医療・医薬・福祉

子宮頸がん予防啓発リーフレット15万枚無償提供のご案内

キャンサーネットジャパン
~自治体、教育機関、医療機関に向けて~

認定NPO法人キャンサーネットジャパン(東京都文京区 理事長 岩瀬 哲)では、昨年大幅改訂した子宮頸がん予防啓発リーフレット「みんなにもっと知ってほしい 子宮頸がんの予防のこと」(横浜市立大学医学部産婦人科学教室 宮城悦子主任教授 監修)を、自治体や、教育機関、病院などに先着15万枚を無償で提供します。成人式等でご活用ください。
*2024 年度日本郵便年賀寄付金の助成を受けて実施いたします。


昨年6万枚の無償提供を行ったところ、72自治体等からお申し込みをいただき、約2週間で配布が終了いたしました。無償提供終了後も27自治体からご購入があり、多くの自治体にご好評いただきました。

ほとんどの子宮頸がんは、性交渉によりHPV(ヒトパピローマウイルス)に持続感染することによって引き起こされます。子宮頸がんは、若いうちにHPVワクチンを接種することによってHPVの感染を予防し、さらに定期的な検診により早期に発見、治療することで子宮頸がんによって亡くなることを防ぐことができる、予防しやすいがんです。それゆえに、若い世代が子宮頸がんやその予防の知識を備えておくことが大切です。



2022年4月から小学校6年生~高校1年生相当の女子にHPVワクチンの積極的勧奨が再開されました。一方で、積極的勧奨がストップしていた間に接種機会を逃してしまった女性のために「無料キャッチアップ接種」が提供されています。対象は、誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日の方で、来年1月に成人式を迎える20歳の女性が含まれます。このキャッチアップ接種は、2025年3月末までのため、対象の方への周知が急がれます。子宮頸がんの定期検診は20歳から始まることもあり、ぜひ、このリーフレットをご活用ください。

また、HPVは、男女問わず、性経験がある人の80%以上が一生に一度は感染すると言われています。男性も、HPVの持続感染により中咽頭がんなどのがんにかかるリスクがあるため、決して関係がないことではありません。

子宮頸がんやその予防のこと、HPVのことを知っておくことは、特に、今後、パートナーとの関係を築いていくことになるであろう新成人をはじめ若い世代にとって非常に重要なことです。このリーフレットが広く配布されることで、男女ともに若い世代の一人ひとりが自分ごととして考え、それぞれが予防に向けて行動に移すようになることを期待し、自治体、教育機関、医療機関向けに、リーフレットの無償提供を行います。

リーフレットの詳細はこちらからリーフレット:「みんなにもっと知ってほしい 子宮頸がんの予防のこと」https://www.cancernet.jp/cancer/cervical/leeflet
監修:宮城悦子(横浜市立大学医学部産婦人科学教室 主任教授)
2024年4月改訂
四つ折り、観音折り(横105mm×縦210mm)
制作:認定NPO法人キャンサーネットジャパン 
無償提供枚数:先着150,000枚まで
無償提供先:自治体、各教育機関(小学校、中学校、高校、大学、専門学校等)、医療機関







自治体、各教育機関(小学校、中学校、高校、大学、専門学校等)、医療機関のみなさま
子宮頸がん予防啓発リーフレット無償提供をご希望の場合は、下記よりお申込みください。
申込URL:https://ws.formzu.net/dist/S79257365/
※送料無料
※発送時期は、基本的に7月、9月、10月、12月を予定
(発送月の7月、9月、10月、12月に受け取りをご希望の場合、それぞれ20日までのお申し込み分を、月末までに発送いたします。例: 9月にお受取りをご希望の方は、9月20日までに申し込めば9月末ごろにお届けいたします)。
※2024年度内のお申し込みは原則1団体1回まで(2回目以降のお申込みは、在庫状況により検討いたします)
※無償提供終了後は、1枚15円+税+送料一律800円にて承ります。



リーフレットの申し込みはこちらから
※ご希望があれば、自治体等のロゴや検診施設一覧の二次元コードを印刷することも可能です。その場合は、カスタマイズ費として30,000円+税にて、1,000部から承ります(無償提供終了後はリーフレット代+送料が別途必要となります)。また、お申込みから、発送まで約1か月半かかります。 
詳細はこちら
https://www.cancernet.jp/cancer/cervical/leeflet




カスタマイズの詳細はこちら


このリーフレット無償配布のプロジェクトは、
2024 年度日本郵便年賀寄付金の
助成を受けて実施しています。






<認定NPO法人キャンサーネットジャパン>
1991年に発足し、がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように、科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとしています。2001年にNPO法人化、2007年1月に専用事務局を開設し、現在は東京と大阪を拠点に全国で活動しています。2016年8月認定NPO法人となり、現在の主な活動は、各種がんについての啓発イベント、全国のがん診療連携拠点病院等に設置されている「もっと知ってほしいシリーズ冊子」の制作、養成講座や認定試験など教育事業等も実施しています。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指しています。希少がんも含め、あらゆるがんに関する最新医療情報発信のため、2014年より毎年開催しているジャパンキャンサーフォーラムは、がん患者・家族のみならず一般市民を対象とした最大級のがん啓発イベントです。
https://www.cancernet.jp/
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