特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
秋田県の「企業等手話学習補助事業」を活用し、外部講師を招いて手話講座を開催しました。
SOCIALSQUARE 秋田山王では、外部講師を招いて手話講座を開催し、利用者の方々が全3回の講座を修了しました。この講座では「自己紹介」「挨拶」「誕生日」など、日常生活で活用できる手話表現を学び、延べ20名以上の利用者が参加する大人気カリキュラムとなりました。
参加者からは、「楽しかった」「これまで動画を見ながら学習してきたが、リアルで学ぶと理解度が違う」といった感想が寄せられ、対面での学習の価値が再確認される場となりました。
SOCIALSQUARE 秋田山王には、手話を使用できる支援員が在籍しており、利用者や地域の皆さまが気軽に手話に親しめる環境を整えています。今回の講座をきっかけに、手話を通じた交流の輪がさらに広がっていくことを期待しています。
【講師】
加藤 薫
1954年(昭和29年)、秋田県由利本荘市生まれ。1965年(昭和40年)に病気で聴力を失い、秋田県立聾学校を卒業後、地元の印刷所で勤務。その後秋田市へ移住。
1981年(昭和56年)から秋田県聴力障害者協会理事や(財)全日本ろうあ連盟評議員などを歴任。1985年(昭和60年)から4期12年間、全日本ろうあ連盟議長団を務める。
2016年(平成28年)から秋田県聴覚障害者支援センター所長を務め、現在は秋田県聴力障害者協会理事(事務局長)、秋田市ろうあ協会副会長、手話普及活動や福祉推進に携わるほか、非常勤講師として手話教育にも貢献している。
小林 日笑美(手話通訳士・社会福祉士)
平成14年に仙北地域振興局福祉環境部に手話通訳員として採用され、主な担当は県事業の講演会や会議、広報番組や知事定例会見などの手話通訳。その他、学校や企業での手話講座企画など担当。
秋田県 企業等手話学習補助事業
手話の学習会を実施する県内の企業や団体等に、無料でろう者や手話通訳者を講師として派遣し、手話の学習を支援する事業。手話を用いた簡単な挨拶や自己紹介程度の習得を目指す、初心者向けの内容となっている。
■SOCIALSQUARE 秋田山王
秋田山王店はSOCIALSQUAREの7拠点目、北東北初出店の2023年4月にオープン。自立訓練と就労移行支援の多機能型事業所として、「夢や目標を見つけたい」「働きたい」という思いに寄り添いご利用される方々の、のばしたいことや好きなことに取り組める「セレクトワーク」の時間を中心に、それぞれのニーズに合わせた支援をご提供いたします。また実習やボランティア活動など就職に近い環境で実践しながら、就職を目指していくことができます。定期的な面談を通してお一人おひとりの目標に沿ったプランを提案していきます。
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■NPO法人ソーシャルデザインワークス
NPO法人ソーシャルデザインワークスは、仲間同士が感謝しあい、お互いの幸せを追い求め、協力しあう風土と、多様な考え、様々な生き方や働き方を尊重しあい、応援しあう文化を醸成していくチームであり続けます。その中で、20年後の未来・社会に向けて、人・街・文化に対する様々な社会貢献活動をしていきます。
私たちが全国の拠点で諦めずに行動していくことが地域の人たちの勇気となり、それが多くの人たちの人生の豊かさに繋がるような諦めない一歩を踏み出せる社会を創っていきます。
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(2024/12/20 10:30)
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