小林製薬(大阪市)が製造した紅麹(べにこうじ)配合サプリメントを摂取した人から健康被害の訴えが相次いでいる問題で、厚生労働省は1日、先月31日時点で入院者数が157人に上ったと発表した。死者は5人のままで変わらない。
 同省によると、同社への相談件数はのべ約2万2000件。同省が設置したコールセンターへの相談件数はのべ1578件で、「(回収の)該当製品を摂取したが問題ないか」「成分表に紅麹と書かれた食品はリコール(回収)の対象か」などの問い合わせが寄せられているという。 (C)時事通信社