美容・健康

再春館製薬所、来たる2032年の創業100周年に向け、新たな指針となるキーメッセージ「ポジティブエイジカンパニー宣言」を発表

株式会社再春館製薬所
20~60代の7割以上の人が「活動と休息時間のメリハリをつけたい」と回答 そのカギとなり得る"自己回復力"に着目した、漢方の製薬会社が提案する独自のソリューションも

 株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役社長:西川正明、以下 再春館製薬所)は、創業100周年を迎える2032年に向け、改めて目指す指針となるメッセージ「ポジティブエイジカンパニー宣言」を発表します。同宣言は、「明日が楽しみと思える毎日をつくりたい」という企業としての意志表明にとどまらず、「お客様/社員とその家族/協力者/地域/地球(自然)」に対する、独自性の高い「漢方の製薬会社としてのソリューション」提案という中長期的な事業計画としての側面も。
 各ステークホルダーとの「共創の歴史」というべき創業100周年にあたり、改めて立ち返ったのは、再春館製薬所の原点「漢方理念」です。この「人間が生まれながらにして本来備える生命エネルギー」を"自己回復力"と位置づけた観点から、本質的かつ広範囲な提案につながる研究・製品開発、新規事業展開などに取り組み、さらに「次の100年」を目指せる、社会から求められ存続する"なくてはならない"企業としての地盤を固めてまいります。



■ 創業100周年に向けた新たな挑戦「ポジティブエイジカンパニー」
 再春館製薬所は、1932年の創業以来、漢方理念に基づいた製品開発を行ってきた「漢方の製薬会社」です。製品はすべて「人間も自然の一部」という考え方と「生まれながらにして備わる力」に着目した設計に基づいています。
 特に主力商品「ドモホルンリンクル」の設計は非常に独自性が高く、「製薬会社」発「漢方発想スキンケア」の事例は他に類を見ないことから、「ただの化粧品でも、医薬品でもない存在」として位置づけられることも少なくありません。世間的に評される「最後の砦」という表現は、効果に対する評価から生じた"誤解"ですが、その実態は単にシワ・シミなどへの表面的・部分的な対処だけでなく、肌悩みが出る前の「全体」を俯瞰で捉え、肌本来の力で"自走"を目指す、東洋的なアプローチをもとにした、年齢・性別・季節なども問わない漢方理念に基づく設計です。
 昨今ではこの「漢方理念に基づいた設計」が、ライフスタイル領域においても支持を集め、生薬100%の薬用入浴剤「養生薬湯」が美容誌の「お風呂ベストコスメ」で1位を受賞*し、漢方の"5色"の考えを食材の「色」で体系化したフリーズドライ食品「体においしい薬膳スープ粥」がヒットを記録するなど、ドモホルンリンクル以外を入口とした「再春館製薬所との初接点」も徐々に増えつつあります。

 創業100周年を8年後の2032年に控え、再春館製薬所が改めて今後の方向性を再定義するにあたり、独自性と強みへの"原点回帰"と同様に立ち返ったのが、その歴史です。社名のルーツは江戸時代にまで遡る再春館製薬所が「熊本に拠点を置き続ける理由」は、製販一体という業態とも深く関連します。世界に誇る地下水エリアのミネラル豊富な伏流水を、ものづくりに欠かせない大切な原料として活かせる環境、そしてその恩恵に対する感謝を、地下水の「涵養」という恩返しで示すことは、熊本、ひいては自然とともにある会社としての取り組みです。
 また、先日ブランド誕生50周年を迎えた「ドモホルンリンクル」の歴史も、お客様/社員とその家族/協力者/地域/地球(自然)というステークホルダーとの数えきれないほどの共創で得られたもの。日々1万件ものコミュニケーションが発生するコールセンターに愛用者の方の「生の声」が直接届くダイレクトマーケティングという業態だからこそ、ご要望から生まれた新製品、お叱りや意見を受けて改善されたデザインやサービス、再春館製薬所から行う「提案」など、数多くの二人三脚から生まれた進化も非常に特徴的です。
 今回宣言する「ポジティブエイジカンパニー」は、再春館製薬所だからこそできる形で、お客様の幸せと心身・社会的にも満たされた状態による「明日が楽しみと思える毎日」をつくり、「末長いおつきあい」を実現したいという意志表明です。ドモホルンリンクルなどの美容領域にとどまらない、広範かつ本質的な分野における「漢方の製薬会社として提供する、独自のソリューション」で、新たな価値と歴史を共創してまいります。
*2025年1月期 VOCEお風呂ベスコス 入浴剤部門 第1位
■ 包括的な領域での「4つの明日」にもとづく、中長期的な事業計画
 「ポジティブエイジカンパニー」として今後展開する領域は、「4つの明日」を生み出す事業を基軸に計画されています。これら4つの領域が満たされた状態が「明日が楽しみに思える毎日」をつくるという考えのもと、新規の商品・サービスなどを提案します。

ポジティブエイジカンパニー宣言において新事業領域の軸となる「4つの明日」

〇負のない明日
 年齢を重ねることで顕在化する「やりたいことができない」「思うように動けない」などの悩みに対して、「フレイル(心身の虚弱状態)」に陥らないように、お客様の健康寿命を延ばし、いつまでも自分らしくいられることを応援する事業。現行商品の生薬製剤「痛散湯(つうさんとう)」や機能性表示食品「歩みのゼリー」なども同領域。
〇健全な明日
 現代社会を生きる上で乱れがちな生体リズムを、食・入浴などを新たな発想で日々の「活動/休息」の切り替えとして活かしつつ、漢方の視点「季節」までも考慮した調整で、年間単位でも健全な毎日を支えるソリューションの提供など、お客様のいきいきとした日常を支える事業。
〇自信のある明日
 「ドモホルンリンクル」をはじめとする製品・サービスから提供される効果と価値、内面から輝くような自信・周囲にも幸せが広がって循環していく「うれしい連鎖」などのつながりを提供する事業。
〇心豊かな明日
 新しい価値観や自分の発見にもつながる「体験」や「インプット」で、生活や人生を豊かにする事業。「新しい自分を発見する旅」として、旅行企画やリトリート、宿泊施設などの提供という事業領域の可能性も。

■ 今後の展望に関連する事業・施策
 このたびの宣言を、「ポジティブエイジカンパニー」としての活動元年とするべく、近日中に実施する具体的な取り組みについてお知らせいたします。
〇「ドモホルンリンクル ファンフェスタ ~感謝と共創の未来へ~」
 2025年4月19日(土)に「50年を支えて下さった方々への感謝を込めて、一緒に51年目の新たなスタートを」という目的のもと、初の参加型大規模イベントを開催します。1,100名( 国内からの参加者1,000名・海外からの参加者100名を想定)もの"ドモホルンリンクルファン"が、熊本の本社「再春館ヒルトップ」の広大な地に集います。お客様と再春館製薬所との絆を深めることはもちろん、さらなる"共創"の未来への第一歩に。
*現地での取材も可能です。ご希望の方は、広報担当までご連絡ください。
〇新ブランド「ポジティブリズム」の立ち上げ
 前述の「健全な明日」事業の主軸となる、生体リズムを整える新ブランド「ポジティブリズム」をローンチします。旧「Lashiku」ブランドとして展開した「現代社会を生きるための、漢方発想ライフスタイル商材」の独自設計をパワーアップし、日常生活における「日内」「週」「季節」という3つの時間軸のもと、自身の生体リズムの最適化を図る製品やサービスを展開。
 また、これまでの九州大学との生体リズム研究に加え、新設されたグループ会社「再春館共創ラボラトリー」を拠点に、外部企業や研究機関との連携を強化。共同研究とオープンイノベーションを推進し、新たな視点からさらなる生体リズム解明と製品開発を加速します。
〇グループ会社「再春館共創ラボラトリー」を新設
 新時代の「明日を楽しみ」と思える社会を実現する「新しい価値創造」のため、外部企業や研究機関との連携を意図し、そのハブとなるべくして設立された新会社です。共同研究・共同開発やアライアンスを積極的に進め、お互いの理念や思想が一致する「共創パートナー」においては、出資やM&Aも含め、お互いの事業成長の拡大と加速化にもつなげていきます。
〇健康寿命のカギは、"自己回復力"に──戸建てプロジェクト「ポジティブエイジハウス」
 漢方理念に基づく"養生"の知恵、人体科学や行動学・運動学などの知見を持つ再春館製薬所と、サステナブルな暮らしを提案するハウスメーカー「Lib Work」がコラボレーションし「漢方の製薬会社が考案した、健康寿命を延ばす住環境」。AIやIoTを軸としたスマートハウスとは対極にある「自然と人をつなぐ住環境」における、"自己回復力"を育む暮らしを提案します。
*2025年4月25日(金)に、熊本県合志市にてモデルハウス完成記者会見および内覧会を実施いたします。「オンライン」でも同時に繋ぎますので、オフライン・オンラインともに取材をご希望の場合は、広報担当までご連絡ください。
・記者会見:ひのくにふれあいセンター会議室(熊本県 合志市 栄 2295-2)
・内覧会:記者会見場近隣のモデルハウス

【漢方発想とは】
生物の基本機能として元々プログラムされている、生命「活動」と「修復/回復」は、無意識に毎日繰り返されますが、その生命エネルギーは、加齢・刺激やストレスなどの環境要因により、年月を重ねるごとに低下していきます。毎日100%の回復ができれば、365日後──つまり1年後もそのままの状態を保てますが、何かしらのエラーが発生して日々99%しか回復できなかった場合は、理論上、1年後に本来の「1.00」は当初の「0.03」まで減少。言い換えると、当初の「100%」は「3%」しか維持されないということになります。漢方理念とは、月・火・水・木・金・土・日──という宇宙を含めた大自然の中で、バランスを保ちながら存在している人間もまた自然の一部につき、「人体で起こるさまざまな生命現象は、自然と強く結びついている」という考え方。命あるものが生まれながらに持つ「元の状態に戻ろうとする、"自己回復力(生命力)"」はやはり人にも備わり、その力を助ける答えもまた自然の中に存在するという発想が、再春館製薬所の製品設計の根幹です。


自己回復力の理論を表す図

■ 心身の"自己回復力"低下の自覚・解決策へのインサイトは、ともに7割以上という結果に
 再春館製薬所が実施した幅広い年代層を対象にした以下の調査結果からも、「日常生活における心身の"自己回復力"」の低下が示唆されています。多くの人が日常的な睡眠不足や疲労感、生活リズムの乱れ、季節の変わり目の体調不良などを自覚し、日常をやり過ごさざるを得ないという状態にありますが、これらの悩みは性別・年代を問わず共通であることも見受けられます。
 その一方で、「本来であればより良い状態へコンディションを整えたい」「活動と休息時間のメリハリをつけたい」と望んでいる人が7割以上に及ぶこともまた事実です。

トピックス
1.全体の7割以上が週に1日以上、朝の疲労感や寝つきの悪さを感じている
2.全体のおおよそ3人に2人が、季節の変わり目に身体がついていかないと感じている
3.全体の7割以上が、本来であれば仕事と休息の時間のメリハリをつけたいと思っている

朝起きた時に、前日の疲れや寝つきの悪さを週に何日以上感じますか(n=500/SA)

本来であれば仕事と休息の時間のメリハリをつけたいと思っていますか(n=500/SA)

 生命エネルギー"自己回復力"の維持のカギは、前述のように「エラーを発生させないこと」「本来の活動と修復/回復のリズムがスムーズに行われること」。再春館製薬所は、社会におけるこの潜在的なニーズに応え、現代を生きる人の実感を"マイナスからゼロ"はもちろん、"プラスからプラス"の状態に底上げできるような独自のソリューションを提案し、より多くの人々がポジティブに毎日の生活を楽しめるようにサポートしたいと考えています。

【調査概要】 
調査期間:2025年3月20日~2025年3月21日
調査手法:WEBアンケート「生活に関する調査」
調査対象:調査会社を通じて人口比率に応じて無作為に抽出した一般の方を対象に、全国の20~70歳未満の500名(性別不問)に行ったアンケート
※調査結果の詳細を希望される場合は、別途お問い合わせください。
【再春館製薬所について】
 再春館製薬所は 1932 年に熊本で創業。「痛散湯」や「ドモホルンリンクル」を主とした、漢方理念に基づく医薬品・医薬部外品・化粧品の製造・販売を行う漢方の製薬会社です。「自然とつながり、人とつながる明日を」という理念を掲げ、「人間も自然の一部」という発想で選び抜いた植物の力を、製薬会社の技術で最大限に引き出して人の力に活かすものづくりを通し、「自然・人・社会の循環」を目指します。2016年の「平成28年熊本地震」でその名が全国に知られることになった熊本県益城町に本社を構える企業として取り組む復興支援の側面も持つ、全国初の「価値観」をもとに事業者・返礼品をセレクトした自社運営ポータルサイト「再春館製薬所 ふるさと納税サイト」の展開や「自然からの恵み」への"恩返し"につながる、自然との共生・サステナビリティ活動など、さまざまな形で理念の実践を追求します。(https://www.saishunkan.co.jp/
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