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九州大学病院、「ユビーメディカルナビ 生成AI」を試験的導入

Ubie株式会社
 Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下「Ubie」)が提供する、生成AIで生産性向上を図るサービス「ユビーメディカルナビ 生成AI」が、国立大学法人九州大学 九州大学病院(所在地:福岡県東区、病院長:中村雅史)にて試験的に導入され、院内での利用が開始されたことをお知らせいたします。血液・腫瘍・心血管内科、胆道・膵臓・膵臓移植・腎臓移植外科、肝臓・脾臓・門脈・肝臓移植外科、整形外科、循環器内科、顔面口腔外科、先端医工学診療部の医師を中心に、文章生成・要約機能と音声認識機能による退院時サマリ作成、診療情報提供書、内服指示等で活用予定です。なお、国内の大学病院での「ユビーメディカルナビ 生成AI」の導入は初となります。



■取り組み背景と導入目的
九州大学病院は、最先端医療の実施と安全性の強化に重点を置き「臨床研究中核病院」や「がんゲノム医療中核拠点病院」にも認定される、西日本における高度医療の中核拠点です。臨床データの収集と分析を進めることで、新しい医療技術の開発とその実用化に取り組み、最新情報技術を活用した国際的な医療連携の推進、新規感染症や自然災害時の対応、慢性疾患患者や高齢患者への高度医療提供といった役割を担っています。また、全人的医療を実践する医療人の養成、国際教育の推進、多様な働き方導入による職員のワーク・ライフ・バランス向上などにも注力しています。

2024年4月より医師の働き方改革が施行された中でも、西日本における高度医療の中核拠点としての役割と、職員のワーク・ライフ・バランスを両立させるべく、「ロボット手術」や「放射線AI診断」などのDXの導入にもいち早く取り組んできました。今回、効率化によるさらなる働き方改革の実現と、各自の専門的な業務への一層の専念の両立をめざすべく、複数の診療科・部署にて、複数の生成AIを活用し病院内の医療従事者が抱える業務課題を解決する「ユビーメディカルナビ 生成AI」の導入を決定しました。
■「ユビーメディカルナビ 生成AI」について
「ユビーメディカルナビ 生成AI」の特徴
・文章生成・要約の他、音声認識、画像認識などの多彩な機能が利用可能
・豊富なプロンプトテンプレートで幅広い業務の効率化を支援
・院内データの病院個別環境外で処理やAIの学習での活用がなく安全に利用可能
・コンサルタントが導入検討から医療現場での活用や業務実装に至るまで一気通貫で支援
・医療機関向けサービスパッケージ「ユビーメディカルナビ」未導入の病院でも利用可能

「ユビーメディカルナビ 生成AI」は、複数の生成AIを活用し、病院内の医療従事者が抱える業務課題を解決し支援するサービスです。文章生成・要約、音声認識、画像認識などの機能があり、医師向けの紹介状作成支援、看護師向けの退院看護サマリ作成・IC記録作成支援、医療事務向けの退院サマリ作成支援・紹介状作成支援・カンファ議事録作成等が可能で、医療機関における高い認知負荷を軽減し業務の効率化や品質の均一化に貢献します。生成AIは弊社が精度検証などを行った複数のモデルを組合せ、ユースケースに応じ適宜最適なモデルを適用しています。また、病院ごとの個別環境の準備、一般ユーザー向けと異なりデータ学習機能をオフにした生成AIモデルを活用するなど、ネットワークセキュリティに配慮した形でサービスを提供しています。
■九州大学病院での活用方法と効果
九州大学病院では、医師を中心に「ユビーメディカルナビ 生成AI」を活用し、業務効率化に取り組みます。これまで、月間に対応する件数は退院時サマリが約2500件、診療情報提供書が約2300件でした。生成AIの導入により、業務負担が軽減され、より専門的かつ高度な医療提供に注力できるようになる見込みです。

<退院時サマリ・診療情報提供書>
血液・腫瘍・心血管内科、胆道・膵臓・膵臓移植・腎臓移植外科、肝臓・脾臓・門脈・肝臓移植外科、整形外科、循環器内科、顔面口腔外科、先端医工学診療部

<内服指示>
循環器内科

<会議議事・要約>
メディカル・インフォメーションセンター
■九州大学病院 副病院長 中島 直樹 様
働き方改革対応、職員の負担軽減の観点から生成AIの試験的導入を行う。特に診療記録等のドキュメントでは、どこまで適切な診療記録のサポートツールとして活用できるか、また、音声認識ツールと生成AIを組み合わせた活用は興味深いところである。効果・課題での情報収集を行い、今後の診療現場における負担軽減とともに適切な生成AIの活用を目指したい。更に臨床の場での教育・研究の融合を期待する。
■「Ubie Hospital Summit 2024」開催
「Ubie Hospital Summit」は、Ubie株式会社が主催する病院経営者様向けカンファレンスです。第1回となるUbie Hospital Summit 2024は「生成AIで変わる病院経営の未来」をテーマに、病院経営者の方々の講演・パネルディスカッションや、ネットワーキングの場を用意しており、九州大学病院 病院長特任補佐 西山様にもご登壇いただきます。

名 称:Ubie Hospital Summit 2024
開催日:2024年10月9日(水)
時 間:17:00~20:30 ※多少前後の可能性あり
会 場:鉃鋼エグゼクティブラウンジ&カンファレンスルーム(東京駅徒歩2分)
オンライン:Zoom
参加費:無料
対象者:医療従事者の方、医療機関経営者の方
U R L:https://link.ubie.info/l/828513/2024-09-11/5b55cj
主 催:Ubie株式会社

※ 本イベントは現地会場とオンラインでのハイブリッド開催です。
※現地会場への参加は抽選制です。お申込み後、抽選結果をお知らせいたします。

カンファレンスの詳細はこちら

■お問い合わせ
 「ユビーメディカルナビ 生成AI」に関するお問い合わせや機能等の詳細に関するご説明をご希望の際は以下フォームよりご連絡ください。
お問い合わせ



【Ubie株式会社が提供するサービス一覧】
▽生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app/
US版:https://ubiehealth.com

▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
https://intro.dr-ubie.com/

▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ 生成AI」
https://intro.dr-ubie.com/hospitals/generativeai_lp

▽生活者とクリニックをつなぐ「ユビーリンク」
https://intro.dr-ubie.com/ubielink


【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する「ユビー」と、診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ「ユビ―メディカルナビ」等を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。


所在地  :〒103-0012  東京都中央区日本橋堀留町二丁目4番3号 日本橋堀留町2丁目ビル 6F
設立   :2017年5月
代表者  :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 久保 恒太
URL   :https://ubie.life
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