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生成AIと検索システムを用いた「知識伝承のAI化」ツールの開発を開始

ライオン株式会社
研究領域での活用により、イノベーションの創出を加速

ライオン株式会社(代表取締役社長・竹森征之)は、社内の知見を有効活用するための「知識伝承のAI化」ツールの自社開発を進め、研究領域での検証を完了しました。これまでに蓄積された多くの技術的知見や実験データの中から、求める情報を研究員の誰もが効率的に取得できる環境を整え、新たな価値・習慣の創造に繋げてまいります。



■開発の概要
 当社は、「スピードと効率を備え、高度化・新価値の創出を実現できる」状態を目指し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。2023年5月には、対話型生成AI「LION AI Chat」を当社グループの国内従業員5,000人に向けて公開※するなど、生成AIを活用した業務効率化に取り組んでいます。
 「知識伝承のAI化」ツールの開発は、クラウドサービスプロバイダーが提供する生成AIと検索サービスを組み合わせ、社内で進めています。自然な表現の検索文章の入力により、膨大な社内情報の中にある当該文書を短時間で取得し、生成AIが抽出された文書から中身を分析・評価し、質問に沿った簡潔な表現でまとめた結果を表示します。これにより、効率的に適切な情報にたどり着くことができます。
 ツールの検証においては、文書の取得時間が従来の情報検索と比較して約5分の1に短縮され、生成された文章からも迅速に必要な情報を抽出できることが確認されました。これらの結果から、業務効率の大幅な向上が期待できます。
 今後、研究領域での活用を目指し試験運用をする予定です。さらに将来的には、社内全体に対象を広げることで、イノベーションの創出を加速してまいります。

※ 2023年6月1日発表資料:Azure OpenAI Service を活用した対話型生成 AI を 国内従業員約 5,000 人に公開
https://doc.lion.co.jp/uploads/tmg_block_page_image/file/8838/20230601_01.pdf

<「習慣を科学する」ライオンのDX>

当社は、不確実性の高い事業環境においても自らのパーパスを実践し続け、継続的な事業成長を実現するために、グループ全体の企業変革に直結するデジタル戦略を推進しています。人々の行動や習慣を、デジタル技術やデータサイエンスを使って「科学」することで、人々のより良い習慣づくりを実現するための新しい製品・サービスを創出していくという想いを込め、「習慣を科学する」をデジタル戦略のスローガンとして掲げています。
当社は、不確実性の高い事業環境においても自らのパーパスを実践し続け、継続的な事業成長を実現するために、グループ全体の企業変革に直結するデジタル戦略を推進しています。人々の行動や習慣を、デジタル技術やデータサイエンスを使って「科学」することで、人々のより良い習慣づくりを実現するための新しい製品・サービスを創出していくという想いを込め、「習慣を科学する」をデジタル戦略のスローガンとして掲げています。
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