約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
チャタテムシ混入食品でアナフィラキシー ~日本で初報告(東邦大学医療センター大橋病院 福田英嗣准教授ら)~
微小なチャタテムシの仲間「ヒラタチャタテムシ」が混入した食品を食べてアナフィラキシー(全身性の急激なアレルギー反応)が起きたと、東…
早期診断・治療が重要 ~アルツハイマー型認知症(総合東京病院 羽生春夫・認知症疾患研究センター長)~
厚生労働省によると、認知症の患者は2030年に約523万人になり、22年時点の443万人から8年間で約80万人増えると推計されてい…
正しい理解でケアを ~血友病の「保因者」(国立病院機構大阪医療センター 西田恭治医長)~
近年、血友病の治療は進歩しており、患者は一般の人と変わらない生活が送れるほどだ。一方、血友病の原因遺伝子を持つ「保因者」については…
他人に注意を向ける ~認知行動療法であがり性克服(千葉大学医学部付属病院 清水栄司・認知行動療法センター長)~
人前で極度に緊張しやすい性質を、あがり性と呼ぶ。病気ではないが、気にし過ぎればさらに緊張が高まる悪循環に陥り、社交不安症に発展しか…
EPAやDHA、タンパク質にビタミンD ~栄養素が豊富な「魚食」の勧め(あきはばら駅クリニック 大和田潔院長)~
調理の手間や肉食を好む傾向などから魚離れが進んでいる。そんな中、「魚にはエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA…
急な下半身まひで発症 ~脊髄梗塞(秋田厚生医療センター 小林孝副院長)~
「体操のお兄さん」として知られるタレントの佐藤弘道さんが発症した脊髄梗塞。背骨の内部を通る神経の束である脊髄に栄養を供給する血管が…
真摯に話し合う ~重い病気の子の治療(国立成育医療研究センター 余谷暢之診療部長)~
小児医療が進歩し、重い病気でも治療の手だてや延命の期待が見いだせるようになってきた。一方で、どこまで積極的な治療をするかといった選…
健康寿命縮める「骨卒中」 ~要介護のリスク増大~
平均寿命と要介護にならずに生活を送れる健康寿命との差は大きい。男性より平均寿命が長い女性には健康寿命が肝心だが、骨粗鬆(そしょう)…
心血管病に関連 ~睡眠時の高血圧(静岡社会健康医学大学院大学 田原康玄研究科長)~
高血圧が続くと、脳卒中や心臓病などの心血管合併症の恐れが高まる。特に睡眠時の高血圧との関連が高いことを、静岡社会健康医学大学院大学…
高齢者の「誤薬」 ~飲み忘れ、飲み間違い、薬剤師に相談を(薬剤師 雜賀匡史さん)~
多くの病気を抱え、いろんな薬を処方される傾向にある高齢者では、飲み忘れや飲み間違いなどの「誤薬」が課題となる。医療や介護の総合支援…
再発の不安除き、普通に食事を ~利便性高い新薬に期待―潰瘍性大腸炎~
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜にただれや潰瘍ができる炎症性疾患だ。難治性炎症性腸管障害に関する厚生労働省の調査研究班が2014年に実施した…
痩せた若年女性もリスク ~糖尿病予備軍(順天堂大学大学院 田村好史教授)~
肥満は糖尿病リスクの一つとされてきたが、近年、痩せていても同様のリスクがあることが明らかになってきた。順天堂大学大学院医学研究科代…
ダニ対策は「増やさないこと」 ~寒い時期にアレルギー症状も(獣医師 高岡正敏さん)~
鼻水やくしゃみ、目や皮膚のかゆみ、せきなどのアレルギー症状の約6割はダニが原因だという。獣医師の高岡正敏さんは「特に、子どもの気管…
浮遊感が3カ月以上 ~持続性知覚性姿勢誘発めまい(新潟大学医歯学総合病院 堀井新教授)~
近年、「持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)」という新しい概念のめまいが注目されている。原因不明の「めまい症」とされてきた患者の…
命に関わるケースも ~急性アルコール中毒(国際医療福祉大学成田病院 志賀隆・救急科部長)~
忘年会、新年会のシーズンに限らず、気を付けたいのが過度の飲酒による急性アルコール中毒だ。楽しいはずのうたげを台無しにしてしまうだけ…
慢性化する前に対策を ~食事と運動―慢性便秘症(鳥居内科クリニック 鳥居明院長)~
便秘は不快であるだけでなく、心筋梗塞や慢性腎臓病などさまざまな疾病リスクも高める。日本消化管学会は2023年、診療ガイドラインを6…
ネイルケアによる皮膚トラブル ~除光液で手湿疹も(池袋西口病院 船坂陽子医師)~
手に赤みやぶつぶつ、水疱(すいほう)、皮むけなどが生じる手湿疹。症状が軽い手荒れが進行した状態で、ひどくなるとひび割れができ、かゆ…
げっぷで生活に支障 ~成人の1.5%(大阪公立大学医学部付属病院 藤原靖弘教授)~
げっぷは生理現象の一つだが、週4日以上煩わしいげっぷが続く場合は「げっぷ障害」と医学的に定義され、病気のサインの可能性もある。 大…
気付きにくい睡眠時無呼吸症候群 ~家族の勧めが受診後押し~
日中に強い眠気を感じる、寝覚めが悪かったり起床時に頭痛がしたりする、夜間に頻繁にトイレに行く―。こんな症状がある人は睡眠時無呼吸症…
白目の細胞が異常増殖 ~翼状片、乱視の原因に(東京都済生会向島病院 村田和子医長)~
白目の部分が黒目を覆って乱視などを起こす翼状片(よくじょうへん)をご存じだろうか。東京都済生会向島病院(東京都墨田区)眼科の村田和…
「緩やかな糖質制限」で ~糖尿病予防(北里大学北里研究所病院 山田悟・糖尿病センター長)~
糖尿病の食事療法は「食べたい物を我慢する」といったイメージがある。ただし近年は、ある程度糖質を制限すれば食べていけない物はないとい…
歯失うと孤独感高まる ~会話や食事楽しむ機会減る(東京科学大学大学院 松山祐輔准教授)~
自分の歯が一本もなくなると、孤独感が高まる―。東京科学大学(旧・東京医科歯科大)大学院医歯学総合研究科(東京都文京区)の松山祐輔准…
治りにくいなら受診を ~口内炎、背後に重大疾患も(東京歯科大学市川総合病院 野村武史・口腔がんセンター長)~
風邪を引いた後や疲れがたまったときに表れる口内炎。自然に治ることが多いが、東京歯科大学市川総合病院(千葉県市川市)口腔(こうくう)…
国内で発生リスク ~狂犬病防ぐには(大分大学 西園晃教授)~
狂犬病は、狂犬病ウイルスを持つ動物にかまれるなどしてウイルスが脳内に侵入し、錯乱やけいれんなどの激しい症状が表れ、ほぼ100%死に…
淡水魚などの生食で発症 ~顎口虫症(東京都立墨東病院 中村ふくみ部長)~
顎口虫(がくこうちゅう)という寄生虫によって起こる顎口虫症。みみず腫れや紅斑などができる珍しい病気だが、集団感染が起きたこともある…