月どれくらい?
高血圧の薬には先発品と後発品(ジェネリック)があり、どちらを選ぶかによって薬代が大きく変わることがあります。
先発品の場合、薬代は3,000〜4,600円程度とされています。
一方で、後発品(ジェネリック)を選ぶと、薬代は約1,300~2,000円と、より手頃な価格で済む場合が多いです。
さらに、処方される薬局によっても価格は異なることがあります。薬代を抑えたいと考えている場合は、病院や薬局でしっかりと相談することが重要です。
まとめ:高血圧は放置せず、通院不要で手軽なオンライン診療を
高血圧は放置すると重大な合併症を引き起こす可能性があります。日々の血圧管理と継続的な治療が非常に重要です。しかし、受診する時間を確保するのは難しい場合もあるでしょう。
一方、通院が不要なオンライン診療は、スマホやネットを通じてビデオ通話で診察が可能です。加えて、生活習慣の改善や降圧薬の処方、さらには薬の郵送や配送サービスも利用できます。
しかし、初診の場合や特定の症状には対応できないなど、オンライン診療にもデメリットもありがあります。そのため、自分の症状や生活習慣を理解したうえで、オンライン診療が適切かどうかを先生に問い合わせることが大切です。
高血圧のオンライン診療のメリットとデメリットを正しく把握したうえで、オンライン診療が適している場合には、ぜひ利用してみてください。