【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は8日、米製薬大手イーライリリーが開発した肥満症治療薬「ゼップバウンド」を承認したと発表した。同じ有効成分を使った2型糖尿病治療薬は「マンジャロ」として既に承認されており、肥満治療にも正式に用いることが可能となる。
 年末までに使用可能となる見通しで、肥満や過体重による健康リスクを抱える国民が多い米国で、新たな対応手段となりそうだ。 (C)時事通信社