フォーネスライフ株式会社
プロテオミクスラボを大幅に機能拡張、アジア市場開拓を加速
「誰も病気にならない未来。誰もが自分らしく生きられる社会へ。」をビジョンに、“命の声”に寄り添う多様なサービスを展開するフォーネスライフ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:江川 尚人、以下「当社」)は、プロテオミクスラボの機能を大幅に拡張することで、これまで米国Standard BioTools社(旧SomaLogic社)に検体を輸送して実施していたフォーネスビジュアス検査における検体測定及び結果報告値算出を、国内で唯一、国内で完結する体制※1を新たに構築しました。※2
これに伴い、プロテオミクスラボにおける国内での検体測定を2024年2月7日より開始します。
プロテオミクスラボは、国内で初めてかつ唯一※3SomaScan(R)測定を実現する技術力を持つラボとして2022年12月に稼働を開始しました。2023年11月に実施した衛生検査所登録をはじめとする機能拡張によって、フォーネスビジュアス検査の国内完結・一貫提供体制構築の実現に至りました。
■プロテオミクスラボ 衛生検査所登録内容
今般の「フォーネスビジュアス検査(検査サービス)」の国内完結・一貫提供体制構築及び、先行して実施している「測定サービス(SomaScan(R) Discovery)」※4の国内測定により、プロテオミクスラボの運営をより効率的に行うことが可能となりました。これにより、今後プロテオミクスラボはフォーネスビジュアス検査受診後の生活習慣改善メニューの開発・提供に向けた共同研究・実証等を目的とした「介入サービス」の強化や、事業同士の連携を促進する機能も担います。今後当社は、プロテオミクスラボを起点に、下記をはじめとする取り組みを加速し、より一層のサービス拡充を図ります。
フォーネスビジュアス検査への信頼感・納得感を高め、ユーザーのより良い生活習慣改善を後押しするために、エビデンスに基づく技術情報を、分かりやすく発信します。
フォーネスビジュアス検査の追加項目の開発を、プロテオミクスラボにおける日本国内の測定結果を活用して行います。
検体検査の精度管理を適切に行うだけでなく、並行して、検査・測定結果報告にかかる時間を短縮することを目指します。
同時に、プロテオミクスラボをアジア市場開拓における重点拠点と位置付け、今後一層の技術力向上を図り、検査・測定・介入の各サービスを3本柱とする当社事業全体で、2029年までに1,000億円の売上を目指します。
【フォーネスビジュアス検査とは】
フォーネスビジュアス検査は、少量の血液※5から約7,000種類のタンパク質を測定する日本初の技術を活用し、「将来の疾病リスク」と「現在の体の状態」を可視化するサービス※6です。
20年以内/5年以内※7の「認知症」、4年以内の「脳卒中・心筋梗塞」と「慢性腎不全」、5年以内の「肺がん」の発症リスク予測を検査項目としてサービスを提供しています。
また、事前の食事制限が不要かつ少量の採血のみによる検査手法となっており、一般的な検査と比べて身体への負担を低減しながら、耐糖能、心肺持久力(最大酸素摂取量)をはじめ、アルコールの影響、たばこの影響、肝臓脂肪、内臓脂肪、安静時代謝量などの「現在の体の状態」も可視化することができます。
【フォーネスライフ株式会社について】
フォーネスライフは、NECグループのヘルスケア事業を担う会社の一つです。米国Standard BioTools社(旧SomaLogic社)の血中タンパク質測定技術と、NECグループのビッグデータ解析・ICT技術を用い、認知症などの将来の疾病リスク予測に基づく、一人ひとりに適した生活習慣の改善提案を行うことで、“誰も病気にならない未来”、“誰もが自分らしく生きられる社会”の実現を目指しています。
記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※1: 検体を扱う全ての作業および結果報告値算出に係る作業を一気通貫して行う体制。結果報告値算出前の測定データ処理の一部と、検査結果報告書の印刷・発送は外部委託します。
※2: 事業運営上のリスク低減及び納期短縮・原価低減等を目的として、米国Standard BioTools社(旧SomaLogic社)への検体の測定委託は並行して継続します。
※3: 米国Standard BioTools社(旧SomaLogic社)の解析技術を活用した検査は、日本国内ではフォーネスビジュアスが初めてかつ唯一です。(2024年2月時点)
※4: 当社プレスリリース「日本初!約7,000種類のタンパク質を一度に測定可能なプロテオミクスラボを開設」(2022年12月19日発出)にて測定サービス(SomaScan(R) Discovery)」の国内検査開始を発表。
https://foneslife.com/news/20221219-1/
※5:2mLまたは5mLの採血。
※6:フォーネスビジュアス検査は医療機関の医師を通して提供します。
※7:5年以内の認知症発症リスクは65歳以上の方のみに提示します。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
フォーネスライフ マーケティング本部
https://foneslife.com/#contact
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(2024/02/07 09:00)
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