東京医科歯科大病院(東京都文京区)は18日までに、首都直下など巨大地震発生直後も継続して医療を提供できる救命救急専門の新病棟を報道陣に公開した。患者の収容能力は「都内最大級」といい、CT検査装置を備えた「ハイブリッドER(救急治療室)」など最先端の設備も導入した。
 「機能強化棟」と呼ばれる新病棟は地上7階、地下2階で、延べ床面積は約1万5000平方メートル。積層ゴムやダンパーの免震装置が建物と地盤との間に設置され、停電時でも非常用電源と備蓄燃料で4日間は医療を続けることができるという。 (C)時事通信社