企業において、健康は誰が決めるのか?「ウェルビーイング経営」の支持が「健康経営」に対し、約3倍に。それぞれの考え方に対しては「ウェルビーイング経営」が「健康経営」に対し、約12倍に。
ZIHEN株式会社
健康経営?ウェルビーイング経営? 従業員*1,000人に意識調査
*従業員:経営者・役員を除く、組織で働く人 視点探索メディア「遠方見聞録」は、誰もがどこでも意見を発することができる現代、偏って硬直した論調から、少し離れ、俯瞰し、古今東西の遠い事象を繋ぎあわせて考える記事を展開しております。この度、「健康は誰が決めるのか?」の問いの元、組織における従業員の健康のマネジメント方法である「健康経営」と「ウェルビーイング経営」に関する調査を実施。その調査結果をお知らせ。
URL:https://tohokenbunroku.com/
〈調査内容〉
調査エリア:東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡、北海道
調査サンプル:1,000サンプル
調査期間:2023年10月23~26日
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの定義
本調査では、健康経営の定義を、「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、組織においてトップダウンで実行すること」、ウェルビーイング経営の定義を「従業員が身体的、精神的、社会的に満たされるように組織の環境を整え、社員が自由な裁量で、そうした環境やサービスを利用できるように整備すること」としている。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの認知
認知率は、健康経営を詳しく知っている・知っていると答えた人は、20.1%。ウェルビーイング経営を詳しく知っている・知っていると答えた人は、16.3%。
健康経営・ウェルビーイング経営双方、知らない人が約8割という結果となった。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの経験
認知率は、健康経営の経験があると答えた人は、21.4%。ウェルビーイング経営を経験があると答えた人は、8.6%。
健康経営が、ウェルビーイング経営に比べ約2.6倍経験率が高い結果となった。
しかしながら、双方ともに、経験がない・わからないと答える人が大半を占める結果となった。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの施策への評価
健康経営・ウェルビーイング経営の施策の例を列挙し、それぞれ施策への評価を調査。
健康経営の具体的施策に対する支持率17.5%。一方、ウェルビーイングの具体的施策に対する支持率 83%であった。
具体的な施策に関しては、ウェルビーイング経営の施策が、より従業員支持される傾向が見てとれる。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの評価
最後に、健康経営・ウェルビーイング経営、それぞれの評価を調査。
健康経営を支持する人13% ウェルビーイング経営の支持率39.6% わからない47.4%であった
健康経営よりもウェルビーイング経営を支持する声が約3倍大きかった。一方、わからないと回答した人が約半数を占める結果となった。仮説としては、健康経営・ウェルビーイング経営、とそれぞれ、その言葉だけ提示された時には、まだそれぞれの理解が浸透しておらず、その定義・その裏側にある取り組みがまだ想像できず、わからないと回答してしてしまう可能性が考えられる。
また、健康経営・ウェルビーイング経営、双方の支持者に対して、その支持理由を調査。その代表的な例は・・・
健康経営を支持する理由としては、「健康は大事だから」「強制した方がいい」などの声が多く見られた。一方、ウェルビーイング経営を支持する理由としては、「心の健康も重要」「個人の自由」「強制はよくない」などの声が多く見られた。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの考え方への評価
さらに、健康経営の「画一的な健康のあり方で管理する考え方」、ウェルビーイング経営の「それぞれの個別の健康のあり方に寄り添う考え方」、それぞれのマネジメントの考え方を提示し、その評価を調査。
健康経営の考え方を支持すると回答した人が6.6% ウェルビーイング経営の考え方を支持すると回答した人が80.8% わからないがと回答した人12.7%であった。
結果としては、従業員からは、従業員個別の健康のあり方に寄り添うウェルビーイング経営の考え方への評価が、大差をつけて支持が集まった。
また、年代別に、健康経営・ウェルビーイング経営、それぞれの考え方への評価を見てみる。
年代別に時に見た際に、割合として、年代が高くなるほどウェルビーイング経営の考え方を求める傾向が強くなり、若い世代特に20代が健康経営の考え方を支持する割合が高い結果となった。
仮説としては、年齢を重ねるごとに、健康に対してより自分ごと化し、自身の健康に対する真剣度が上がり、所属する組織でも、画一的な健康の基準で管理する健康経営よりも、各個人の健康のあり方に寄り添うウェルビーイング経営への支持が高まる可能性がある。
■まとめ
本調査からは、健康経営もウェルビーイング経営、どちらもその内容の認知は、依然として発展途上にある。また、双方とも施行されている組織は、少数派になると考えられる。
調査全体を通じて、健康経営よりも、ウェルビーイング経営が、その内容・施策・考え方いずれも、従業員からの支持される結果となった。その理由としては、時代の変化とともに、画一的な健康のあり方で管理するよりも、従業員個別の健康のあり方に寄り添い、身体と心の健康両面を対象とする「ウェルビーイング」が、求心力を増していると考えられる。
そして、調査では、健康のあり方は人それぞれだと思うかについて、調査したところ92.6%が、そう思うと回答した。
PROJECT 「遠方見聞録」運営会社
社名:ZIHEN 株式会社
所在地:〒105-0001東京都港区虎ノ門1−10−5 KDX虎ノ門一丁目ビル11F
URL:https://zihen.co.jp/
MAIL: pr@zihen.co.jp
社名:株式会社 越境
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-18-19 2A
URL:https://ekkyoinc.jp/
MAIL:hello@ekkyoinc.jp
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健康経営?ウェルビーイング経営? 従業員*1,000人に意識調査
*従業員:経営者・役員を除く、組織で働く人 視点探索メディア「遠方見聞録」は、誰もがどこでも意見を発することができる現代、偏って硬直した論調から、少し離れ、俯瞰し、古今東西の遠い事象を繋ぎあわせて考える記事を展開しております。この度、「健康は誰が決めるのか?」の問いの元、組織における従業員の健康のマネジメント方法である「健康経営」と「ウェルビーイング経営」に関する調査を実施。その調査結果をお知らせ。
URL:https://tohokenbunroku.com/
〈調査内容〉
調査エリア:東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡、北海道
調査サンプル:1,000サンプル
調査期間:2023年10月23~26日
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの定義
本調査では、健康経営の定義を、「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、組織においてトップダウンで実行すること」、ウェルビーイング経営の定義を「従業員が身体的、精神的、社会的に満たされるように組織の環境を整え、社員が自由な裁量で、そうした環境やサービスを利用できるように整備すること」としている。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの認知
認知率は、健康経営を詳しく知っている・知っていると答えた人は、20.1%。ウェルビーイング経営を詳しく知っている・知っていると答えた人は、16.3%。
健康経営・ウェルビーイング経営双方、知らない人が約8割という結果となった。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの経験
認知率は、健康経営の経験があると答えた人は、21.4%。ウェルビーイング経営を経験があると答えた人は、8.6%。
健康経営が、ウェルビーイング経営に比べ約2.6倍経験率が高い結果となった。
しかしながら、双方ともに、経験がない・わからないと答える人が大半を占める結果となった。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの施策への評価
健康経営・ウェルビーイング経営の施策の例を列挙し、それぞれ施策への評価を調査。
健康経営の具体的施策に対する支持率17.5%。一方、ウェルビーイングの具体的施策に対する支持率 83%であった。
具体的な施策に関しては、ウェルビーイング経営の施策が、より従業員支持される傾向が見てとれる。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの評価
最後に、健康経営・ウェルビーイング経営、それぞれの評価を調査。
健康経営を支持する人13% ウェルビーイング経営の支持率39.6% わからない47.4%であった
健康経営よりもウェルビーイング経営を支持する声が約3倍大きかった。一方、わからないと回答した人が約半数を占める結果となった。仮説としては、健康経営・ウェルビーイング経営、とそれぞれ、その言葉だけ提示された時には、まだそれぞれの理解が浸透しておらず、その定義・その裏側にある取り組みがまだ想像できず、わからないと回答してしてしまう可能性が考えられる。
また、健康経営・ウェルビーイング経営、双方の支持者に対して、その支持理由を調査。その代表的な例は・・・
健康経営を支持する理由としては、「健康は大事だから」「強制した方がいい」などの声が多く見られた。一方、ウェルビーイング経営を支持する理由としては、「心の健康も重要」「個人の自由」「強制はよくない」などの声が多く見られた。
■「健康経営」「ウェルビーイング経営」、それぞれの考え方への評価
さらに、健康経営の「画一的な健康のあり方で管理する考え方」、ウェルビーイング経営の「それぞれの個別の健康のあり方に寄り添う考え方」、それぞれのマネジメントの考え方を提示し、その評価を調査。
健康経営の考え方を支持すると回答した人が6.6% ウェルビーイング経営の考え方を支持すると回答した人が80.8% わからないがと回答した人12.7%であった。
結果としては、従業員からは、従業員個別の健康のあり方に寄り添うウェルビーイング経営の考え方への評価が、大差をつけて支持が集まった。
また、年代別に、健康経営・ウェルビーイング経営、それぞれの考え方への評価を見てみる。
年代別に時に見た際に、割合として、年代が高くなるほどウェルビーイング経営の考え方を求める傾向が強くなり、若い世代特に20代が健康経営の考え方を支持する割合が高い結果となった。
仮説としては、年齢を重ねるごとに、健康に対してより自分ごと化し、自身の健康に対する真剣度が上がり、所属する組織でも、画一的な健康の基準で管理する健康経営よりも、各個人の健康のあり方に寄り添うウェルビーイング経営への支持が高まる可能性がある。
■まとめ
本調査からは、健康経営もウェルビーイング経営、どちらもその内容の認知は、依然として発展途上にある。また、双方とも施行されている組織は、少数派になると考えられる。
調査全体を通じて、健康経営よりも、ウェルビーイング経営が、その内容・施策・考え方いずれも、従業員からの支持される結果となった。その理由としては、時代の変化とともに、画一的な健康のあり方で管理するよりも、従業員個別の健康のあり方に寄り添い、身体と心の健康両面を対象とする「ウェルビーイング」が、求心力を増していると考えられる。
そして、調査では、健康のあり方は人それぞれだと思うかについて、調査したところ92.6%が、そう思うと回答した。
PROJECT 「遠方見聞録」運営会社
社名:ZIHEN 株式会社
所在地:〒105-0001東京都港区虎ノ門1−10−5 KDX虎ノ門一丁目ビル11F
URL:https://zihen.co.jp/
MAIL: pr@zihen.co.jp
社名:株式会社 越境
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(2023/11/27 14:30)
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