医療・医薬・福祉

日韓バイオベンチャーエコシステムラウンドテーブルを開催 日韓の先端バイオ分野での協力、さらなる加速へ

アイパークインスティチュート株式会社 

アイパークインスティチュート株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:藤本利夫、以下「アイパークインスティチュート」)は、5月10日に、韓国の行政機関である中小ベンチャー企業部(本部:世宗特別自治市)よりオ・ヨンジュ長官を迎え、日本製薬工業協会、製薬企業、および韓国のバイオベンチャーらとともに、湘南ヘルスイノベーションパーク(以下「湘南アイパーク」)にてラウンドテーブルを開催しました。



【ラウンドテーブル参加者】
<日本>
日本製薬工業協会 会長 上野 裕明 氏
日本製薬工業協会 理事長 木下 賢志 氏
武田薬品工業株式会社 R&Dジャパンリージョンヘッド 梶井 靖 氏
アステラス製薬株式会社 創薬アクセレレーター長 Executive Vice President 増永 太郎 氏
第一三共株式会社 執行役員 研究開発本部・研究統括部・研究イノベーション企画部・部長 阿部 有生 氏
第一三共株式会社 研究開発本部・研究統括部・研究イノベーション企画部・オープンイノベーショングループ・グループ長 加藤 幹雄 氏
田辺三菱製薬株式会社 オンコロジー・イムノロジーユニット長 戸塚 隆一 氏
大塚製薬株式会社 サイエンティフィックパートナリング プリンシパル 長野 圭介 氏
アイパークインスティチュート株式会社 代表取締役社長 藤本 利夫
アイパークインスティチュート株式会社 パブリックアフェアーズ ヘッド 渡辺 敬介

<韓国>
中小ベンチャー企業部 長官 オ・ヨンジュ 氏
中小ベンチャー企業部 室長 イム・ジョンウク 氏
忠清北道 副知事 キム・ミョンギュ 氏
中小ベンチャー企業部 局長 キム・ホンジュ 氏
Ingenium Therapeutics Senior Vice President キム・サンヨン 氏
YOUTH BIO GLOBAL CEO ユ・ソンホ 氏
CUePEAK BIO CEO ファン・ジュンソン 氏
YiPSCELL CEO ジュ・ジヒョン 氏
iPS Bio CEO ソン・ジファン 氏
CEFObio CEO パク・ヒョンスク 氏

今回のラウンドテーブルは、日本の製薬企業と韓国のバイオベンチャーが先端バイオ分野での協業を通じて、アジアを代表するバイオエコシステムを日韓で醸成していくための具体的な課題について議論をする場となりました。

中小ベンチャー企業部のオ・ヨンジュ長官は、今回のラウンドテーブルを終えて次のように述べています。
「韓日バイオ分野での連携を通じて、技術力を備えている韓国の先端バイオ企業がより自由な環境で研究し、グローバル市場に挑戦できる機会を得ることにより、人類の生命と安全に貢献するでしょう。また、今回の協力が韓日関係の改善とともに、他の分野での経済協力の活性化につながる起爆剤になることを期待しています。」 

今回のラウンドテーブルに参加した韓国のバイオベンチャーで、世界で初めて誘導万能幹細胞を利用した軟骨治療剤の開発に成功したYiPSCELLのジュ・ジヒョン代表も、バイオスタートアップ中心のエコシステムが豊富な韓国とグローバルビッグファーマ中心の創薬エコシステムを備えた日本の提携に大きな期待を寄せました。

日本の製薬企業からは、武田薬品工業株式会社R&Dジャパンリージョンヘッドの梶井靖氏が次のように述べています。
「重点疾患領域にて革新的な医薬品の創出に取り組むタケダでは、グローバル体制で自社研究を進めるとともに、積極的なオープンイノベーションによって最先端のシーズや技術を探索しています。近年バイオの領域において成長が目覚ましい韓国のベンチャー企業と日本の製薬企業との連携が、革新的な医療の発展につながることを祈っています。」

また、今回のラウンドテーブルの進行役をつとめた、アイパークインスティチュート 代表取締役社長 藤本利夫も次のように述べています。
「今回のラウンドテーブルでは、日本における韓国バイオベンチャーの可能性や日本の製薬企業の創薬力について、日韓双方で確認する場となりました。アイパークインスティチュートとしても、ライフサイエンス分野での日韓連携を強化しアジアから世界へイノベーションをプロデュースする場を構築していきたいと考えています。」

アイパークインスティチュートと中小ベンチャー企業部の連携について
中小ベンチャー企業部とアイパークインスティチュートは昨年11月9日に日韓の先端バイオ分野の成長促進を目的とした業務協約を締結しています(*)。また、韓国の先端再生バイオグローバル革新特区に指定された忠清北道より、選抜された韓国バイオベンチャー10社が湘南アイパークに入居することが決まっています。
(*)【Press Release】アイパークインスティチュート 韓国「中小ベンチャー企業部」と先端バイオベンチャー・スタートアップ革新のための業務協約を締結( https://www.shonan-ipark.com/news/1337/

韓国 中小ベンチャー企業部について
中小ベンチャー企業部は、中小企業とベンチャー企業の競争力を強化し、革新を支援することを目指す韓国の中央政府機関です。中小企業政策の遂行のため、1996年に中小企業庁として発足し、2017年に中小ベンチャー企業部に昇格しました。
中小ベンチャー企業部は、スタートアップ育成政策、企業成長のための政策、小企業の競争力強化のための政策を重点的に推進しています。
詳細な説明はこちら여기에서( https://mss.go.kr/site/eng/main.do )をご覧ください。

アイパークインスティチュート株式会社について
アイパークインスティチュート株式会社は、産業ファンド投資法人、武田薬品工業株式会社、三菱商事株式会社を主要株主として、2023年4月に事業を開始しました。2018年より武田薬品が担っていた湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川県藤沢市、略称:湘南アイパーク)の運営事業を2023年に承継し、施設の運営・管理のほか、イノベーション創出促進、技術交流・研究連携促進など、ライフサイエンスエコシステムの構築・活性化のための事業を行っています。当社に関する詳しい説明はこちら( https://www.shonan-ipark.com/company/?utm_source=pressrelease&utm_medium=click&utm_campaign=ec_from_pressrelease-click )をご覧ください。

湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)について
湘南アイパークは、2018年4月に武田薬品工業株式会社が自社研究所を外部に開放して誕生した、日本初の製薬企業発サイエンスパークです。現在は武田薬品工業株式会社から独立したアイパークインスティチュート株式会社が運営を行っており、幅広い業種や規模の産官学が結集してヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しています。現在、製薬企業のみならず、次世代医療、細胞農業、AI、行政などの企業・団体が集積し、約180社、2500人以上(2024年5月現在)のエコシステムを形成しています。
公式HP: https://www.shonan-ipark.com/
湘南アイパーク最新の入居/メンバー企業・団体はこちら( https://www.shonan-ipark.com/membership/list/?utm_source=pressrelease&utm_medium=click&utm_campaign=ec_from_pressrelease-click
公式SNS:
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCeJgWczMHXzRxISvHzSOTOQ/
Facebook: https://www.facebook.com/Shonan.iPark/
X(旧Twitter): https://twitter.com/Shonan_iPark/
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/shonan-health-innovation-park/

【プレスリリースはこちらのPDF版でもご覧になれます。】
https://prtimes.jp/a/?f=d118829-24-8bb163a55a1ac72bf1cc2464c7d7d67f.pdf
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