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「運転の人間ドック」構想の実現に向けた共同研究に、MEDEMILが参画

AI教習所株式会社







 AI教習所株式会社(代表取締役社長:江上 喜朗、以下「AI教習所」)と損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:石川 耕治、以下「損保ジャパン」)が推進する、「運転の人間ドック」構想の実現に向けた共同研究に、株式会社MEDEMIL(代表取締役社長:柳町 守、以下「MEDEMIL」)が参画しました。これにより、「挙動」および「技能」に「医学」の観点を加えた、三位一体の運転評価が可能となることから、「運転の人間ドック」における診断精度の向上に寄与することが期待されます。

 2024年6月10日付のプレスリリース(注)でお伝えしたとおり、AI教習所と損保ジャパンは、交通事故を未然に防ぐための取組みとして、複合視点による運転評価に基づき、ドライバーの運転寿命延伸や安心・安全な運転ができる環境を構築することを目指す、「運転の人間ドック」構想の実現に向けた共同研究を推進しています。
 MEDEMILは東京医科大学在籍の学生発スタートアップ企業として誕生しました。企業コンセプトに「眼で診る健康、目で見る未来」を掲げており、眼球運動解析技術の研究開発を通じて、人々の健康に貢献することを目指しています。現在、近年増加傾向にある高齢者の自動車運転事故という重大な社会課題の解決に取り組んでおり、2024年7月1日に、眼の動きから運転能力を測定する装置「MEDEMIL Drive(R)」の先行受注生産販売を開始しました。
 AI教習所、損保ジャパンおよびMEDEMILの三社は、「運転の人間ドック」構想の理念に賛同するとともに、それぞれが持つデータを活用することで、「挙動」「技能」「医学」の複合視点による三位一体評価という基本コンセプトを確立することを目指します。共同研究では、タクシードライバーを被験者として、1.損保ジャパンが提供する「テレマティクス技術を活用したドライブレコーダー等の安全運転支援サービス」、2.AI教習所が提供する「AI教習システム」、3.MEDEMILが提供する「MEDEMIL Drive(R)」をそれぞれ活用した運転評価を行うとともに、行動変容へ繋がる効果的な運転教育プログラムの開発及び実証に取り組んでいます。

指導員が同乗することなく、運転技能の評価が可能な「AI教習システム」

わずか90秒ほど覗くだけで、脳の機能を複合的に評価し、運転能力を測定できる「MEDEMIL Drive(R)」

 「運転の人間ドック」構想の実現に向けては、今後もさらなるパートナー連携を進めていくことで、ドライバー属性に応じた、より精度の高い運転評価方法と、その評価に基づいた効率的でパーソナライズ化されたトレーニング方法を開発してまいります。
(注)
https://ai-driving.school/533/
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2024/20240610_1.pdf?la=ja-JP
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