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株式会社ズー、新製品のクラウド型電子薬歴「kusudamaクラウド薬歴」を発表

株式会社ズー



株式会社ズー(本社:長野県上田市、代表取締役社長:藤井修亮、以下ズー)は、薬局、薬剤師のさらなる業務効率化を目指し、生成AIを使ったクラウド型電子薬歴システム「kusudamaクラウド薬歴」を本日2024年8月30日(金)に販売開始しました。

■開発の背景
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が本格化している昨今、現場の業務を効率化するシステムや、クラウド化によるBCP(事業継続計画)の強化がより強く求められるようになりました。
一方、2023年に多彩な生成AIソリューションが登場し、様々な業界で急速に導入が進んでいます。
これらの背景からズーでは、PC・タブレットどちらでもお使いいただける形で、生成AIが服薬指導や薬歴作成をサポートする機能を実装した、クラウド型電子薬歴システム「kusudamaクラウド薬歴」を開発いたしました。

■特長
1.指導内容の提案と文字起こし
AIが処方内容、患者情報、過去の薬歴を総合的に判断し、適切な指導内容を提案。さらに指導時の会話を録音することで、AIを通して会話内容が自動的に文字起こしされます。








2.薬歴作成をサポート
処方内容や会話内容などをもとに、SOAP薬歴の下書きをAIが作成します。薬剤師はチェックと修正を行うだけで薬歴が完成。さらに会話内容から重要なキーワードをAIが自動でピックアップして、既往歴やアレルギーなどの基本情報を取得して転記できます。
また、検査値が記載されている用紙をタブレットで撮影すれば、適切な項目に自動で値が入力されます。これらの機能により、薬歴記載の時間を大幅に短縮できます。




3. 在宅訪問をアシスト
在宅訪問の機能も充実しています。施設ごとに訪問予定を管理でき、計画書や報告書を一括作成・印刷が可能です。報告書作成にもAIを活用し、薬歴の内容をベースに報告書の形式にまとめることができます。




4.ピッキング・調剤監査をサポート
タブレットのカメラやBluetooth接続のリーダーを用いて、薬剤のGS1コードを読み取り、処方内容とピッキングした薬剤が合っているか機械的にチェックできます。これにより、ミスを未然に防ぐことができます。




5.「つながる薬局」との連携で服薬フォロー
株式会社ファーマシフト(本社:東京都港区、代表取締役社長:多湖 健太郎)が提供するLINE公式アカウント「つながる薬局」と連携しており、「つながる薬局」で行った患者様とのやり取りは薬歴作成時に活用することができます。




6.スピーディーで柔軟性に富んだ開発
OutSystemsジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三重野智博)が提供する高性能ローコード開発プラットフォーム「OutSystems」を開発環境として採用しており、柔軟性がありスピード感のある開発を可能にすると同時に、「OutSystems」が持つ強固なセキュリティーを担保できます。

7.さらなるセキュリティーの強化
Okta, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ)が提供するアイデンティティ管理ソリューション「Customer Identity Cloud powered by Auth0」によって、「kusudamaクラウド薬歴」は多要素認証を実装しており、クラウド型サービスの懸念点となるセキュリティ対策を強固なものにしています。

■今後の展開
「kusudamaクラウド薬歴」は、まずは薬歴を中心とした機能のリリースとなりますが、今後は処方入力やレセプト請求、在庫管理、本部、POSレジなどの機能追加を予定しております。最終的には調剤の情報とPOSの購買履歴を統合し、ヘルスケア台帳としてもご利用いただけるオールインワンの調剤システムを目指しています。

■製品紹介
製品紹介ページはこちら
https://dx.emedical.ne.jp/products/kusudama-cloud/

■販売開始
2024年8月30日(金)

■株式会社ズーについて
株式会社ズーは1986年の創業以来、お客様に喜んでいただくため、他にはないエッジの効いたソフトウェアの開発、提供をモットーに活動しております。
目まぐるしく技術革新が進む世界で常に最新動向をウォッチし、医療事業、コンテンツ事業のみならず、我々が考える独自のアイデアを付加し、お客様に提供致します。
株式会社ズーはこれからも新しいことにどんどんチャレンジして参ります。
URL:https://www.zoo.co.jp/
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