東日本、中日本、西日本、本州四国連絡の各高速道路会社は17日、お盆期間(8月9~16日)の交通状況を公表した。交通量は2022年同時期(8月10~17日)と比べて7%増えた。ただ、コロナ禍前の19年同時期(8月7~14日)と比べると89%にとどまった。台風7号の影響で交通量が抑制されたとみられる。
 全国の主な40区間における1日の平均交通量は4万4100台(22年同時期は4万1200台)。10キロ以上の渋滞は261回(同193回)で前年から増えたが、台風の影響で事前予測の438回を大きく下回った。30キロ以上は14回で、前年から4回増えた。
 最も長かった渋滞は、10日午前9時50分ごろ圏央道の内回りで八王子ジャンクション(東京都八王子市)付近を先頭に発生した48.9キロ。次いで11日午前7時25分ごろ中央道の下りで上野原インターチェンジ(山梨県上野原市)付近を先頭にした45.5キロだった。 (C)時事通信社