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1人目を出産後、子育てに少し余裕ができたからもう1人と願っても、なかなか妊娠しないケースが増えている。大谷レディスクリニック(神戸市)の大谷徹郎院長は「背景には女性の晩婚化もあります」と話す。
◇原発性と続発性
女性側の不妊の主な原因は、(1)卵管が細くなったり詰まったりして、卵管が正常に機能しない(2)卵子が成熟しない、または成熟しても卵巣から外に出られない(3)子宮内腔や内膜に異常があり、受精卵が着床できない―の三つだ。
大谷院長は「続発性不妊の場合は、第1子を出産後、クラミジアなどの菌による感染症や子宮筋腫、子宮内膜症などの発症が原因となることがあります。また、子育ての忙しさから性交渉の回数が減少することも原因です」と話す。
(2017/12/28 10:27)
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