一般社団法人U-me
各分野の専門家を招き、男女が共に生み育てのwell-beingを叶えるための準備について知り、体験するイベント
一般社団法人U-meでは、下記のとおり、第3回「Well-beingな生み育て準備」を開催します。多様なニーズを持つ現代の男女が、それぞれの生み育てのwell-beingを叶えるための準備について知り、体験するイベントです。父の日にちなんで、プレパパのための企画も盛りだくさんにご用意しています。
イベントURL:
https://240616-yaala-u-me.peatix.com/
開催概要
【日時】
2024年6月16日(日) 10:00 ~17:00
【場所】
グランフロント大阪北館3階エナレッジ
(関西電力(株)オープンイノベーション拠点)
【対象】
妊娠期のプレパパ・プレママ
【参加費】
無料
【イベント内容|体験コーナー】
▼沐浴体験コーナー(予約優先)
赤ちゃんのお人形を使用し、沐浴の方法について学びます。
▼赤ちゃんのお世話実践コーナー(現地申込)
赤ちゃんのお人形を使用し、お着替え、オムツのつけかた、抱っこの仕方など、はじめの頃に誰もが通る身の回りのお世話についてのイロハを実際に体験しながら学べるコーナーです。
▼妊婦体験コーナー(現地申込)
おもりの入ったジャケットを着用して妊婦の気持ちを体験できるコーナーです。
▼無料マタニティフォトコーナー(現地申込)
大阪近郊でロケーションフォト撮影を行う
ニシグチフォトをお招きした無料マタニティフォト撮影コーナーです。
※フォトスタジオの
公式LINE登録をお願いしています。
▼産前産後サービス展示コーナー
産前産後に是非利用していただきたい、公共&民間サービスの展示やチラシの設置を行うコーナーです。
※おみやげ付き!?育児関連企業シークレット企画あり。お楽しみに!
▼プレ父の日!「ありがとう」のメッセージカードコーナー
6月16日は父の日!プレパパに「ありがとう」を伝えよう。カードに記入すると産後のよき時に「ありがとう」が届きます。
【イベント内容|セミナー】
1.10:30-|行政・民間全て見せます!産前産後サービスの全貌|後日アーカイブ配信(現地申込み)あり
出産前から知っておきたい産前産後の育児支援サービスや制度を網羅的にご紹介。行政・民間サービス問わず、どんなサービスがあるのか知ることで、困った時の選択肢を増やし、出産育児の準備をします。
講師:井上 裕子 さん| Yaala株式会社 代表取締役
2.11:00-|妊娠中期(概ね4ヶ月~8ヶ月)向け|妊娠期のからだづくり|現地開催のみ
自然分娩、無痛分娩、帝王切開。どんなお産を選択しても、妊娠出産で身体に起こることは変わりません。いま、助産師が一番伝えたい!母子共に安全なお産をするための準備について学びます。
講師:岩田塔子 さん|めぐみ助産院助産師・看護師・鍼灸師
3.12:00-|先輩ママ・医師・助産師に聞く!多様なお産のリアル|後日アーカイブ配信(現地申込み)あり
病院のお産、無痛分娩、助産院のお産、自宅分娩。多様化するニーズからお産の選択肢も増えています。一方で、誰にでも起こり得る帝王切開という選択。多様なお産の経験者と、そのサポートをする専門家から、それぞれのリアルを見出し、Well-being(幸せ)な生み育てを実現するための準備について考えます。
【ゲスト】
多様なお産を経験した先輩ママ3名(助産院のお産・病院のお産・無痛分娩・帝王切開経験者)
【コメンテーター】
山崎 ゆか さん|産科麻酔科医
岩田塔子 さん|めぐみ助産院助産師・看護師・鍼灸師
佐原 理絵 さん|総合病院勤務 助産師
4.12:15-|妊娠中期・後期向け|知って安心!母乳育児の基本|現地開催のみ
意外と知られていない母乳育児のリアル。お産直後のゴールデンタイムと母乳分泌促進、痛みや乳腺炎などのトラブル回避法などの基礎知識を理解し、スムーズに母乳育児を始める方法を学びましょう。ベビー人形を用いた体験付き。母乳育児は仕込みが9割!Well-beingな母乳育児を叶えましょう。
講師:梁 梨香 さん|はな助産院助産師・看護師・マイ助産師のチームBirth Keeper代表
5.13:30-|小児科医が伝えたい!最新医学に基づく 妊娠期から赤ちゃんのためにできること|後日アーカイブ配信(現地申込み)あり
人生を決める一番大切な時期は、いつだと思いますか?"エピジェネティクス"という最新医学の視点で、それは「着床」してからの9ヶ月(つまり妊娠期)と言われています。とても大切なのにあまり知られていない、妊娠期の過ごし方が胎児に及ぼす影響について知り、より良い過ごし方を実践することで、産後のスムーズな育児につなげましょう!
講師:水野 克己さん|昭和大学 江東豊洲病院 教授・小児科医
6.14:15-|妊娠後期(概ね8ヶ月以降)向け|安産へのラストスパート|現地開催のみ
陣痛の乗り越え方、赤ちゃんが通りやすい子宮の入り口の整え方etc.産後スムーズに育児をはじめるために、母子共に安全なお産をするためのラストスパートについて学びます。身体に負担の少ないお産をして産後を楽に過ごしましょう!
講師:岩田塔子 さん|めぐみ助産院助産師・看護師・鍼灸師
7.14:45-|Well-beingなプレパパのための生み育て準備|後日アーカイブ配信(現地申込み)あり
これからは育児において男性も理解され支援されていく時代。男性育児支援を行う産婦人科医から、Well-beingなプレパパのための生み育て準備について学びます。クラウドファンディングで総額4,890,000円の支援を受けて作られた、Daddy Sapport協会の『父子手帳コンパクト版』を各ご家庭にプレゼント。性別問わずご参加ください。
講師:平野 翔大 さん|一般社団法人Daddy Support協会 代表理事、産婦人科医・産業医・医療ジャーナリスト
8.16:00-|先輩パパ・男性育児サポーターに聞く!パパのリアルな生み育て|後日アーカイブ配信(現地申込み)あり
パパにとっての生み育てのwell-beingとは?それをどう実現する?自分らしい育児のあり方を探究する先輩パパとそのサポーターのリアルな話から、それぞれのパパ・それぞれの家庭にとっての生み育てのwell-beingについて考え、それを実現するための「準備」について考えます。
【ゲスト】
自分らしい育児を探究する先輩パパ3名
【コメンテーター】パパの育児サポーター
平野 翔大 さん|一般社団法人Daddy Support協会 代表理事、産婦人科医・産業医・医療ジャーナリスト
久保 主税 さん|株式会社こそらぼ・Future Parenting Partners ファウンダー
井上 裕子さん| Yaala株式会社 代表取締役
【主催】
Yaala株式会社
一般社団法人U-me
【協賛】
一般社団法人 Daddy Support協会
Future Parenting Partners
『Well-beingな生み育て準備』が向き合う課題と目的
私たちは大阪市北区及び中央区で活動する助産師が立ち上げた法人です。北区及び中央区は出生率が共に8.8と市内で2番目に高い地域です。北区は69%、中央区は67.1%が高齢出産で、新築マンションに住む共働きの高齢初産婦が多くいらっしゃいます。一見裕福で幸福そうに見えるのに、育児に困難さを抱える親が多いことが地域の課題だと感じています。
現代の親は少子化により生育歴で育児経験が少なく、育児の「知識」「体験」が不足しやすくなっています。従来それらを提供してきた産科医療機関でも、婦人科診療所で健診を受ける妊婦の増加、COVID-19流行による産前教育縮小により機会が不足し、行政の両親学級には定員の数倍の申込みがある状況です。転入が多いことから、支援者がおらず「つながり」が欠如したまま育児を始める親も多くいらっしゃいます。仕事の多忙等でそれらを補えないまま出産、産後に困難を抱え虐待につながるケースもみられます。このような困難さを防ぐために、地域の産前教育が重要であると考えます。
妊娠・分娩期の合併症や出血は産後の心身の健康と育児に大きく影響します。社会的な支援体制を整えないまま産後を迎え困難を抱える親も多くいらっしゃいます。また、胎児期の母体環境は子の身体機能や疾病の発症に大きく影響すると言われることから、産前教育が担う役割は大きいと私たちは考えています。
加えて社会は多様化しています。共働き増加の一方で、共働きでも夫の家事頻度が「ときどき」以下である夫婦は5 割前後を占めます。要因のひとつに妊娠期から生み育ての情報提供が女性に偏りやすい現状があります。
本イベントは、パートナーシップや働き方、生み方育て方に様々なニーズを持つ、都会で子どもを迎える男女に対し、「知識」「体験」「つながり」が得られる産前教育の場を提供することで、「生みやすさ育てやすさ生きやすさ」を実現し、生み育てのwell-beingと次世代が健全に育つ社会の創出をめざします。
全ての男女に産前教育を。日本の生み育てのwell-being実現のために、私達はこのイベントを続けています。
参考:大阪市の出生(大阪市ホームページ)、「児童虐待と親のメンタルヘルス問題-児童福祉施設への量的調査にみるその実態と支援課題-」(厚生の指標)、発達期環境に起因する疾患素因の形成機構―DOHaD の視点から―(日本衛生学会 )、「養育者の精神的健 康と子どものパーソナリティの発達-母 親の抑うつに関 して」(性格心理学研究第5巻第1 号)、「日本の父親における精神的な 不調の頻度とそのリスク要因」(国立成育医療研究センター、国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(夫婦調査)」(2021年)
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(2024/05/17 10:13)
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