ロシア国営タス通信は18日、極東ウラジオストクの空港会社の話として、北朝鮮の首都平壌との間を結ぶ旅客便が25日と28日に運航される見通しだと伝えた。北朝鮮が新型コロナウイルス流入を防ぐため国境を封鎖したのに伴い、ウラジオストク便は2020年3月を最後に運休。約3年半ぶりに再開することになる。
 運航されるのは、高麗航空のツポレフ204型旅客機という。
 金正恩朝鮮労働党総書記は7月下旬、朝鮮戦争休戦70年に合わせて訪朝した中ロ代表団とそれぞれ会談。国境封鎖後初めて外国要人と会ったとみられ、外交などの本格再開につながるシグナルという見方が出ていた。 (C)時事通信社