大広と大和シルフィード、大日本印刷「女性特有の健康課題をデータで可視化する共同研究」を開始
株式会社大広
~心身のコンディションとパフォーマンスの関係を可視化~
株式会社大広(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉恭雄、以下「大広」)の女性特有のヘルスケア・ウェルネス領域専門チーム「大広フェムテック・フェムケアラボ」は、女子サッカー・なでしこリーグ2部のクラブ「大和シルフィード」を運営する大和シルフィード株式会社と、大日本印刷株式会社(DNP)と共に、女性の心と身体のQOL(Quality of life:生活の質・豊かさ)とパフォーマンスへの影響に関する研究を開始することをお知らせします。
本共同研究では、複数の高機能ウェアラブルデバイスによる日常的なバイタルデータと、恒常的なメンタルヘルスアンケートデータ、練習・試合の「パフォーマンスデータ」を取得し、分析とフィードバックを行います。本研究は女性特有の健康課題に対する生活者の理解・浸透、最新技術を使ったサービス開発を目的として、2024年5月16日から6か月間実施いたします。
大広フェムテック・フェムケアラボは、「一人ひとりの不(心、体、生活における不調・不快・不安・不満) に対応する選択肢が増え、“自分らしく生きやすい”が当たり前の社会を目指す」をビジョンに据え活動をしています。
本取組みもその一環として、心と身体のコンディションとパフォーマンスデータの分析により因果関係を可視化するのみならず、実際に使う立場となる一人ひとりとの「深い対話(Deep Dialogue)」を通して課題解決に貢献するテクノロジーや企業アセット利活用の実現を目指します。
女性特有の健康課題への取り組みとその先にある、「性差分析に基づくイノベーション(ジェンダードイノベーション)」と「ウェルビーイング」領域での選択肢拡充と発展に向けた活動を今後も続けてまいります。
【参考資料】
■取り組みの背景
「大広フェムテック・フェムケアラボ」は、2020年にスタートした当初より、国内の様々な企業のフェムテック・フェムケア領域における新規事業開発やブランドコミュニケーション支援を行ってきました。
日本のフェムテック市場は進化を続けていますが、2024年2月に経済産業省より発表された「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」*1 によると、女性特有の健康課題に起因した経済損失が約3.4兆円と試算され、一人ひとりの業務効率や就業継続にも大きな影響を与えるものとして環境整備と改善が求められています。
また、2024年度は厚生労働省による「女性の健康」ナショナルセンター機能の構築*2が予定され、女性のライフコースに応じたデータの収集と解析を通じた課題解決への取り組みはさらに加速すると予測されます。
■取り組みの内容
本取り組みでは、近年「月経周期」と傷害発生率の関連性が着目され、心身のコンディション状態とQOLが競技パフォーマンスと密接につながる「女子サッカー」のチームおよび選手を対象とします。
企業で働く女性との共通点として「心身のコンディション管理」「日々のコミュニケーション」が生じ、競技を通じた「パフォーマンス」に向き合うロールモデルの1つとして実証実験にご協力いただきます。
・大和シルフィード選手への説明および同意の上、「ウェアラブルデバイスの装着およびデータ共有、月経周期・睡眠・心拍数・栄養等生活習慣データ」「練習・試合の活動データ取得・分析」「臨床心理士監修のメンタルヘルスデイリーアンケートへの回答」に取り組んでいただきます。
・生活者本人の同意を得て、そのヘルスケアデータを活用する「DNP健康データ利活用サービスFitStats(R)(フィットスタッツ)」*3を提供するなど、ヘルスケアデータ分析に知見を持つDNPでは、AIによる因果関係分析を行い、各データの分析・考察を行います。
・大広フェムテック・フェムケアラボでは、エンドユーザーである選手へのベネフィットの還元を重視し、選手の活動データの分析およびフェムテック領域でのユーザーインサイト分析知見に基づく、日常生活データ、メンタルデータとの相関性分析と仮説設定を行います。
・チームと連携し練習メニュー及び健康管理メニュー作成・改善支援につながる実証実験方法の策定・改善を行うべく、スポーツへの医学的・科学的アプローチを続けている学校法人順天堂 順天堂大学スポーツ健康医科学推進機構(JASMS)、臨床心理士を要しメンタルヘルスサービスを構築するロゴスサイエンス株式会社との連携を行います。
■3社の役割
○DNP:ウエアラブル センサーによるデータの収集、AI分析・考察
○大和シルフィード:選手へのウエアラブルセンサーの装着協力
○大広:フェムテック領域でのユーザーインサイト傾向との相関性分析を含めた仮説設定・検証、メンタル チェック データの分析・管理
*1 経済産業省「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/jyosei_keizaisonshitsu.pdf
*2 厚生労働省 「「女性の健康」ナショナルセンター機能の構築について」
https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/keikaku_kanshi/siryo/pdf/ka28-2.pdf
*3 FitStats(R)についてhttps://fitstats.jp/
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~心身のコンディションとパフォーマンスの関係を可視化~
株式会社大広(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉恭雄、以下「大広」)の女性特有のヘルスケア・ウェルネス領域専門チーム「大広フェムテック・フェムケアラボ」は、女子サッカー・なでしこリーグ2部のクラブ「大和シルフィード」を運営する大和シルフィード株式会社と、大日本印刷株式会社(DNP)と共に、女性の心と身体のQOL(Quality of life:生活の質・豊かさ)とパフォーマンスへの影響に関する研究を開始することをお知らせします。
本共同研究では、複数の高機能ウェアラブルデバイスによる日常的なバイタルデータと、恒常的なメンタルヘルスアンケートデータ、練習・試合の「パフォーマンスデータ」を取得し、分析とフィードバックを行います。本研究は女性特有の健康課題に対する生活者の理解・浸透、最新技術を使ったサービス開発を目的として、2024年5月16日から6か月間実施いたします。
大広フェムテック・フェムケアラボは、「一人ひとりの不(心、体、生活における不調・不快・不安・不満) に対応する選択肢が増え、“自分らしく生きやすい”が当たり前の社会を目指す」をビジョンに据え活動をしています。
本取組みもその一環として、心と身体のコンディションとパフォーマンスデータの分析により因果関係を可視化するのみならず、実際に使う立場となる一人ひとりとの「深い対話(Deep Dialogue)」を通して課題解決に貢献するテクノロジーや企業アセット利活用の実現を目指します。
女性特有の健康課題への取り組みとその先にある、「性差分析に基づくイノベーション(ジェンダードイノベーション)」と「ウェルビーイング」領域での選択肢拡充と発展に向けた活動を今後も続けてまいります。
【参考資料】
■取り組みの背景
「大広フェムテック・フェムケアラボ」は、2020年にスタートした当初より、国内の様々な企業のフェムテック・フェムケア領域における新規事業開発やブランドコミュニケーション支援を行ってきました。
日本のフェムテック市場は進化を続けていますが、2024年2月に経済産業省より発表された「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」*1 によると、女性特有の健康課題に起因した経済損失が約3.4兆円と試算され、一人ひとりの業務効率や就業継続にも大きな影響を与えるものとして環境整備と改善が求められています。
また、2024年度は厚生労働省による「女性の健康」ナショナルセンター機能の構築*2が予定され、女性のライフコースに応じたデータの収集と解析を通じた課題解決への取り組みはさらに加速すると予測されます。
■取り組みの内容
本取り組みでは、近年「月経周期」と傷害発生率の関連性が着目され、心身のコンディション状態とQOLが競技パフォーマンスと密接につながる「女子サッカー」のチームおよび選手を対象とします。
企業で働く女性との共通点として「心身のコンディション管理」「日々のコミュニケーション」が生じ、競技を通じた「パフォーマンス」に向き合うロールモデルの1つとして実証実験にご協力いただきます。
・大和シルフィード選手への説明および同意の上、「ウェアラブルデバイスの装着およびデータ共有、月経周期・睡眠・心拍数・栄養等生活習慣データ」「練習・試合の活動データ取得・分析」「臨床心理士監修のメンタルヘルスデイリーアンケートへの回答」に取り組んでいただきます。
・生活者本人の同意を得て、そのヘルスケアデータを活用する「DNP健康データ利活用サービスFitStats(R)(フィットスタッツ)」*3を提供するなど、ヘルスケアデータ分析に知見を持つDNPでは、AIによる因果関係分析を行い、各データの分析・考察を行います。
・大広フェムテック・フェムケアラボでは、エンドユーザーである選手へのベネフィットの還元を重視し、選手の活動データの分析およびフェムテック領域でのユーザーインサイト分析知見に基づく、日常生活データ、メンタルデータとの相関性分析と仮説設定を行います。
・チームと連携し練習メニュー及び健康管理メニュー作成・改善支援につながる実証実験方法の策定・改善を行うべく、スポーツへの医学的・科学的アプローチを続けている学校法人順天堂 順天堂大学スポーツ健康医科学推進機構(JASMS)、臨床心理士を要しメンタルヘルスサービスを構築するロゴスサイエンス株式会社との連携を行います。
■3社の役割
○DNP:ウエアラブル センサーによるデータの収集、AI分析・考察
○大和シルフィード:選手へのウエアラブルセンサーの装着協力
○大広:フェムテック領域でのユーザーインサイト傾向との相関性分析を含めた仮説設定・検証、メンタル チェック データの分析・管理
*1 経済産業省「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/jyosei_keizaisonshitsu.pdf
*2 厚生労働省 「「女性の健康」ナショナルセンター機能の構築について」
https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/keikaku_kanshi/siryo/pdf/ka28-2.pdf
*3 FitStats(R)についてhttps://fitstats.jp/
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(2024/05/15 10:09)
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