JR旅客6社は18日、お盆期間(8月10~17日)の新幹線と在来線の利用実績を発表した。新幹線を含む特急・急行列車の乗客(主要46区間)は、前年比37%増の約935万5000人だったが、コロナ禍前の2018年と比べると8割超にとどまった。
 期間中は、近畿地方に上陸した台風7号の影響で、15日に東海道・山陽新幹線が一部で計画運休を実施。16、17日も静岡県内の大雨の影響で、一部で運転取りやめや大幅な遅れが出るなど各地でダイヤが乱れた。
 利用実績は6社とも前年を上回り、下りのピークは11日で、上りは14日だった。 (C)時事通信社