小林製薬(大阪市)の「紅麹(べにこうじ)」配合製品を摂取した人に健康被害が確認された問題で、武見敬三厚生労働相は3日、大阪市の横山英幸市長と会談した。
 両氏は国立医薬品食品衛生研究所(川崎市)と大阪健康安全基盤研究所(大阪市)が研究成果を共有するなどし、緊密に連携を取ることを確認。被害の原因究明に尽力することで一致した。
 武見氏は会談後、記者団に対し「横山氏と完全に合意できた」と説明。横山氏は「連携がより強化されるだろう」と述べた。 (C)時事通信社