【ビジネスワイヤ】バイオ医薬品開発製造受託機関の米AGCバイオロジクスは、製造拠点であるミラノの細胞・遺伝子事業施設での製造スペース増設の完了を発表した。今回の2500平方メートル超の増設では、シングルユース・バイオリアクターが数台追加されたほか、開発研究スペースの増築や充填(じゅうてん)ラインが新設され、中・大規模のアデノ随伴ウイルス・ベクターとレンチウイルス・ベクターの製造が可能となる。臨床段階から商業段階までにおいて、イン・ビボとエクス・ビボの遺伝子治療アプリケーションの企業を支援が可能と同社では期待している。(C)時事通信社