出版・アート・カルチャー 医療・医薬・福祉

日本の中心で行われたこれまでにない感動のランウェイ!東京クリエイティブサロンで開催された介護職と高齢者のファッションウォーク

一般社団法人KAiGO PRiDE
3月17日「URAHARA NEW-VINTAGE FES2024」で介護職と高齢者によるファッションウォーク「LiNK WALK」を行い、幅広い世代の観客が注目。


ビンテージファッションに身を包みレッドカーペットを歩く介護職と高齢者
 一般社団法人KAiGO PRiDE(本社所在:東京都渋谷区、代表:マンジョット ・ベディ)は、3月14日から24日の期間で開催中の国内最大級、ファッション&デザインの祭典「Tokyo Creative Salon 2024」に初参加し、3月17日に行われた「URAHARA NEW-VINTAGE FES 2024」で介護職と高齢者によるファッションウォーク『LiNK WALK』を開催しました。

若者の街で介護のファッションショーを行う意義
多様な社会や街づくりが叫ばれるなかで、最も身近でありながら見落とされがちなのが年齢による違いです。歳をとらない人は誰もいない中で、すべての人が自分らしく生きるためには福祉・介護という力は必要不可欠であり、当法人ではそのカッコよさをクリエイティブの力で目に見える形にする活動を行っています。
『LiNK WALK』では、現役介護職と高齢者が共に歩くことで次のことの創出を目指しました。
- 二人の間にある家族や友人以上の愛とつながり
- 二人だからこそ生み出せる可能性
- お互いに支え合い前に進む介護という仕事のカッコ良さ
- 「自分らしく生きること」の大切さへの気付き

一緒にいることで自信が出る、一緒にいることで支えられる、一緒にいることでプライドが生まれる。バックグラウンドの異なる二人が共感し合い進むその一歩は、ゆっくりだけど歩幅は小さいけれど、ソーシャルイシューを解決する確かなシンボルになりました。


独創的なファッションをまとうモデルは全員が現役の介護職ら

新たな価値を生み出した「LiNK WALK」
今回開催された「LiNK WALK」は現役介護職ら10名と実際の介護サービスご利用者5名の合計15名が”モデル”として参加。高齢者の中には認知症の方もいらっしゃいます。モデル達は特徴的なメイクとリメイクされたビンテージファッションに身を包んでレッドカーペットに立ちました。

印象に残る特徴的なアイメイク



今回モデルが着用した衣装は総合プロデューサーであるマンジョットからのコンセプトを受け、コスチュームデザインチームの「Jas&Michiko」が担当。ジャージとスーツなど役割の異なる服を組み合わせてリメイク、すべてハンドメイドで用意されました。介護職と高齢者の衣装は、それぞれから切り離したパーツが随所に仕付けられた他、着るペアの関係性を演出する様々な遊び心がデザインの中に盛り込まれています。サーキュラーエコノミックアプローチも軸に置きつつ、過去のデザインと現在のアイデアを融合することで、「世代をリンクさせ、それを着る二人をもリンクさせるファッション」を実現しました。

同じ古着から生まれるリンクコーデ

背面にも遊び心が
ヘアアレンジにもこだわり
支えあってリンクする二人
高齢者の方の中には不安を口にされる方もいらっしゃいましたが、会場にかけつけたお孫さんの顔を見ることで涙されたり、それまでにない笑顔を見せる方も。参加した5人全員がゆっくりだけどしっかりとした足取りでランウェイを歩き切りました。

観客と握手するシニアモデル
しっかりと繋がれた手と笑顔
”ファンサ”も堂々と
そして不安なのは、介護職側も同じでした。私なんかでいいのか、きちんと歩けるのか、不安を抱えての参加でしたが、ランウェイ中はしっかりと利用者を支え、そして支えられ本当に堂々した誇りあふれる表情を見せてくれました。

メッセージフラッグを堂々と
扇子のメッセージもアクセントに
このランウェイを通して、誰もが支え合っていること、人と人の支え合いが笑顔を生み出すことが30mのレッドカーペットの上に表現されました。多様性とWell-beingを求めるこれからの社会において、日本の真ん中の仕事になっていく介護という領域に身を置くプロフェッショナル達が、ファッションとクリエイティブを通して新しい価値を創出したイベントになりました。

ウォークを終え安堵の笑顔を浮かべるモデルたち
運営関係者の声

八木原保名誉会長(写真中央)原宿神宮前商店会名誉会長であり原宿のストリートカルチャーを作ってきた八木原保氏からのコメント「やっぱり次の時代に必然的に落ちてくる問題じゃないですか。誰しもが経験しなければいけないわけじゃないですか。こういう盛り上がりをやりながらどんどん輪を広げていってください!」



本ランウェイのMCを務めた原宿神宮前商店会会長の早川千秋氏からのコメント
「素晴らしい。皆さんの笑顔が素晴らしい。元気をもらえました。みんなファッションも固めているし、原宿ってこういう新しい多様性というかこういうのが出てくる街なんで・・・介護職のみなさんも本当にオシャレで素晴らしい。マンジョットと一緒に前からコラボしようと言っていてやっと達成できました。また是非、来てください。」
参加した介護職の声
「見てる観客の方が笑顔で温かく迎えてくれてクールな演出を受けていたのにも関わらず終始笑顔になってしまいました。自分が思っているよりもいろんな方が応援してくれてる業界なのかなって歩いている時に思って。こういう取り組みで若い方に介護業界の仕事や魅力やクリエイティブさを知ってもらえて、結果的に人手不足とかに貢献できるようになればと身を持って感じました。」

「一緒に歩けたことで逆に勇気付けられました。一人だときっと緊張して歩けなかったと思うけど隣にSさん(利用者)がいてくれたから心強かったです。」

「介護の魅力は笑顔が溢れる仕事ということだと思っていてモデルのご利用者様含め皆終始笑顔だったので、観客の皆さんも笑顔で迎えてくれて、私が思う介護の魅力は伝えられたと思っています。LiNK WALKを通して今まで以上に誇りを持って仕事に取り組めると思いました。」



参加した利用者の声
「息子が来ていて手を出して握手していたら、他の知らない人も手を差し出してくれて。本当、優しい人ばかりだった。この世の中の人はみんな優しい人ばかり。本当に幸せですよ。良い気持ちだったよ。」

「嬉しいですよ、みなさん本当に本当にありがとうございます。泣いちゃう私、嬉しくて今。こんな嬉しいこと初めてだからとても嬉しい。」

「良かった良かった、本当良い経験させてもらえて素敵な格好もさせてもらえて。ありがとうございます。」(ご利用者のご家族様から)







総合プロデューサーのコメント
総合プロデュースを行なったクリエイティブディレクターで当法人代表理事マンジョットのコメント
「介護業界にどこかネガティヴなイメージがある中で私は介護の仕事は本当にカッコイイと思うんです。カッコ良すぎるんです。なくてはならない仕事だと思っているんです。今日、介護職のみんなも利用者のみんなも本当にカッコよく歩いてくれました。
これからも皆さんと一緒に日本の介護の魅力をどんどんこういう形で発信していきたいと思います。お互い助け合いながらハッピーな社会を一緒に作っていきましょう。皆さんも是非応援してください!」

"LiNK WALK" Produce Team
Creative Director/Executive Producer:Manjot Bedi
Producer: Takayuki Koguchi
KAiGO Expert: Junya Ishimoto
Coordinator: Chihiro Sakaki
Creative: Keiko Takiguchi
Costume crafted by: Jas&Michiko
Make:Sanae Mikami/Manami Tomita/Mari Okuda
PR: Erika Matsuda
Management: Junichi Kitta



Special Thanks for all teams and models

URAHARA NEW-VINTAGE FES 2024 in 原宿
世界が注目するストリートカルチャーの聖地『裏原宿』。今回は『NEW-VINTAGE』をテーマに裏原宿エリアをアートフラッグでジャック。3月17日には原宿キャットストリート北ウイングでストリートランウェイとフリマを同時開催!『サスティナブルと多様性』をキーワードに、古着からリメイクファッション、アートまで。ファッションとアートで彩られる裏原宿をお楽しみください!
〇開催日:2024年3月17日(日)12:00~
〇場 所:原宿キャットストリート 北ウイング
(公式発表より抜粋)
詳細を見る
KAiGO PRiDEについて
KAiGO PRiDEは全国で活動を続ける日本の介護の魅力発信プロジェクト。クリエイティブの力でその魅力を見える形にし、介護職のセルフリスペクトを高め、社会からのリスペクトにつなげている。ライフワークとして全国の現役介護職のポートレート写真を撮影する他、自治体・企業・学生そして全国各地の介護職たちを巻き込みながら多種多様な方法論で魅力発信と課題解決に取り組んでいる。先月2月17日から22日までの6日間には、全国そして海外の介護職とともに介護の認識を変えていく「KAiGO PRiDE WEEK 2024」を実施した。

公式インスタグラムではLiNK WALKの様子をライブ配信した際の映像を公開中です。

最新情報をチェック
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMESまでご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)