2019/03/29 11:30
子宮頸がんワクチンは危険なのでしょうか
12月1日は世界エイズデーだ。エイズまん延の防止やエイズ患者およびHIV感染者への差別・偏見の解消を目的として定められており、世界中でさまざまな活動が行われる。私も去年一昨年と、コンドーム会社の方々の協力で、エイズ対策としての必要性を訴えながら、コンドームを配る学生ボランティアを行った。
モラルを高めてお互いを守ろう
エイズは生死に関わる病気だ。原因ウイルスであるHIVは、性行為や医療者の針刺し事故、そして頻度はとても少ないが輸血によっても感染する。10年程度の潜伏期の後、免疫が大幅に低下し、健康であればかからないような病気にもなるため、健康な生活を送るのが難しくなってしまう。そんな恐ろしい病気ではあるが、現在は医学の発展によって感染しても発症を抑えることができるようになってきた。早期発見をすれば健康悪化を最小限に抑えることが可能だ。
そのため、検査がとても重要になってくる。私も献血をしている者として、自分のHIV陰性を証明しておきたく、即日検査へ行ったことがある。予約していた時間に保健所で採血をし、1時間ほど待つだけでスクリーニング検査の結果が分かる、とても便利な検査だ。結果も個室で伝えられるので、プライバシー保護にも十分な配慮がされていると感じた。
このようにエイズに対する検査体制は確立されているが、日本の検診数は伸び悩んでいる。その結果、早期発見が遅れることもあって、先進国で唯一エイズ患者が減少傾向にない。もし避妊具を使わない性行為をしているなど心当たりのある人は、検査へ行き早期発見をしてもらいたい。
とはいえ、そもそもエイズにかからないことが最も大切である。大手コンドーム会社が行ったアンケートでは「コンドームを絶対につける」と回答した人はたったの36.7%。日本人の性モラルはまだまだ向上の余地がありそうだ。自分のため、そして愛するパートナーのためにも、コンドームをしっかりつけてほしい。
(2018/11/30 06:00)
2019/03/29 11:30
子宮頸がんワクチンは危険なのでしょうか
2019/01/25 06:05
「まあ、医師の国試くらい受かるでしょ」
と、簡単に考えていましたが…
2018/12/21 06:05
第16回 「どうやら民間療法にハマってしまって、亡くなったみたいよ」