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「漢方薬を使用する医師の8割が処方時に悩みを抱えている」 漢方をDXするVARYTEXが非漢方専門医の意識調査を実施

VARYTEX株式会社
漢方処方時の課題解決に診断支援ソフトウェアを使用したい医師は9割


 VARYTEX(ヴァリテックス)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:平野喜一郎)は、非漢方専門医342名を対象に漢方処方実態調査を実施しました。非漢方専門医における漢方処方率は87.4%と、ほとんどの臨床医が漢方薬を使用しているにもかかわらず、そのうちの84.3%の医師は、患者の「証(しょう)」(漢方医学的体質・状態)に適した漢方薬を選択できるか自信がないなど、漢方処方時に悩むことや困ることがあると回答しました。また、漢方処方の課題を解決する手段として、漢方診断支援ソフトウェアなどの最新テクノロジーを使用したいという医師は88.9%と、非常に多くのニーズがあることがわかりました。


■意識調査の詳細について
 日本国内の診療所・クリニックに勤務し、漢方を専門にしていない医師(日本東洋医学会非専門医/非認定医)342名に、現在の漢方薬の処方状況について質問したところ、処方している医師は87.4%であり、非専門医にもかかわらず臨床医のほとんどが日常診療に漢方薬を取り入れていることがわかりました。漢方薬を使用するようになった理由は、「西洋薬治療で効果がなかった症例で漢方治療により効果が認められたから」が60.2%と最も多く、「患者さんからの要望があったから」「西洋薬だけの治療に限界を感じたから」という回答も半数近くを占めていました。

 しかし非常に多くの臨床医が漢方薬を処方している一方、84.3%は処方時に「悩むことや困ることがある」と回答しています。その悩みの半数以上が、「証(漢方医学的体質・状態)に適した処方を選択できるが自信がない」「漢方薬の種類が多くて覚えられない」という内容でした。

 また現在の漢方処方の有無にかかわらず、患者さんの証に適した漢方薬を診断支援してくれるソフトウェアのニーズを確認したところ、「使ってみたい」と回答した医師は88.9%でした。「機能次第では使ってみたい」と回答した医師の74.4%が「患者さんの体質・状態(証)を提示する機能」を求めており、証にあった漢方薬を提示するソフトウェアに対する医師からの期待の高さが伺えました。

■漢方処方の課題を解決する『KAMPO365works』、ついに5月末に正式発売決定!
 VARYTEXでは、日本東洋医学会との共同開発事業基本協定書に基づき、漢方ソフトウェアの開発を行ってまいりました。『漢方業務支援ソフトウェアKAMPO365works』は、プログラム医療機器を目指している「漢方診断支援プログラム」の完成に先立ち、厚生労働省医薬・生活衛生局の「プログラムの医療機器該当性に関するガイドライン」に沿って非医療機器として開発したSaaSです。患者さんにデジタル問診に回答いただくことによって、患者さんの「証」を導き出すことができます。実際に漢方治療を取り入れている医師や薬剤師の声を反映し、主に業務支援の観点で開発を進めてまいりました。2024年5月末に正式発売しますが、今後もUI・UXのアップデートなど、より一層のカスタマーサクセスを実現するべく、周辺環境を整備してまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】
VARYTEX株式会社
〒106-0032
東京都港区六本木3-4-24六本木足立ビル1階
TEL:03-6804-3596
MAIL:info@varytex.co.jp
広報担当:渡邉 芽
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