Code for Japan
オープンソースソフトウェアとして開発したセルフモニタリングツールのアプリを理リリースしました
一般社団法人コード・フォー・ジャパン(以下、Code for Japan)では、シビックテックコミュニティとしてハッカソンや開発イベントを運営し、そこに参加するコントリビュータの皆さんが興味関心のある社会課題や地域の困りごとを取り上げプロジェクト化し、データを集めて分析したり、プロトタイプを開発したりしながら、まちづくりのアップデートにチャレンジする活動をサポートしています。
シチズンサイエンスとシビックテックの挑戦
「Gussuri(ぐっすり)」は、Code for Japan、大阪大学、九州大学、福島県立医科大学、中央大学、富山大学、国立の研究機関などの医師や心理士、睡眠専門家、研究者、当事者、エンジニア、デザイナーなどが睡眠とメンタルヘルスにまつわる知見をラジオ形式で提供するポッドキャスト「バク睡らぢお」から生まれたシチズンサイエンス的なアプローチから生まれたプロジェクトです。
シビックテックによるオープンソース開発
Gussuri(ぐっすり)は中島氏・井上氏や上記ポッドキャスト「バク睡らぢお」に参加するその他の専門家の方とのコミュニケーションの中で、研究者・臨床現場で実際に患者さんとのコミュニケーションで使う医療関係者の皆さんの視点からフィードバックをもらいながら設計を進め、デザインや開発については、Code for Japanが運営するシビックテックコミュニティのエンジニアやデザイナーの貢献により開発されました。現在もCode for Japanが主催する開発イベントである、「ソーシャルハックデー」を中心にプロジェクトは進行中です。また、2023年度に済州島で開催したFacing the Oceanではg0v台湾やCode for Koreaの皆さんにも英語・台湾華語・韓国語への多言語対応などにコントリビュートいただきました。5月3日から台湾で開催されるシビックテック・カンファレンス「g0v Summit 2024」でもセッション登壇し、アプリやプロジェクトについて紹介させていただく予定です。