株式会社コランダム・システム・バイオロジー
(株)コランダム・システム・バイオロジー、Pheno.AI社が進めるヒューマン・フェノタイプ・プロジェクト(HPP)を支援
株式会社コランダム・システム・バイオロジー(東京都渋谷区、代表取締役社長:大竹秀彦、以下、コランダム・システム・バイオロジー)は、イスラエルに拠点を置くPheno.AI社(CEO:Ori Cohen, PhD)の日本事業開始を積極的に支援することとなりました。Pheno.AI社は、AI主導のデータ分析技術を健康分野に用いるスタートアップで、ヒューマン・フェノタイプ・プロジェクト(Human Phenotype Project以下、HPP)を進めています。このHPPに新たに日本のコホート研究を組み入れることは、HPPが目指す世界規模での展開にきわめて重要なステップとなります。
HPPはヒトの生命体が表すフェノタイピングデータを収集・分析するプラットフォームを構築し、人間の健康を追求する研究者たちに新たな視野と次元を提供する画期的なプロジェクトです。AI主導で大規模な深層フェノタイピングが可能となります。多様な参加者ベースのプロファイリング及び豊富なデータを取り入れることで、健康と病気の背後にある主要な要因を明確にする新たな方法となります。すでに、製薬、ヘルスケア、ライフ・サイエンス分野で科学とイノベーションの進展に貢献する洞察を生み出し始めています。
コランダム・システム・バイオロジーは、Pheno.AI社の設立に伴って、2022年に初期投資を行い、その後、HPPの日本コホートデータ準備を加速するために、日本進出戦略の立案と「フェノエーアイ・ジャパン株式会社」の設立支援とその運営のためのリソース提供をしてきました。
コランダム・システム・バイオロジーの大竹秀彦CEOは、「HPPの日本コホートの起ち上げは、HPPが目指すグローバル・プロジェクトの具現化への大きな第一歩です。」と説明しています。「このステップには、大きな期待と意義を含みます。何千人もの日本人参加者から包括的な健康についてのデータセットが生成されることによって、日本と世界の医学・ヘルスケア研究を繋げ、日本のみならず世界の医療を前進させる道筋が構築されていくと思います。私たちがHPPの日本におけるコホートデータを軌道に乗せる支援をすることにより、日本のヘルスケア分野に新たな視野と発想が生まれ、イノベーションの枠が広がる期待をしています。」
Pheno.AI社の共同設立者であるワイツマン科学研究所のエラン・シーガル(Eran Segal)教授は、「コランダム・システム・バイオロジーの支援は、出資、戦略的アドバイザリー、リソースの投入だけではなく、相互理解と強固なパートナーシップにまで及びます。この支援の下、設立された専門子会社『フェノエーアイ・ジャパン株式会社』が窓口となり、日本のヘルスケア企業及び研究機関との絆を強めていきたいと願っています。そして、共に国内外の健康課題に対処可能なイノベーションを生み出せるよう、頑張ってまいりたいと思います。」と語っています。
コランダム・システム・バイオロジーは、システム生物学の分野で画期的な企業を支援することで、人々の健康と福祉に画期的な進歩をもたらすことを目指しています。健康に関連した研究の推進と事業創出に専念する日本法人として、2020年に設立されました。投資先企業の長期的成長をサポートするにあたっては、専門知識、業界や科学分野においての幅広いネットワーク、画期的な健康データ源へのアクセスを提供しています。
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(2025/03/26 18:00)
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