厚生労働省は4日、年金特別会計の2022年度収支決算を発表した。時価ベースで、自営業者らが加入する国民年金は1232億円の赤字となった。積立金の運用益が減少したことなどが要因で、3年ぶりの赤字。会社員や公務員が加入する厚生年金は3兆4552億円の黒字だった。厚生年金の黒字は3年連続。 (C)時事通信社