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麻布台に「SDGs×起業体験 ポップアップストア」が誕生!

株式会社 C’est du nanan
~ 東京都教育委員会主催の社会的起業体験プログラムで共創 ~

 株式会社C’est du Nanan(東京都港区、以下「ナナン東京」)と麻布台商店街イベント事務局は、東京都教育委員会が主催する社会的起業体験プログラムに参加した高校生起業団体「古米teens」に協力し、2024年の新たな取り組みとなるコラボ企画第一弾「SDGs×起業体験 ポップアップストア 」を1月28日から2月3日まで開催いたします。 (住所 : 〒106-0041東京都港区麻布台1-10-6営業時間:1月28日~2月3日に限り無休、11時~19時)



【 背景 】
ナナン東京は、東京都港区麻布台1丁目にある完全グルテンフリーのお菓子&スペシャルティコーヒーのお店です。
地域との繋がりを大切にし、未来へ向けた活動として、麻布台の商店街、町会・自治会と協働でこれまで様々な企画を実施してきました。

2024年の企画第一弾としてこの度、東京都教育委員会が主催する社会的起業体験プログラムに参加した高校生たちで形成された「古米teens」の活動に共感し、次世代を応援する想いで、企画・製造・販売の起業体験ができる場として「SDGs×起業体験 ポップアップストア」を提供致しました。
まずは1月28日から2月3日の期間限定で開始いたします。

ポップアップストアの企画・運営は麻布台商店街イベント事務局と連携し、近隣の企業や店舗とも協働しながら、子供たちが「自ら社会課題の解決を考え、地域の商店と協働で実際に企画、開発、商品化まで一連の流れを体験することで、これからの時代に必要となる力を、地域一体で育む場」として地域発のSDGsにつながる商品が生まれるプロジェクトとして、今後定期的に設置・提供していく予定です。

【 1月28日から2月3日の期間限定で販売する商品 】
・古米teensスノーボール


・古米teensスコーン (プレーン、チョコチップ)


【「SDGs×起業体験 ポップアップストア」共同企画・運営紹介】
▪️ ナナン東京について
東京都港区麻布台1-10-6
C’EST DU NANAN TOKYO(ナナン東京)
“東京タワーと麻布台ヒルズの間にひっそり佇んでいます。
店内のお菓子は全てグルテンフリー。
お店の2階ではスペシャルティコーヒーをオーダー焙煎しています。”
https://www.c-nanan.com/


▪️ 麻布台商店街について
東京都 港区 麻布台1丁目に誕生した新しい商店街。
麻布台の「町会・自治会長」たちと「企業・店舗の経営者」たちが繋がり、伝統と革新が織りなす次世代へ紡ぐ魅力ある街づくりを目的に設立されました。
https://azabudai.tokyo/


【高校生世代チャレンジプログラムについて】
当プログラムは東京都教育委員会及び東京スポーツ文化館主催の社会的起業体験プログラムです。
以下がテーマです。
「SDGsのコンセプトに沿って2030年にむけて、未来を担う高校生世代が「いま」互いを認め合い、未来につなげるために、ベストを尽くしてできることは何か、何をすべきなのかを考えてイベントなどを企画し、活動計画や資金計画を作成し、自ら実施し体験していただきます。」
https://esdcenter.jp/study/highschoolgen-challangeprogram2023/

【 古米teensについて 】
(以下、古米teensの保科りさ子 さんからのご投稿です)
高校生6人グループ“古米teens”は、東京都主催の「高校生世代チャレンジプログラム」にて結成されたグループです。このプログラムの趣旨は、社会課題解決の一端を担うような事業を4か月間で成立させるというものです。

 10月末に始まった当プログラムに参加した高校生のうち、6名の「日本の不景気」に問題意識を持った高校生が集まり、古米teensは結成されました。私たち高校生は、日本の将来を心配する意見が大多数であることが当たり前な社会に生まれました。日本はもうダメだ。と自分の祖国を決めつけたくない、自分達高校生にも何かできることはないのだろうか。私たちはそんな思いを抱えていました。

 一見不景気と古米は無関係のようですが、私たち高校生はこの二つが深く関係していると捉えています。というのも、日本の不景気の原因を探るうちに “スタグフレーション”という根本的な問題があることを知りました。また、スタグフレーションの要素である物価上昇は供給不足が原因であることがわかり、供給不足を緩和させる第一歩を踏み出せば、日本の景気回復に微力ながら協力できるのではないか。と考えたからです。

 このような話し合いを経た後、日本で供給が不足しているものを調べると、ロシア・ウクライナ戦争により供給量が急減している小麦粉が出てきました。小麦粉に代わる代表的な食物といえば「米」だという話になり、米粉について調べていました。すると、米には米の問題があるということが分かったのです。それは日本人の深刻な米離れにより、毎年大量のお米が余ってしまっているという問題です。これを知った私たちは、小麦粉の代替品を普通の米ではなく、余ってしまって古くなった古米にしようと思い至ったのです。そのため、今回使用する古米は、私たち高校生が古米の余っている農家の方を探し、ご提供いただいたものです。

 また、株式会社C’est du Nananは古米teensの理念や高校生の活動に対し深い理解を示して下さいました。そして、高校生のサポートをするのみでなく、当企画を麻布台商店街の街おこしにも繋げてくださいました。それに際し、麻布台商店街にある料理機材会社の株式会社FMIもサポートをしてくださることになりました。高校生はFMIのキッチンを使用させて頂き、農家の方からご提供いただいた古米を使用して、整った衛生環境下にて協力してくださるシェフと試作や製造を行っております。
私たち古米teensは、そんな社会への思いを込めて、古米を使用したスノーボールとスコーンを製造販売することに致しました。販売したお菓子の利益は能登半島地震により被害を受けた米農家の方々に寄付する予定にしています。たった一口で笑顔になれる、そんな幸せをご提供します。
高校生一同お待ちしておりますので、ぜひお越しください。
保科りさ子 (古米teens)


【高校生たちのひとりひとりの思い 】
 私はこの活動に取り組むまで古米の存在を知りませんでした。しかし、この活動に協力してくださった方々のお話を聞き、お米にたくさんの可能性を感じるようになりました。例えば、お餅がチーズのように伸びたり、柔らかくなったり、釘を打ったりできるほど硬くなる特性を活かして、お米がビニール袋やカラトリー、その他多くの身近なものに変身できることを知りました。そこで、今回はその可能性の一つである「古米を米粉に」してお菓子を製造することに至りました。販売まで苦難に直面することが多々ありましたが、それを乗り越え、一生懸命試行錯誤して作り上げた商品を皆様にお届けします。古米の存在を知っていただき、お米の大切さについて改めて考える機会になっていただけたら嬉しい限りです。
K.T

 お米派?パン派?という話題は、みなさん一度くらいはしたことがあるのではないでしょうか。私は熱烈なお米ファンですが、確かに味のバリエーションも豊富で、組み合わせもしやすいパンが人気なのにも頷けます。ですが、今まで日本の食文化として守られてきたお米が、この先その形を失くしてしまうのは、お米推しとしては耐えられません。私たちの活動は、お米消費のほんの一部です。それでも、この活動が、みなさんが買い物でお米が売られているのを見たときや、グルテンフリーのお菓子が売られているのを見たときに、少しでも「お米、食べてみようかな」と思っていただけるきっかけになることを願っています。
H.H

 私はお米が日本人にとって欠かせない存在だと考えています。また、私はこの活動を通じてお米に様々な可能性があると知りました。しかし、食生活が多様化して「米離れ」が続き、お米が余っている現状を知り、米産業を活性化する方法はないかと考えました。そこで、私たちは特に商品価値が新米と比べ低い「古米」の活用法を考え、米粉に変えてお菓子販売をすることにしました。そのため、皆様に私たちのお菓子を届けてお米に少しでも興味を持って頂けたら幸いです。今後も、日本で良質なお米の生産と消費が続くことを期待したいです。
K.Y

 日本人にとってお米は特別な物。米農家さんや、その農業を日本人として絶えさせたくない。私はこの活動を行うに当たり、そのような思いをもって高校生の仲間たちと何度も話し合いを重ねてきました。私たちのお菓子を食べて下さった方に少しでもお米の美味しさを届けることができましたら幸いです。
M.T

 日本には小麦アレルギーの人が多くいます。その一方で多くの食品が小麦から作られており、アレルギーを持つ方はそれらを食べることができません。そこで私たちは、今注目されているグルテンフリーに焦点を当て、日本の食文化を支えてきたお米でお菓子を作り、販売することにしました。お米は私たちの日常に必要な存在ではないでしょうか。お米は栄養価も豊富な上、独自の香りがあります。当たり前だからこそ普段は感じることのできないお米のおいしさ、大切さを、私たちのお菓子を通して感じていただければ嬉しいです。
A.U
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