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第一工業製薬株式会社と株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所による共同研究開始のお知らせ

第一工業製薬株式会社
ドライアイ治療薬創製に向けた共同研究の実施について合意し、共同研究契約を締結

第一工業製薬株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:山路直貴、以下「第一工業製薬」)と、株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:日高有一、以下「DWTI」)は、ドライアイ治療薬創製に向けた共同研究(以下「本共同研究」)の実施について合意し、共同研究契約を締結しましたのでお知らせします。

本共同研究では、第一工業製薬およびDWTIが、それぞれの技術、リソース、および医薬品研究開発のノウハウを活用し、ドライアイ治療薬の創製を目指した探索研究に取り組みます。


本共同研究の役割分担としては、
第一工業製薬は115年の歴史を通じて培ってきた合成技術を基盤とした創薬技術を活かして化合物(以下「本化合物」)の合成を担当します。
DWTI は自社の眼科領域での評価技術を活かして薬効薬理試験などを行い、本化合物のドライアイ治療薬としての可能性を検証します。

本共同研究によって得られる技術的成果および知的財産権は両者が共有し、本共同研究の終了後も、両者はさらなる研究開発や次段階の協業に向けて協議する予定です。


「ドライアイ診療ガイドライン」(ドライアイ研究会診療ガイドライン作成委員会、2019 年)によるとドライアイは、「様々な要因により涙液層の安定性が低下する疾患であり、 眼不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴うことがある」と定義されています。

近年では患者数が2,200万人以上(ドライアイ研究会による)とされており、高齢化やスマートフォンなどのデジタル機器等の普及に伴いさらに増加すると予測されています。

第一工業製薬とDWTIは、本共同研究を通じて、健康寿命の延伸とQOL(Quality of Life=生活の質)の向上に取り組みます。


【第一工業製薬株式会社について】
第一工業製薬は、「工業用薬剤の首位」と紹介される化学の素材メーカーです。
1909年に創業し、絹糸原料として使用される繭の洗浄剤「蚕繭解舒液(さんけんかいじょえき)」の開発から始まりました。
社是「産業を通じて国家・社会に貢献する」と社訓「品質第一、原価逓減、研究努力」を掲げ、独自性とユニークさで評価される「ユニ・トップ」企業として成長してきました。
当社は、化学の力で社会のさまざまな課題を解決するスマート・ケミカルパートナーを目指しています。
詳細は、第一工業製薬のホームページ https://www.dks-web.co.jp をご覧ください。


【株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所について】
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所は、「日本発の画期的な新薬を世界へ」をビジョンとし、より有用な医薬品を早期に患者の皆様に提供することを目指しているバイオベンチャーです。
キナーゼ阻害剤(低分子化合物)の創製に強みをもち、自社創製の上市薬を保有しております。
現在、眼科領域に注力し、再生医療等製品を手掛ける等、患者様の最適な治療の提供に貢献できるよう取り組んでおります。
詳細は、DWTI のホームページhttps://www.dwti.co.jp をご覧ください。




【問い合わせ先】
第一工業製薬株式会社 戦略統括部 広報 IR 部
TEL.075-276-3027
E-mail: d-kouhou@dks-web.co.jp
〒601-8002 京都市南区東九条上殿田町48番地2

株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 経営管理部
TEL. 052-218-8785(代表)
E-mail: info@dwti.co.jp
〒460-0003 名古屋市中区錦一丁目18番11号
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