2019/03/29 11:30
子宮頸がんワクチンは危険なのでしょうか
私は2カ月前に実習の一環として、精神科単科病院を2日間見学した。精神疾患に特化した病院のため、入院患者さんの疾患もうつ病、統合失調症、認知症などさまざまだった。
精神科病院は精神疾患患者を隔離する場所である、と多くの人は思っているかもしれない。しかし、これは過去の話で、現在はまったく違う。精神疾患の人々が、元気に退院し社会復帰できるようにサポートする場所なのだ。社会復帰のためにどのような最新鋭の医療が行われているのかと、私は見学を心待ちにしていた。最新の電気痙攣(けいれん)療法なのか、または動物実験で安全性が担保された新薬の治験を兼ねた医療なのか。しかし私が予想した医療とはまったく違うものだった。
しかもこのカラオケは、一定の基準は存在するが保険適用の医療としてカウントされている。つまり国が正式に、「限られた社会保障費の中からお金を出す価値のある医療」として認めているのだ。カラオケが立派な医療であることを教えてくださった精神科病院の先生も、カラオケ治療の有用性を実感しているとのことだった。
このように私たちの生活の中には、症状の改善や健康の維持に役立つことが隠れている。思いもよらない行動が、何かの疾患の治療や予防につながっているかもしれない。医学の面白さを再確認したのと同時に、この面白さを伝えていくことが、医療者と非医療者の壁を取り除くための手助けになるのではないかと感じた。
(2018/04/20 16:00)
2019/03/29 11:30
子宮頸がんワクチンは危険なのでしょうか
2019/01/25 06:05
「まあ、医師の国試くらい受かるでしょ」
と、簡単に考えていましたが…
2018/12/21 06:05
第16回 「どうやら民間療法にハマってしまって、亡くなったみたいよ」