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「1本満足バー フルーツ100」10月7日発売 おいしく手軽に栄養補給ができるフルーツ100%使用(生換算)のチョコレートバー

アサヒグループ食品株式会社
フルーツ専門家 中野瑞樹氏「1本満足バー フルーツ100」イチ推しのワケ

 アサヒグループ食品株式会社(本社 東京、社長 川原浩)は、「1本満足バー」ブランドから新シリーズ『1本満足バー フルーツ100 赤の満足果実』、『1本満足バー フルーツ100 黄の満足果実』を10月7日から発売します。





■商品特長
・おいしく手軽に栄養補給ができる、フルーツ100%使用(生換算)※1のチョコレートバーです。フルーツとチョコの甘酸っぱさと鮮やかな色合い、グラノーラのザクっとした食感が楽しめます
・「赤の満足果実」はクランベリー、ストロベリー、ブルーベリーをベリー風味のホワイトチョコに混ぜ合わせています。「黄の満足果実」はマンゴー、パイナップル、パパイヤをマンゴーの風味が香るホワイトチョコに混ぜ合わせています
・1本に1食分のビタミンC※2・4種※3のビタミンB群※2・鉄※2と、食物繊維を配合しています
・一口サイズに割りやすいスリット入りです
※1 生換算にして1製品あたりの重量の100%以上になるフルーツ量を配合していること
※2 栄養素等表示基準値(18歳以上、基準熱量2,200kcal)に占める割合(1本当たり)
※3 V.B1、V.B2、V.B6、V.B12

■開発背景
 果物の消費に関する調査※4によると、約半数の人は週1日以上果物を摂取しており、果物を食べる理由としては、おいしさや健康に良いこと、旬や味覚を楽しめることをあげる方が多いことがわかりました。
 一方、厚生労働省が推奨する果物の摂取量※5は1日200gとされていますが、価格面や保存性、皮むきなど食べるまでの手間がかかることなどから、8割以上の人が目標摂取量を下回っています※4。例えば30代、40代の女性では、1日平均200g以上食べている人は、1割もありません。特に40代女性では1日100gも食べていない人が7割強と、他の世代に比べても高くなっています※4。



 そこで、おいしさや健康的なイメージで食べられている果物を、より手軽にいつでもおいしくお楽しみいただくため、バータイプの「1本満足バー」の新シリーズとして、「1本満足バー フルーツ100」を開発しました。フルーツの配合量にこだわり、「赤の満足果実」、「黄の満足果実」ともに製品重量35gに対して、生換算でフルーツを35g以上配合しています。
 果物の消費に関する調査※4によると、4割以上の女性の方が今後果物の摂取量を増やしたいと答えており、「1本満足バー」ユーザー層のさらなる拡大を狙います。
※4 出典:公益財団法人中央果実協会 令和6年2月「令和五年度 果物の消費に関するアンケート調査報告書」
※5 出典:厚生労働省 健康日本21(第三次)

■「1本満足バー」について
 “おいしさ”と“食べ応え”の2つの満足が得られることから好評をいただいている「1本満足バー」は、2006年に誕生し、ザクザクした食感が特長の「シリアル」シリーズやプロテインを美味しく補給する「プロテイン」シリーズなど多彩なフレーバーを展開しています。
キーメッセージは「Positive Eating.」で、「元気・満足・前向き・遊び心」のあるブランドとして好評いただいています。

【商品概要】




~ Special Interview ~
15年間フルーツ食実験を続けるフルーツの専門家
中野瑞樹さんイチ推し!「1本満足バー フルーツ100」 

 2009年9月から15年以上、実験的に水もお茶も摂らない「フルーツ中心にほぼ果実だけの食生活」を続けている、一般社団法人 毎日フルーツ200g推進協会 代表 中野瑞樹さんに、世界的に注目度が上がってきているというフルーツのお話や、「フルーツ食べ過ぎ注意?の真相」、「1本満足バー フルーツ100イチオシのワケ」などを伺いました。

【プロフィール】
中野 瑞樹(なかの みずき)Mizuki Nakano
体を張るフルーツ研究家、一般社団法人 毎日フルーツ200g推進協会 代表 
1976年和歌山県生まれ。京都大学卒(農学修士)
元アメリカ国立海洋大気局 客員研究員、元東京大学 教員 (工学部)
学生時代は沙漠緑化の研究に従事。
2003年にフルーツのもつ魅力に目覚め、消費啓発活動を始める。
『マツコの知らない世界』(TBS系列)など、テレビ出演多数
著書に『中野瑞樹のフルーツおいしい手帳』





「フルーツは甘いから食べ過ぎに注意?」の真相
食べ過ぎどころか、足りていない日本人のフルーツ摂取量

 皆さんは最近フルーツを食べましたか?何を、どのくらい食べましたか? 2023年5月、「厚生労働省 健康日本21(第三次)」において、「個人の行動と健康状態の改善に関する目標」の一つとして、「果物摂取量の改善」が記され、果物の1日の推奨摂取量が200gと明記されました。これは言い換えれば、健康な生活を送るためにはフルーツを1日200gは食べた方がいいですよ、ということです。フルーツ200gの目安は、普通サイズのリンゴなら半分強、Mサイズの温州ミカンなら3個程度です。厚生労働省の国民健康・栄養報告 2019によれば、果汁やジャムなどの加工品を含めても、日本人の1日のフルーツ摂取量は96gしかありません。そう、平均的な日本人では、フルーツを食べる量が全然足りていないのが実情です。「フルーツは甘いから食べ過ぎてはいけない」などとよく言われますが、実態とは大きくかけ離れています。大多数の日本人にとっては「食べ過ぎ注意」ではなく、まったく足りていないのだから、むしろ意識して積極的に食べるべきなのです。
 私は水もお茶も全く飲まないので、喉をうるおすためにも、フルーツだけで毎日2kgくらいは食べています。東京大学教員時代、健康のための毎日の必須食品として、フルーツがもっと消費されれば、果樹農家さんを介して、荒地が果樹園に変わり、樹木が増えることで、地球温暖化対策になるのではと考え、独学でフルーツ健康学を学びました。しかしフルーツの食べ過ぎについてヒトを対象とした実験がなかったので、フルーツの人体への影響を調べようと始めたのが、フルーツを主食にした食実験です。2009年9月から、かれこれ15年になります。血液検査や健康診断でも、今のところは特段悪いところはありません。個人的には、お通じがよくなったり、お肌の調子が整ったりなどの実感もあります。とはいえ、とても危険なので、皆さんは決してマネはしないでくださいね。まずは国が推奨するように、毎日200gくらいはフルーツを食べてください!(笑)






世界のトレンドは毎日しっかりフルーツ摂取
国も推奨するフルーツ1日200gのワケ

 各国の国民向けの食事ガイドを見てみると、「健康のために毎日もしくは毎食、野菜と共にしっかりフルーツを食べましょう」というのが世界的なトレンドです。フルーツの摂取量と予防に関する大規模な疫学研究に加え、ポリフェノールやカロテノイドなど、フルーツに含まれる栄養成分の機能性(抗酸化作用や抗炎症作用など)ついての臨床研究結果が次々と発表され、フルーツの健康効果が科学的に明らかになってきたためです。フルーツは赤、黄、緑、紫と色鮮やかなものが多いですが、この色素にこそ、ポリフェノールやカロテノイドなどの、健康増進が期待されている機能性成分が多く含まれます。そこで、イギリスやシンガポールなどの健康先進国では、摂取量はもちろん、さまざまな種類、またはさまざまな色のフルーツや野菜を摂ることを強く勧めています(*1)。
 日本においても、2023年に発表された「厚生労働省 健康日本 21(第三次)推進のための説明資料」に、「冠動脈疾患、脳卒中及び全死亡のリスクと果物摂取量を検討したメタアナリシス(複数の類似研究の統合分析)では、200g/日程度で相対リスクが低くなることが報告されている。」「果物の摂取は、高血圧、肥満、2型糖尿病などの生活習慣病(NCDs)の発症リスク低下との関連が報告されているが、日本人の平均摂取量は増加していない。さらに、日本人の全死亡に寄与する食事要因として、食塩の過剰摂取、全粒穀類の摂取量の少なさに次いで、果物摂取量の少なさが報告されており、日本人における果物摂取量の増加は、食生活改善の重要な課題の1つである。」と記されています。これらは、フルーツ摂取による様々な疾病発症リスク低下を、国も認めた結果であるとは言え、近年の研究傾向を見ても、今後、一層フルーツに注目が集まることは間違いありません。
(*1)Eatwell Guide 2016/Public Health England、My Healthy Plate/Health Hub

フルーツは甘いから糖尿病になりやすいは誤り

 2013年に発表された、フィンランドの健康な成人女性を対象に行われた食後血糖値実験では、糖質が加算されるはずなのに、精白パンであれ全粒粉パンであれ、ベリー類と一緒に食した方が、食後の血糖値上昇がなだらかになることが分かりました(*1)。また2021年に発表された、中国の健康な若い女性を対象に行われた食後血糖値実験では、白米だけを食べるより、白米を食べる前にフルーツ(実験では、リンゴ、日本ナシ、オレンジ)を食べた方が、食後の血糖値上昇が大きく抑制されました(*2)。
 温州ミカンのオレンジ色の色素の主成分は、カロテノイドの一つのβ-クリプトキサンチンです。血中のβ-クリプトキサンチン濃度は、冬場に温州ミカンをたくさん食べる人の方が高いことが分かっています(*3)。2015年に発表された、浜松市の住民を10年以上、追跡調査した研究では、血中のβ-クリプトキサンチン濃度が高い人、つまり、温州ミカンを多く食べる人は、2型糖尿病の発症リスクが57%も低いことが分かりました(*4)。
 「厚生労働省 健康日本 21(第三次)」でもフルーツの2型糖尿病予防について述べられているように、フルーツは甘いから血糖コントロールを悪化させ、糖尿病を誘発するといった単純なものではないということです。むしろ、フルーツを上手に摂ることで、パンやご飯など糖質を多く含む食品の、急激な血糖値上昇を抑えることができます。
(*1)The Journal of Nutrition Vol.143(4)430-436,2013
(*2)Nutrients. 2021 Jul; 13(7): 2470
(*3)Journal of Health Science vol.48 (4) p350-353(2002)
(*4) BMJ Open Diabetes Research & Care2015; 3:e000147.

EGO+フルーツ=ECO 
フルーツは嗜好品だから食べなくてもよいという固定観念を壊したい

 フルーツは、食物繊維、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、カロテノイドなど、現代日本人が不足する栄養素を多く含む総合栄養食品です(*1)。そのため国が勧めるように、フルーツを“毎日の必須食品”として浸透させ、「フルーツは嗜好品だから、別に食べなくてもよい」という日本人の固定観念を壊したいと考えています。
 海外のマルシェに行くと、かごや棚にフルーツがどっさり積まれていて、さっと買ってパクっと食べる、そんな光景をよく目にします。日本のフルーツほど整った美しさはないけれど、そのカジュアルで手軽なフルーツライフは、摂取量にも影響しているように思います。日本には、フルーツの贈答文化があり、味と見栄えの両方を追い求めるため、手間とコストをかけて、フルーツの価値を高める努力を続けてきました。それは素晴らしいことだけど、もう少しカジュアルに楽しめる空気がでてくると、毎日フルーツ200gへのハードルがもっと下がるだろうと考えています。なにより、健康のために、国が推奨する摂取量を下回っている人が圧倒的に多く、4割近い人がフルーツを食べる習慣自体がありません(*2)。だからこそ、フルーツを今よりも手に取りやすい環境を整えることが重要です。フルーツの購買量が増えれば、それが生産者の方に還元されます。結果、草地や荒れ地の果樹園化が進み、樹木が増えて地球温暖化対策にもなります。健康でいたい、若く美しくいたいというのは、誰にでもある個人的な欲求(EGO)です。そこに、フルーツが加わることで、果樹農家さんを介して、Gの角が取れてECOになります。
(*1) 日本食品標準成分表2020/文部科学省、日本人の食事摂取基準2020年版/第一出版
(*2) 令和元年国民健康・栄養調査/厚生労働省
「1本満足バー フルーツ100」は“くだもの習慣”の切り札
この香り、この手軽さ、私のイチ推しです!
 私が「1本満足バー フルーツ100」を推す理由、それは、普段フルーツをあまり食べない人が、フルーツを生活に取り入れる、“くだもの習慣”のきっかけになると感じたからです。「国が推奨するように、みなさんの健康のためにフルーツを毎日200gは食べましょう。」そう発信する一方で、定着へのハードルの高さも痛感しています。フルーツを食べる習慣のない人は、残念ながらフルーツ売り場を気に留めることもなく、素通りされます。だからこそ、違う形でフルーツとの接点を作ることで、フルーツの魅力を再認識してもらいたいと思っています。その意味で、「1本満足バー フルーツ100」には、生のフルーツにはない、持ち運びやすさや保存性、食べやすさ、手軽さといった特長があります。“くだもの習慣”の入り口を作る先駆的食品として、大きな期待を寄せています。







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