政府は2日、医療現場のデジタル化を議論する「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進本部」(本部長・岸田文雄首相)の第2回会合を首相官邸で開いた。全国の医療機関や薬局で電子カルテの情報を共有できるシステムを2030年までに普及させることなどを盛り込んだ工程表を決定した。
 首相は「医療DXはわが国の医療の将来を大きく切り開く」と強調。医療界、産業界と一丸になって取り組むよう関係閣僚に指示した。 (C)時事通信社